バイト先の先輩が辞める時に、何かプレゼントを贈りたいと思ったことはないでしょうか?
何かお礼がしたいなぁ
これまでお世話になったお礼として、プレゼントを贈って感謝の気持ちを伝えたいですよね。
プレゼントをするなら、できるだけ相手が喜んでくれるものを贈りたいでしょう。
そこで今回は「バイトを辞める人に贈るプレゼントの選び方」をご紹介します。
プレゼント選びで迷った時は、どんなものをどのタイミングで贈れば良いか参考にしてください。
退職理由でプレゼントをするか決める
バイトを辞める人にプレゼントをする時は、退職理由で判断してください。
就職や進学、結婚などで辞めるのであれば、プレゼントを贈っても問題ないです。
前向きな理由であるためお祝いしやすいし、プレゼントを贈っても喜んでもらえるでしょう。
しかし、「店長と喧嘩したから辞める」とか「バイトがつまらないから辞める」のように、後ろ向きの理由で辞める人には、プレゼントをしない方が良いです。
いくらお世話になったからと言っても、ネガティブな理由でバイトを辞める人にプレゼントをするのは失礼になります。
空気が読めない人だと思われ、嫌われてしまうので注意してください。
プレゼントをする前にバイト先と相談する
プレゼントをする前に、できるだけバイト先と相談してから渡すようにしてください。
あなた一人が渡すと他の人も渡さなければいけない空気になるし、中には渡したくない人もいるからです。
また、相手が異性だと恋愛感情があるのではないかと勘ぐられるおそれもあります。
あまり親しくない相手だと「怖い」と思われ、受け取ってもらえないかもしれません。
しかし、前もってバイト先に相談すれば誤解されることはありません。みんなでお金を出し合ったり、協力してもらうこともできます。
先走って失敗しないためにも、プレゼントをする時はバイト先に相談してからにしましょう。
プレゼントは最終日に渡すのがベスト
プレゼントを渡すタイミングは、辞める人が最後に出勤した日にしましょう。
最終日にシフトが被らないのであれば、最後にシフトが被った時でも構いません。
退職日前に渡しても拍子抜けするし、早めに渡すと他の人も渡さなければいけないような空気になるからです。
最終日であれば周りの人に余計な気を使わせないし、感謝の気持ちを伝えやすいです。
「今までありがとうございました」という言葉とともに渡せば、和やかな雰囲気で終えることができるでしょう。
失敗しない!定番プレゼント7選
プレゼントをする時は、できるだけ相手が喜んでくれるものを贈りたいですよね。
しかし、贈る相手と年齢が離れていたり、性別が違うと何をプレゼントすれば良いか悩みます。
そこで誰にでも喜んでもらえる、定番のプレゼントをご紹介します。
1)寄せ書き
色紙にひと言ずつメッセージを書いた「寄せ書き」。辞める人に贈るプレゼントとしては定番です。
寄せ書きだとお金がかからないし、みんなの気持ちを言葉として伝えることができます。
メッセージだけでなく、似顔絵を書いたり、写真を貼ってデコレーションしても良いでしょう。
寄せ書きを見るたびにバイトのことを思い出し、新天地でも頑張ってくれるでしょう。
2)花束
退職祝いに感謝と労いの想いを込めて、花束を贈るのも定番です。性別・年代問わず贈れるし、好みにも左右されません。
花束には華やかなイメージがあるため、最終日や送別会で贈るのに最適です。
普段、なかなか花束をもらう機会はないので、お祝いをしてもらっているという特別感を感じてもらえるでしょう。
ただし、大きな花束は持って帰るのも大変だし、捨てる時に困ります。片手で持てるぐらいの小さめな花束にすると良いでしょう。
3)ネクタイ
相手が男性で就職を理由に辞めるのであれば、ネクタイを贈りましょう。
ネクタイはスーツを着るビジネスマンにとって欠かせないものだし、何本あっても困らないからです。
デザインの好みはあっても、青(紺)やグレーなどの落ち着いた色で、派手でなければ外すことはありません。
価格も数千円から購入できるので、お手軽にプレゼントしやすいアイテムです。
4)コスメグッズ
相手が女性ならコスメグッズを贈りましょう。ブランド物でも数千円で買えるし、実用性があります。
ハンドクリームやネイルオイルならいくつあっても困らないし、化粧直しなどでよく使用します。
年配の人には、入浴剤やソープなどのバスケア用品を贈っても喜んでもらえるでしょう。
