就活が終わった大学生はホッと一息つけますが、いつまでバイトを続けるか悩みますよね。
いつまでバイトしても良いだろ?
就職するまで時間があるし、お金もほしいのでバイトがしたいという気持ち、わかります。
できることなら、卒業するまで働きたいけど、本当にバイトを続けても大丈夫なのかと悩みますよね。
そこで今回は「就活後の大学生がバイトを辞める時期」についてご紹介します。
いつバイトを辞めようか悩んでいる人は、最適な辞め時を考えてみましょう。
大学4年生でも3月までバイトしてOK
就活が終わって就職先が決まったからといって、即バイトを辞めなければいけないわけではありません。
大学4年生なら、卒業して社会人になる3月末までバイトをしても構わないです。
就活を理由にシフトを減らしてもらったのであれば、「3月いっぱいまでは働けます」と言って、シフトを入れてもらいましょう。
もし、就活前にバイトを辞めたのであれば、3月まで働けるバイト先を探してください。
就活が終われば時間ができます。就職するまで何もしないのではもったいないです。
バイトをして少しでも稼ぎ、社会人になるための準備を整えましょう。
就職直前までバイトをした方が良い理由
就活が終われば落ち着くため、自由な時間を楽しむためにバイトを辞める人がいます。
しかし、できるだけ就職直前までバイトをした方が良いです。その理由を解説します。
初任給まで時間がかかる
4月から社会人として働き始めても、初任給がもらえるのは早くて4月末になります。
もし、就職先の締め日が「月末締め・翌月末払い」であれば、給料がもらえるのは5月末になります。
就職してから2ヶ月近くお金がもらえないのは辛いですよね。一人暮らしであれば、死活問題になるでしょう。
しかし、バイトをしていればお金に余裕ができます。初任給がもらえるまで時間がかかっても、やりくりすることができるからです。
社会人になると生活のリズムが変わるため、お金を使う機会が増えます。就職した後に金欠にならないためにも、バイトをしてお金を貯めておきましょう。
社会人として必要な物を買う
社会人になるにあたって、毎日の通勤に使うスーツやシャツ、靴やカバンなどが必要になります。
シャツやネクタイは毎日同じものを着るわけにはいかないので、数着用意する必要があります。
また、社会人になると冠婚葬祭に出席する機会が増えるため、礼服も用意しておいた方が良いでしょう。
さらに、電車通勤であれば定期券が必要になります。交通費は後から給料と一緒に振り込まれるため、どうしても最初は自腹になります。
このように就職して新社会人になる時は、何かとお金が必要になります。
卒業旅行の資金にする
大学4年生の一大イベントといえば卒業旅行です。
一人旅をするならともかく、友達と旅行に行くのにお金がないと気まずい思いをすることになります。
旅費だけはなんとか出せても、現地での食事や買い物の度にお金が足りるかヒヤヒヤしたり、友達の選んだお店に不満を感じたりするのは嫌ですよね。
卒業旅行は、大学生活最後の思い出を作れる大切な機会です。
見栄を張る必要はありませんが、ケチらなくてすむ程度には、お金を貯めておいたほうが良いでしょう。
社会人になる心構えができる
就職直前までバイトをした方が良いのは、お金を稼ぐためだけではありません。
就職先が決まってから社会人になるまで、何ヶ月も遊んでいると働くための気持ちができません。
いざ就職しても社会人として働ける心構えができておらず、すぐ疲れたり辞めたくなるでしょう。
しかし、就職直前までバイトをしていれば、モチベーションを維持しながら社会人になることができます。
上司から怒られても「バイトでも嫌な事があったから大丈夫」だという気持ちになるし、どんな困難があっても立ち向かえるようになります。
急に仕事モードになるのは無理です。バイトをして社会人になるための心構えを作り、自信をつけてから働きましょう。
引っ越しする時は2月に辞める
就職先の近くに引っ越したり、寮に入るのであれば、2月でバイトを辞めたほうが良いです。
就職直前の3月までバイトをしても落ち着かないし、バイト先が遠くなれば通うのも大変になるからです。
その点、1ヶ月も前に辞めていれば余裕が生まれます。引っ越しの準備もできるし、家具家電もゆっくり揃えることができます。
また、早めに辞めておくことで、バイト仲間にお別れの挨拶もしやすいです。あなたのために送別会を開いてくれるかもしれません。
引っ越しは何かとバタバタしやすいです。少し早めに辞め、余裕を持って準備してください。
卒業に影響がある時は休ませてもらう
就職直前までバイトをしても良いのですが、バイトが原因で大学を卒業できなくては元も子もありません。
卒論を書く時間がなかったり、単位を取るために学校に行かなくてはいけないのであれば、バイト先に相談してシフトを減らしてもらいましょう。
卒業試験がある大学に通っているのであれば、試験期間中は休ませてもらってください。
ギリギリになって休みたいと言われても困りますが、早めに言っておけば対応してくれることが多いです。
大学4年生がバイトを辞めると次に探すのが難しくなります。
バイトを辞めるのではなく、休ませてもらうという方向でバイト先と交渉しましょう。
就活が終わった後に辞める時期を相談する
いくら就職直前までバイトがしたいと思っても、バイト先に相談しておかないと思い通りにはなりません。
大学4年生はいずれ就職していなくなると思われているため、シフトを減らされる可能性があるからです。
そのため、就活が終わったらバイト先と相談して、いつ辞めるのか決めておきましょう。
そうすればこれまで通りシフトを入れてもらえるし、勝手に減らされることはありません。
就活後も目一杯働くためにも、早めに相談しておくのが大切です。
就職するまで短期・単発のバイトをするのもあり
就活に集中したいという人は、バイトを辞めて短期・単発のバイトをするのもありです。
長期のバイトは他のスタッフとの兼ね合いがあるため、就活を理由にシフト調節してもらうのが難しい場合があります。
しかし、短期・単発のバイトであれば、自分が働きたい時に働けるため、バイト先に迷惑がかかりません。
就活が長引いて1月までかかったとしても、2月~3月まで働けるバイト先を探すことができます。
さらに単発のバイトだとシフトにとらわれないため、急に会社から呼び出されても行くことができます。
就職直前までバイトをすると迷惑がかかりそうだと心配な人は、早めに辞めて短期・単発のバイトをしましょう。
まとめ
就職先が決まったからと言って、すぐバイトを辞めなくてはいけないわけではありません。
あなたが働きたいのであれば、3月いっぱいまでバイトをしても大丈夫です。
ギリギリまでバイトしても良いんだね
就活が終わると暇ができるため、少しでもお金を貯めるためにバイトをするのは賢い選択です。
お金を貯めておけば卒業旅行にも行けるし、スーツやシャツを買うお金もできます。
就職しても給料をもらうまで時間がかかるため、当面の生活費を稼ぐためにバイトをしておくと安心できるでしょう。
卒論などで大変な時期があっても、バイト先に相談して休みを取ったり出勤日数を減らしてもらえば、ギリギリまで働き続けることも可能です。
いつ辞めるにしても自由な時間は今だけです。就職したら仕事に追われるため、余裕はなくなります。
就職した後に後悔しないためにも、社会人になる前にやりたいことは精一杯やるようにしてくださいね。