ぼくのわたしのバイト体験談    
掲載日:

サンプリングバイトの体験談!マーケティングの勉強にもなった

125閲覧数
1評価数
サンプリングのバイトイメージ

仕事内容

サンプリングのアルバイトは、スーパーの中でサンプルを配布したり、新商品の試食販売をするお仕事でした。いずれも一日単位で終了するイベントでしたが、中には新商品発売プロモーション月間のお仕事に携わると、同じ商品を毎週違うスーパーでデモンストレーションを行うということもありました。

具体的な仕事内容としては、まず派遣会社で1時間ほどの事前レクチャーを受けます。若しくは資料を見て電話打ち合わせ。その商品が、どういったものであるかを学ぶためです。

スーパーに立つときは、アルバイトであろうがイベントスタッフであろうがお客さまからは分かりません。私は、新商品のことを理解しているメーカーの人間のようにならないといけないからです。

商品の特徴、ターゲット層、アピールポイントを学び、簡単な調理が必要な場合は手順を学びます。このあたりのサポートがきっちりしている派遣会社でしたので、困ることはありませんでした。

当日はスーパーへ直行です。今回の取り扱い商品の担当社員さんと簡単な打ち合わせをします。デモンストレーションの場所や、お会計レジへの誘導方法などです。

スーパーが開店してからは、笑顔で事前レクチャーのときに教わったセリフを使ってお客さまとコミュニケーションをとっていきます。ただし、大きな声を出せば良いというものでもありません。

「実は新商品なんです。ご試食されてみます?」と、少しくだけた感じで、まるでお友達に話しかけるようにすることで、手に取ってもらいやすくなります。「じゃあひとつ頂こうかしら」と言われれば、嬉しいですね。目の前でお勧めした商品が売れるわけですから。

勤務時間が終わると、デモンストレーション場の後片付けをします。そして、その日に使用したサンプル数量と、販売数量のカウントを行い、担当社員さんへ報告します。

スーパーを出てからは派遣会社へ電話連絡をします。トラブルはなかったか、残業はあったか、といった確認があり、仕事が終了になります。

応募したきっかけ

応募した理由は、室内でできる単発のアルバイトであるという条件面です。そしてもともと人見知りのない明るい性格だったので、誰かに何かを売るという仕事は向いているだろうなと思っていました。

今でもこういった単発イベントのアルバイトをとりまとめている派遣会社はたくさんありますが、私が登録していたところはサポートがしっかりしていたところでしたので、困ったことはありませんでした。

社員さんも優しい丁寧な方が多かったので今思うとありがたかったですね。私の紹介で、2、3人仲の良い友人も登録してお仕事していたぐらいでした。

楽しかったこと

新発売のポップコーンの試食販売を行ったときのことです。「日本初の電子レンジでチンするだけでポップコーンができあがる」といったお菓子です。これが雨でスーパーの客足が少なかったというのに、大盛況でした。

盛り上がった理由は2つあると思います。1つは“ポップコーンの香り”。想像してみてください。映画館に入ると、バターやキャラメルのとってもいい香りがしてくる様子を。ついつい買ってしまいませんか?

狭いスーパーの中で、同じ現象が起こったのです。雨で足場が悪く、多少不快な思いをしているお客さまの心とお腹を、ポップコーンの甘い香りが掴んだのです。

2つ目は口コミです。ある奥様が試食を召し上がり、大層気に入られました。商品は薄く、軽いものだったということもあり、「これおいしいわ!5、6個ちょうだい!」と大きな声で購入されたのです。

それを聞いていた周りの奥様方も「なんだろう?」と興味を持ってくれます。人が集まり出すと、あらためて試食された奥様も一緒にアピールしてくださったのです。「ほんとに美味しいわ。簡単だし。ほら、これ1個でも2個でも食べてみて!」と一緒に勧めてくださったのです。

私がデモンストレーションをしていたポップコーンの売り場はとても賑わい、まるでお客さまとポップコーンパーティでもしているような楽しさでした。

思い出に残っていること

こちらも2つあります。1つはマーケティングの基礎を学ぶことができたということです。商品に対して、何がウリで、どういった価格帯で、誰をターゲットに作られたのか。そして、それをどういった方法で売っていくのか。メーカーの企画担当者の考え方を知ることができて、ものづくりに対する考え方が変わりました。

2つ目は、店舗でのお客さまの導線を学ぶことができたということです。社員さんとデモンストレーションの場所の打ち合わせをしたときに、ここが目立つ、入り口近くのほうがお客さまが手に取りやすい、など売れる商品のコツを伺うことができました。

百貨店やスーパー、小売り店舗など流通業界に興味がある方も一度体験されると仕事だと思います。

編集者のコメント:

普段、私たちが利用するスーパーで実演販売を行っていたという体験者さん。体験談を聞くと、かなり戦略的に物事を考え、商品を売るための努力をしていたのが伺えます。また、直接お客さまと接して商品を売ることは営業力の向上になりますし、どう商品を売るか考えるのもマーケティングに役立ちますね。社会人として通用するスキルをバイトで身につけられたようです。

この体験談が参考になった方はクリック!

この体験談をシェアする

関連する体験談