他の人と同じように働いているのに、なぜか自分だけ怒られるということはありませんか?
何しても店長からダメ出しされる…
真面目に働いているのに、何かするたびに怒られたり、ダメ出しされるのは辛いですよね。
「もしかしたら嫌われているのではないか」と考えると、バイトに行くのが嫌になると思います。
実は、バイトで怒られやすい人にはある共通点があります。ふとした言動がきっかけで、相手の怒りを買っているのです。
自分ではなかなか気づくことが出来ないため、バイトに行くたびにストレスを抱えることになります。
普段からなぜかよく怒られるという人は、心当たりがないか確認してみましょう。
話を聞いていない
仕事の指示を受けても生返事をしたり、他のことに意識が向いたりしていませんか?
人見知りだからいって、うつ向いて返事をしたり、おどおどしていると「話を聞いていない」と思われます。
一度、話を聞かない人というイメージを付けられたら大変です。その後、何度も同じことを言われるようになり、怒られる回数も増えます。
自分では話を聞いているつもりでも、相手に伝わらなければ意味がありません。
会話では「聞く姿勢」が大切です。会話をする時はきちんと相手の目を見て、意識を集中させましょう。
ただ話を聞くだけでなく、適度に相槌を打ったり、質問したりしてください。そうすることで「あなたの話を聞いていますよ」といったアピールになります。
話を聞いているようで聞けていない人は、対人関係のトラブルに巻き込まれやすいです。注意しましょう。
声が小さい
挨拶や返事をする時に声が小さくなっていませんか?声が小さいと弱々しく感じるし、やる気が無いように思われます。
工場やパチンコ店のバイトでは機械音でかき消されるため、声が小さいと聞こえません。いつもより大きい声を出す必要があります。
また、人通りの多い場所や危険地帯を通る時も声を出さなくてはいけません。声が小さいと相手に伝達することができず、危険な目に遭うかもしれません。
声が小さいことで様々な影響を与えるため、仕事では「大きな声を出す」ということを意識しましょう。
人前で大声を出すのは恥ずかしいかもしれませんが、できるだけ相手に聞こえるような音量でハッキリと発声しましょう。
声は出さないと上手く発生できません。声を出すのが苦手な人は、お風呂場などで声を出す練習をすると良いでしょう。
仕事が遅い
丁寧に仕事をしているのに「仕事が遅い!」「いつまでやってるんだ!」と怒られたことはありませんか?
失敗しないためにゆっくりやっているのに、急がされるのは辛いですよね。
暇な時はゆっくり時間をかけて作業をしても良いのですが、忙しい時にそれをしていると仕事ができない人だと思われます。
新人の頃は遅くても仕方ないと許してくれますが、いつまで経っても遅いままだと怒られる原因になります。
バイトでは臨機応変に動ける人が求められるため、できるだけ早く動けるように行動しましょう。
もし、一人だと上手く行かない時はバイト仲間に助けを求めてください。重いものや大量の荷物を持つ時は、一人だと限界があります。
バイト仲間と協力しながら行うことで、作業効率は上がり、早く出来るようになるでしょう。
ニヤニヤしている
バイトでは笑顔が大切ですが、どんな時でも笑顔でいる必要はありません。
仕事でミスをしたのに照れ隠しでニヤニヤしていると、「反省していない!」と思われ、余計怒られます。
みんなが忙しく働いているのに、一人だけニヤニヤしていると気味が悪いと思われるし、避けられる原因にもなるでしょう。
接客業はお客さんに笑顔で接することが求められますが、時に不快な思いをさせることもあります。
お客さんの受け取り方次第では「馬鹿にしているのか!」と怒られ、クレームの原因にもなります。
常に明るく振る舞いたいという気持ちはわかりますが、時と場合に応じて使い分けてください。
叱られている時や神妙にならなければいけない場面では、笑顔を控えましょう。
マナーが悪い
バイトでも社会の一員として働くためには、ビジネスマナーが求められます。
店長や上司との接し方、バイト仲間とのやり取り、お客さんへの対応など、常識だと思われている行為が出来ていないと怒られる原因になります。
従業員のマナーが悪いとお客さんにも悪い影響を与えます。店全体のイメージダウンにも繋がるため、マナーがなっていない人は怒られやすいのです。
