学生は学業が本分です。試験前になると、バイトをしてる場合かと不安になりますよね。
バイトと勉強の両立は難しい…
バイトが終わってから勉強するのは大変です。帰ってきてから勉強するつもりで、疲れて寝てしまうことはよくあります。
できることなら、バイトが暇な時に勉強できれば助かりますよね。
実は、仕事のやり方を工夫することで、バイト中でも勉強することはできます。
暇な時に勉強ができれば、働きながら学力アップを目指せるでしょう。
そこで今回は「勉強しながらできるバイト」をご紹介します。
バイトと学業を両立させたいという人は、バイト中に勉強する方法を考えましょう。
勉強しながらできるバイト10選
職種・条件によって、勉強しながらできるバイトがあります。
バイト中に勉強することができれば、お金を稼ぎつつ学力アップにもなるため、お得ですよね。
どんなバイトなら勉強しながらできるのかご紹介します。
※なお、「絶対にこのバイトだと勉強できる・怒られない」というわけではないので、ご了承ください。
コンビニ
コンビニの深夜バイトは、勉強しながらできるバイトとして定番です。
立地にもよりますが、ずっとレジをするということもなく、掃除や品出しが終われば勉強する時間も取りやすいです。
特に深夜になると来店もまばらであるため、こっそり勉強しやすいです。
また、お客さんに見えないウォークイン冷蔵庫に単語帳を持っていけば、作業の合間に勉強することもできるでしょう。
雑貨店
郊外にある雑貨店だと、平日はお客さんの来店が少ないです。
商品の整理や掃除をするだけではすぐ終わってしまい、時間を持て余すでしょう。
そのため、何もやることがなければ勉強する時間を作れます。
一人で店番をしているのであれば、勉強してても怒られることはないでしょう。
漫画喫茶
漫画喫茶(ネットカフェ)の仕事は受付と案内が中心であるため、接客する機会は少ないです。
平日昼間など暇になる時間帯も多いため、お客さんが来ない間は漫画を読んでも良い場合もあります。
漫画を読む代わりに教材を読んでおけば、勉強にもなるでしょう。
オフィスビルの受付
病院やホテルの受付と比べ、オフィスビルの受付は暇な時間が多いです。
人の往来が少ない会社であれば、受付のカウンター下で勉強しても見えないため、失礼になりません。
ノートに書いたり、パソコンを操作してても違和感はないため、勉強してもおかしく思われないでしょう。
施設警備
マンションや会社、工場などの施設警備で、夜勤なら暇になる時間があります。
ひと通り施設内を巡回した後は、何か起きない限り暇です。管理室で勉強をしててもわかりません。
ただし、定期的に監視カメラを見なければいけないため、勉強していると集中が途切れます。
怪しい人物の侵入を許してしまう恐れもあるため、注意してください。
看板持ち
看板持ちのバイトは基本的に暇です。
駅前などで看板を持って終了時間まで立っているだけなので、本を読んだり、音楽を聞く時間があります。
通行人の邪魔にならないように気をつける必要はありますが、立ちながら単語帳などを見ても迷惑にはならないでしょう。
ポスティング
ポスティングのバイトは、一人でチラシやダイレクトメールを配るため、監視の目がありません。
歩合制でノルマさえこなせば問題視されないため、服装自由で働くことができます。
イヤホンをつけて配っていてもわからないため、勉強用の音声を聴きながら配ることもできるでしょう。
家庭教師
生徒につきっきりで教える家庭教師のバイトも、授業を工夫することで勉強する時間は作れます。
生徒に小テストを出している間に、本を読むなどして自分の勉強をすることができます。
英語なら生徒と一緒にリスニング用の音声を聴いて、自身の復習にも役立てることができるでしょう。
治験
入院タイプの治験バイトは基本的に暇であるため、自由時間が多いです。勉強しても問題ありません。
同じ大学生の治験者も多いため、勉強の相談をすることもできるでしょう。
高額なバイト代がもらえ、集中して勉強する時間も作れるため、一石二鳥です。
個人経営の飲食店
飲食店はバタバタして忙しいというイメージがありますが、それはご飯時だけです。
ランチ・ディナータイム以外はアイドルタイムといって、暇な時間帯があります。
掃除や仕込みの手伝いをすることもありますが、喫茶店や小料理屋だとバイトができることは限られています。
個人経営店ならオーナーの理解もあるため、「暇なら勉強しても良いよ」と言ってもらえます。
バイト中に勉強するための条件
基本的にはバイト中に勉強するのはNGです。
バイト先はあなたに仕事をしてもらうために雇っているのであり、バイトをしながら勉強するのは職務規定違反に当たります。
勉強しているのがバレたら減給されたり、最悪クビになるかもしれません。