ただし、香りや匂いは好みがあります。無香料のものを選ぶか、あまり刺激が強すぎないものにしてください。
5)文房具
就職や進学を理由にバイトを辞める人には、文房具を贈りましょう。
万年筆やボールペン、手帳などの文房具は実用的だし、学生でも社会人でも使用できます。
文房具はあるもので済ませてしまいがちなので、プレゼントとしてもらえれば喜んで使ってくれるでしょう。
6)お菓子
品物だと好みがあるので難しいと思う人は、お菓子を贈りましょう。お菓子なら男女・年齢問わずに食べられるし、外すことは少ないです。
お菓子はジャンルや価格帯も様々で、相手の好みに合わせることができます。
甘いものが好きならクッキーやチョコレートを贈ってもいいし、家族がいる人なら小分けタイプのものにすると喜ばれます。
ギフト包装すれば見栄えも良くなるため、見た目も華やかな気持ちになるでしょう。
7)お酒
相手がお酒好きなら、日本酒やワインを贈るのもありです。
バイト先が居酒屋やバーなど、お酒にまつわるお店だった場合、お店で取り扱っているお酒を贈るのも良いでしょう。
ラベルにメッセージが入れられるものもあるので、感謝の言葉を書いて贈れば気持ちが伝わります。
お酒を飲むたびにバイトのことを思い出してくれるのではないでしょうか。
気をつけて!プレゼント選びの注意点
プレゼントといっても、どんなものでも喜ばれるとは限りません。人によっては「もらったら困る」プレゼントもあります。
不要なプレゼントを渡して、お別れの機会を台無しにするのはまずいですよね。
そこでプレゼントを選ぶ時は、どんな点に注意したら良いのか解説します。
自分の好みで選ばない
プレゼントを選ぶ時はつい自分が好きなものを選んでしまいがちです。
しかし、自分の好きなものが必ずしも相手の好みに合うとは限りません。
ファッションセンスが異なれば、もらっても使いみちがないため困ります。
洋服やアクセサリーは特に好みが分かれやすいので、贈る時は注意してください。
高すぎるものは買わない
品質の良いものを贈りたいからといって、高すぎるものを買うのはいけません。
何万円もするブランド品や高級品を贈るのは、かえって相手に気を使わせてしまいます。
一人でプレゼントするなら1000~2000円程度、みんなでプレゼントをする時でも5000円前後にするのが無難です。
プレゼントは金額よりも気持ちが大切です。高くなりすぎないように注意してください。
中古品を贈らない
予算がないからと言って、中古ショップやオークションで買った品物を贈ってはいけません。
いくら綺麗な品物であっても、誰かが使った中古品を贈るのは失礼にあたります。
もちろん、あなたが所有するものを贈るのもよくないです。たとえ価値があるものでも、退職時のプレゼントには不適切です。
辞める人にプレゼントをする時は、必ず新品で購入したものにしましょう。
賞味期限を意識する
お菓子をプレゼントするのは定番ですが、購入する時は賞味期限(消費期限)に注意してください。
賞味期限が短いとすぐ食べなければいけないため、もらう側は負担になります。
ケーキやチョコレート、シュークリームやどら焼きなど、賞味期限が短いお菓子は多いです。
できるだけ生菓子は避け、賞味期限が長い商品を選びましょう。
縁起が悪いものを贈らない
プレゼントの中には「縁起が悪い」と言われるものがあります。
花瓶やお皿は「割れる」「落ちる」イメージがあるため、受験や就活で辞める人に渡すのは良くないです。
ハンカチは「手切れ」、靴下は「踏みつける」という意味があるため、目上の人に贈るのは失礼になります。
若い人だとあまり気にしないかもしれませんが、気にする人もいるため、注意してください。
まとめ
バイトを辞める人に感謝の気持ちを伝えるために、プレゼントをするのは素敵なことです。
プレゼントをする時は退職理由を考慮し、失礼のないものを渡すようにしてください。
お菓子が一番無難かな
お菓子は老若男女に好まれるため、退職者へのプレゼントとしては最適です。賞味期限に気をつけ、できるだけ日持ちするものを選んでください。
就職が理由で辞める人にはネクタイを贈っても良いし、進学する人なら文房具を贈っても良いでしょう。
もし、送別会をするのであれば、みんなで寄せ書きを書いて花束を贈るのもありです。送別会が盛り上がること間違いなしです。
お世話になった人や仲が良かった人がバイトを辞めるのは悲しいことですが、相手が喜ぶプレゼントを贈ることができれば、きっと素敵な思い出になるでしょう。