仕事内容
夏休みの期間、新生児室での看護助手のバイトをしました。
主な仕事は新生児室の清掃、使用後の新生児の入っていた保育器の清掃、使用後の医療器具の洗浄と消毒、ミルクの作成などでした。
手が足りないときには泣いている新生児をだっこしたり、おむつをかえたりすることもありました。
その他、沐浴(お風呂)の手伝いをしたり、体重などの計測をしたり、新生児用のベッドを作成することもありました。
トータル的に新生児の看護の業務をお手伝いしていました。
応募のきっかけ
当時、看護師の専門学校に通っていました。
病院に附属したような形で運営していた看護学校であり、看護師が夏休みをとって人手が足りなくなる時期に学生バイトを募集します。
夏休みの期間だけできるということと、時給が比較的良く、実習で慣れている病院であったため、応募しました。
楽しかったこと
新生児は何をおいてもかわいい存在です。毎日、新しい赤ちゃんが誕生して、新しい赤ちゃんに出会えて、お世話のお手伝いができることは何をおいても楽しいことでした。
基本的に病院の中であっても、病気など苦しいことではなく、楽しいことが中心の新生児室ですから、その点もよかったです。
助産師さんが行う新生児のお世話についても、自分が将来子供を産んだときに役立つと思い、興味がありました。
時には助産師さんからお菓子をいただいたり、お裾分けしてもらったのも嬉しかったです。
思い出に残っていること
毎日毎日新生児室でバイトをしていると、助産師さんたちと仲良くなります。
技術的なことができるようになると、いわゆる掃除ばかりではなく、新生児のお世話も手伝わせていただけるようになります。
その中で一番楽しかったのは、沐浴という赤ちゃんをお風呂に入れることです。
最初は沐浴がおわった赤ちゃんを受け取り、体を拭いて、洋服を着せる、ということが主な仕事でした。
助産師さんが見守る中ではありましたが、慣れてきたころには赤ちゃんをお風呂に入れることができました。
責任もあり、少々緊張する場面ではありましたが、赤ちゃんが気持ちよさそうにお風呂に入り、大きなあくびをするのを見ると、とても嬉しい気持ちになりました。
今でも、沐浴をした時のことは思い出します。
バイトを体験して
今は少しずつ医療現場も厳しくなり、なかなか直接的に赤ちゃんを触らせてもらえるバイトは少なくなっているかもしれません。
お金がもらえるだけでなく、看護学生としての学習にも役立ちますし、責任感も生まれるので一石二鳥のバイトだと思います。
もし、看護学生の方でバイトをする機会があれば、ぜひ体験してみてください。
編集者のコメント:
病院に併設した看護学校で学んでいたとのことですが、バイト募集は一種の実務学習を兼ねていたのかもしれませんね。しかも、新生児室という新しい命が誕生する現場でのバイトです。医療の大切さや命の尊さを学べたのではないでしょうか。