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ありえない!バイト採用後に取り消しされた理由と対処法

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ありえない!バイト採用後に取り消しされた理由と対処法のイメージ

やりたいバイトを見つけて採用も決まり、いよいよ出勤だ!と思っていたところ、突然採用が取り消しになる場合があります。

 
ウサくん

採用が取り消されるなんてありえない…

採用されて喜んでいたのに、「やっぱり雇うことができません」と言われてもどうしたら良いかわからないし、パニックになります。

「どうして不採用にされたのか?自分の何が行けなかったのか?」と疑問は増すし、だんだん怒りも湧いてくるでしょう。

実際のところ、応募先が不採用にするのには理由があります

詳しい理由を言ってこないのは自己保身のためであり、トラブルになるのを避けるためです。

だからといって、一度決まったものを覆されるのは納得がいきません。

せめて理由ぐらいは知りたいと思うことでしょう。

そこで今回は「バイトの採用が取り消しされる理由」をご紹介します。

バイトの採用が取り消されて精神的に参っている方は、取り消しになった理由を考え、対処しましょう。

バイトの採用が取り消しになる理由

撤回

バイトの採用が取り消しになる理由は様々あります。

応募先(お店・企業)に原因があって取り消しになる場合や、応募者(あなた)に問題があって取り消しになる場合もあります。

そこで、“よくある取り消しになる理由”をご紹介します。

業績が悪くなった

事業をしていると地震や災害などが原因で、業績が悪くなることがあります。

災害はいつやってくるかわかりません。バイト募集していた時は問題がなくても、採用後に突然災害に見舞われる可能性もあります。

災害が原因であれば理由はハッキリしているため、取り消しの連絡があった時に説明してくれることが多いです。

一方、ただの経営不振で業績が悪くなった場合、担当者はそれを隠したがる傾向があります。

経営不振で業績が悪いという理由は部外者には伝えにくい情報です。採用担当者のプライドもあるでしょう。

そのため、詳しい理由を説明せずに突然採用を取り消してしまうのです。

もちろん、法律的には業績悪化を理由に採用を取り消すことはできません。倒産したわけでもない限り、違法行為と見なされます。

悪質な採用取り消しであれば、労働省や法的機関に相談することで、処罰してくれるかもしれません。

責任者に事故や病気があった

責任者が事故に見舞われたり、病気になった時は、新しい人材を雇用しても教えることができません。

応募先が個人経営のお店であれば、店自体を休業することにもなるでしょう。バイトを雇うどころではなくなってしまいます。

また、大きな事故や病気だと回復するまで時間がかかります。そのため、採用を取り消して治療に専念したいという理由があります。

このように、責任者に問題が起きたのであれば、バイトをすることは困難です。諦めるしか無いでしょう。

シフトの調整が合わなかった

他の従業員とのシフト調節が上手く行かずに、採用を取り消されることもあります。

シフト状況は以前からわかっていることですが、3月や9月など季節の変わり目はシフトの変更がよくある時期です。

従業員からシフト変更を申し出られ、あなたとの折り合いがつかなくなった場合、元からいる人を優先し、採用を取り消されることもあります。

応募時に厳しいシフト条件を提示していた場合、シフトの調整が難しくなって不採用になる可能性があります。注意しましょう。

他に良い人材が見つかった

求人すると複数の応募があります。中にはあなたの後に面接をする人もいるでしょう。

その人があなたよりも多くの日数働けたり、店から近いなど好条件の人材であった場合、
あなたの採用を取り消して、選び直すということも考えられます。

もちろん、これはタイミングの問題であり、あなたに落ち度はありません。

しかし、念の為に応募する際は「何人採用するのか」も頭に入れておき、できるだけ倍率が高そうなバイトは控えましょう。

応募者の嘘を発見した

応募者(あなた)が原因で採用を取り消されることもあります。

例えば履歴書に書かれていた職歴・学歴・資格など、後からそれが虚偽だと分かれば採用することはできません。

特に免許関係は問題です。採用しても所持していないのであれば、法律的に働かせることはできません。

また、面接時の受け答えが原因の時もあります。面接では威勢の良いことを言っていたのに、後から調べたら嘘だったということもあります。

採用内定後でも虚偽を発見した場合、取り消すのは正当な理由になります。応募・面接時では、嘘偽りがないように注意しましょう。

SNSで不適切な投稿を見つけた

TwitterやFacebookなど、SNSであなたの不適切な投稿を発見し、それを不服として採用を取り消します。

安易に不適切発言を繰り返すような人物は、採用後にバイトテロのような迷惑を起こす可能性もあります。そのため、雇うことはできないのです。

こちらも応募者の不当行為と見なされ、正当な取り消し理由として解釈されるでしょう。

あなたは「バイトする前のことだ。投稿を消せばいい」と思うかもしれませんが、一度インターネット上にアップした情報は残ります。

どこの誰が見ているとも限りません。お客さんの不信感や風評被害を避けるためにも、問題がある人は雇いたくないのです。

近年、SNSが原因でバイトの採用を取り消しになるケースが増えています。心当たりがある人は注意しましょう。

採用が取り消しされた時の対処法

スマートフォンを持って考える女性

急に採用が取り消しになると、パニックになってどうしたら良いかわからなくなります。

そんなあなたのために、いくつか採用取り消しになった際の対処法をご紹介します。

諦めて他の応募先を探す

まず最初にとてもつらい事実をお伝えしなければいけません。

一度採用が取り消しされた応募先で、再び採用してもらうのは至難の業です。諦めて他の応募先を探した方が良いでしょう。