ただし、条件を満たせば勉強することを黙認してくれるバイト先もあります。
どんな条件なら、バイト中でも勉強できるのか見ていきましょう。
暇な時間がある
バイトだからといって、いつも忙しいわけではありません。職種や時間帯によっては暇な時間もあります。
お客さんが来なくてやることがないのであれば、勉強しても良いという職場があります。
ただし、深夜バイトで勉強する時は注意が必要です。翌日に授業があると、徹夜をしてバイトに行くことになります。
授業中に寝てしまう恐れもあるため、深夜バイトをする時はスケジュール管理に気をつけましょう。
一人で勤務している
一人で勤務をする、通称ワンオペをしている時は、店長や同僚の目がありません。
お客さんが来ない時にバックヤードに戻って勉強しても、誰にも怒られることはないでしょう。
ただし、監視カメラがある職場は注意が必要です。売り場に誰もいないとサボっていると思われるので、気をつけてください。
勤務態度が良い
仕事中に仕事以外のことをするためには、普段から真面目に働いている必要があります。
遅刻が多かったり、サボりがちな人は、いくら暇な時間があっても例外を認めてくれません。
勤務態度が良く、店長の信頼を得ているのであれば、仕事中に勉強しても大目に見てもらえるでしょう。
店長の理解がある
店長やオーナーがいない時にこっそり勉強するよりも、承諾を得ている方が気は楽です。
店長に黙って勉強していると、バレた時が大変です。怒られるだけでなく、最悪クビになるかもしれません。
個人経営店ならオーナーの気持ち次第であるため、勉強を認めてくれやすいです。
念のため、「暇な時は勉強しても良いですか?」と確認しておけば安心できるでしょう。
休日出勤している
試験前で休みの希望を出していたのに、人手不足で休日出勤をお願いされることがあります。
休日出勤をする分、勉強する時間を確保できないため、負担は大きいです。それはバイト先も理解しているでしょう。
休日出勤の条件として「お客さんのいない時は勉強しても良いですか?」と言っておけば、認めてもらえるかもしれません。
バイト中に最適な勉強方法
いくら勉強する時間があるといっても、参考書やノートを使ってがっつり勉強するのは難しいです。
バイト中に勉強するためには、勉強方法を工夫する必要があるでしょう。
そこで、どんな方法ならバイト中の勉強に最適なのかご紹介します。
単語帳を作る
苦手な科目の単語帳(単語カード)を作り、空き時間にパラパラ見て勉強しましょう。
英語の勉強なら、カードの表に日本語、裏に英語訳を書くことで翻訳の勉強になります。
単語帳ならかさばらないため、制服やズボンのポケットに入れても邪魔になりません。
倉庫の整理やバックヤードの掃除など、人目につかない場所でも勉強しやすいです。
作業をする前に問題文を読めば、作業しながら考えることができるため、効率良く働けるでしょう。
メモ帳に書き出す
メモ帳や手の平サイズの小さなノートに、思いついたことを書いて勉強しましょう。
頭の中で漢字や英語の問題を出して、それをノートに書けば記憶力のテストになります。
メモ帳であれば店員が持っていても不思議ではないし、バイト中に書いてもおかしく思われません。
仕事に関することをメモしておけば、仮に見つかっても「考えをまとめていました」と言い訳することができます。
スマートフォンを使う
ポスティングや宅配ドライバーなど、一人でするバイトならスマートフォンを使いましょう。
スマートフォンでオーディオブックを再生したり、英語のリスニングデータを入れておくことで、聞きながら勉強することができます。
勉強用のアプリもあるため、看板持ちや治験など待機が必要なバイトでも、がっつり勉強することができます。
ただし、スマートフォンはゲームなど遊び目的で使うこともあるため、仕事がそっちのけにならないように注意してください。
まとめ
バイトをしているとお客さんが来なくて暇だったり、やるべきことが終わって手が空く時間があります。
暇な時はダラダラするのではなく、勉強をして有効活用しましょう。
勉強できるバイトはお得だね
バイト中の暇な時間に勉強したいなら、深夜・早朝の勤務や中小企業・個人経営店が狙い目です。
チェーン店や有名企業のバイトはルールが厳しいため、避けたほうが良いでしょう。
念のためにオーナーや店長に「暇な時は勉強しても良いですか?」と相談し、承諾してもらうと安心です。
バイト中に勉強するといっても、あくまでメインは仕事です。
教材を持ち込んでがっつり勉強するのではなく、単語カードのようなもので密かに勉強するようにしてください。
バイト中に勉強ができれば、お金を稼ぎつつ学力アップにもなります。ぜひバイト探しをする時は、「勉強できること」も選択肢に入れてください。