時には諦めずに戦うことも大切ですが、妥協した方が物事が好転することもあります。

今回のケースで言えば、「簡単に採用を取り消すような応募先で働かなくて良かった」と、プラスに考えることができます。

悔しい気持ちも分かりますが、縁がなかったと前向きに捉え、他の応募先を探しましょう。

もう一度交渉する

どうしても諦めきれない!という方は、もう一度応募先と交渉しましょう。

不採用になった理由が勤務日・勤務時間などシフト関係にある場合、希望を譲歩することで、採用を認めてくれるかもしれません。

あるいは、災害などが理由の時も「事態が収まるまで待ちます」と伝えれば、改めて採用してくれる可能性もあります。

交渉する際は電話、もしくはメールで行いましょう。採用・不採用の連絡がメールで来たのであれば、メールで連絡した方が良いでしょう。

あなたの熱意が伝われば、不採用を改めてくれるかもしれません。

本部に連絡する

応募先がチェーン店やグループ会社であれば、本部(親会社)に連絡をすることで、決定が変わるかもしれません。

明らかな違法行為である場合、本部も支店のせいでイメージダウンするのは避けたいところです。

別の支店を紹介してくれたり、交通費や弁償金などを補償してくれるかもしれません。

もし、見返りを求めていないのであれば、クレームを伝えるだけでも気持ちが楽になるでしょう。

ただし、行き過ぎた表現には気をつけてください。あくまで事実を伝えるだけにし、謝罪してもらったら、そこで終了にしましょう。

求人サイトに連絡する

求人サイトを見て応募した場合、急に不採用になった事実を求人サイトの運営会社に連絡しましょう。

求人サイトでは違法行為をしている企業を野放しにすることはできません。なんらかの対処をしてくれるはずです。

ハローワークや求人誌など、求人サイト以外の媒体でも同様です。それぞれの運営元に連絡し、違法行為があったと伝えましょう。

違法行為が認められれば、サイト上から応募先の情報を抹消され、何らかの謝罪があるはずです。

弁護士に相談する

あなたに落ち度がなく、倒産や災害などやむを得ない事情もない場合、勝手に採用を取り消すことは法的に問題があります。

例え雇用契約を結んでいなかったとしても、一度「採用する」と伝えたのですから、それを覆すのは違法行為になります。

そのため、弁護士に相談して応募先を訴えたり、何らかの保証(損害賠償請求など)を求めることはできます。

どうしても応募先の態度に納得できない場合、弁護士に相談してみましょう。きっと助けになってくれます。

採用取り消し後にやってはいけない行動

バツマークを出す女性

突然採用が取り消されると、誰でもパニックになります。

何が起きたのか分からなくなり、つい大胆な行動を取ってしまいがちです。

しかし、衝動的に行動すると周りが見えなくなり、トラブルになりかねません。

そこで、採用取り消し後にやってはいけない行動をご紹介します。

仕返しをする

採用されて喜んでいたのに、突然採用が取り消しになるのは辛いですよね。

考えれば考えるほど採用を取り消されたことに腹が立ってくるし、復讐したくなります。

だからといって、仕返しするようなことはしないでください。

時間が無駄になるばかりか、罪に問われる可能性もあります。

採用担当者の言い分に腹が立っからと言って、脅すようなことをしてはいけません。

どんな理由があれ、脅迫という犯罪になってしまいます。

誰も得しないため、悪いことは考えないようにしましょう。

SNSに投稿する

SNSで応募先の悪口を投稿しないでください。

たとえ正当な理由があったとしても、悪口を拡散するのはリスクが高いです。

応募先に損害を与えれば、威力業務妨害という罪に問われる可能性もあります。

別のバイトに応募したとしても、その投稿を見られたら良い印象は受けないでしょう。

たとえ匿名SNSであっても、吐いた言葉は飲み込めません。

どこで誰が見ているかわからないし、個人が特定される可能性もあります。

トラブルの引き金にならないためにも、SNSで批判するのは止めましょう。

バイトを諦める

採用取り消しになると全身の力が抜けて、やる気がなくなります。

再びバイト探しをする気力がなくなり、諦めたくなってしまうでしょう。

しかし、採用を取り消されたからといって、バイトを諦めてはいけません。

むしろ「簡単に採用を取り消すような会社で働かなくて良かった」と、前向きに捉えることが大切です。

世の中には従業員を大切にする応募先はいくらでもあります。

そんな応募先と出会うために、神様がブラックバイトを避けてくれたと、ポジティブに考えてみてください。

見方を変えれば、決して今回の出来事も無駄にはなりません。

新たな気持ちでバイト探しをすれば、きっと素敵なバイト先が見つかるでしょう。

まとめ

バイトの採用が取り消された場合、まずは自分に取り消されるような理由がないか考えてみてください。

そして心当たりが無いのであれば、今後どうするか考えて行きましょう。

 
ウサくん

悔しいけど諦めて他のバイトを探します…

自分に非はないし、取り消された理由も説明してくれない。そんな応募先の対応に腹が立つし、悔しくて仕方がないですよね。

たとえアルバイトという立場であっても、正当な理由がない限り、取り消しは無効です。

もし、応募先の勝手な都合で採用を取り消しされたのであれば、法的機関に訴えることもできます。

ただし、行動を起こす前に「本当に訴える必要があるのか」を考えてください。

あなたの貴重な時間とお金を使って、訴えなければいけない相手なのかを見極めましょう。

世の中には良いバイト先がたくさんあります

不誠実な相手と争うよりも、良いバイト先に出会うために気持ちを切り替えてるのも大切です。

今回のポイント

バイトの採用を取り消された瞬間は、ショックで頭が働かないかもしれません。身勝手な決断に怒りを覚えることもあるでしょう。しかし、そんな時こそ冷静になることが大切です。早まった行動を起こす前に、友達や家族に相談しましょう。

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