たとえ他人を傷つける行為をしていなくても、動作が荒っぽいと「マナーの悪い人」と思われます。
扉を足で閉めたり、掃除道具を置きっぱなしにしたり、ドタバタ歩きをしていたり。自分では気づかなくても意外にやっていることがあるので、注意しましょう。
また、言葉遣いも大切です。「ご苦労様です」「よろしかったでしょうか」など、バイト敬語を使っていると、相手を不快にさせてしまうかもしれません。
仕事をする態度と姿勢に気をつけながら、正しい言葉遣いを身につけ、社会人として必要なマナーが行えるようになりましょう。
報連相をしない
バイトに限らず、仕事では報告・連絡・相談という「報連相」をきちんと出来る人が求められます。
ミスをしたのに怒られるのが怖いからと報告しなかったり、自分の勝手な判断でお客さんに対応していると、「勝手な奴」だと思われ、怒られる原因になるでしょう。
仕事上のことは自分で判断せずに、他人に聞くようにしてください。そうすればコミュニケーション不足による失敗を避けられるようになります。
特に新人の頃は「相談」が大切です。少しでも迷ったり悩んだりすることがあれば、店長や先輩に相談しましょう。
最初は緊張してハキハキ喋れないかもしれませんが、黙って後から発覚するよりもマシです。遅ければ遅いほど、状況は悪化します。
ミスをした時も報告だけでなく、「今後はどうするか」といった改善案を加えるようにすると、前向きな姿勢を評価されます。
怒られやすいと自覚している人は、報連相を念入りに行いましょう。
マイペース
周りが忙しくしているのにいつも通りの行動をしていませんか?
ミスをしないために普段どおり仕事をすることは大切ですが、あまりにもマイペース過ぎると怒られる原因になります。
また、仕事を頼まれても「それは自分の仕事じゃない」と断っていれば、協調性のない人だとみなされます。いつしか仲間はずれにされてしまうでしょう。
店長や上司から指示を受けた時は「いつまでにやるか」を確認し、すぐ行動する必要があれば、今の作業を中断してでも従いましょう。
マイペースなのは決して悪いことではありませんが、時と場合によります。
無理に急ぐ必要はありませんが、周りの状況を確認しながら、今するべきことを判断してください。
周りが忙しそうに働いていたら手を貸し、みんなと協力して仕事に臨みましょう。そうすれば自分だけ怒られるということは無くなります。
ネガティブな発言が多い
バイト中にすぐ「疲れた」とか「しんどい」とか「無理」などと言っていませんか?
あるいは仕事を頼まれても「できない」とか「難しい」ばかり言って避けることはないでしょうか。
あなたがネガティブな発言を繰り返すことで、周りに悪い影響を与えます。
バイト内の空気が悪くなり、チームワークは乱れます。他のバイト仲間からも「やる気がない」と思われ、仲間はずれにされてしまうかもしれません。
真面目にやっていてもネガティブ発言が影響して、きちんとやっていないように思われます。
仕事で疲れたり嫌なことがあっても、できるだけ勤務中はネガティブな発言をしないようにしましょう。
ストレス発散のため、どうしても言いたいと思う時は休憩中やバイトが終わった後にしてください。
清潔感がない
怒られやすい人は見た目も関係します。
制服を着てもシャツがズボンからはみ出ていたり、寝癖のまま出勤していると、だらしない人間だと思われ、怒られる原因になります。
接客バイトでは特に清潔感や身だしなみが重視されます。いくら真面目に働いていても、見た目がだらしないと良い印象を持たれません。
バイトに行く前に身だしなみを整え、他人に不快感を与えていないか注意しましょう。
また、肌荒れや目の下にクマが出来ていると、暗い印象を与えます。きっちり睡眠を取って体調管理をしっかり行いましょう。
清潔感は容姿や服装だけでなく、臭いも関係します。口臭や汗臭は相手に不快感を与え、不潔な印象を持ちます。
自分の臭いはなかなか気づきにくいものです。食後はきちんと歯を磨き、汗をかいたらハンカチで拭き取るなどして、清潔感を意識しましょう。
仕事しかしない
バイトですから真面目に仕事をするのは当然ですが、仕事しかしない人は嫌われます。
みんなが雑談している時でも仲間に入らなかったり、話しかけても曖昧な返事をしていると「自分さえ良ければいい人」だと思われます。
バイト先で孤立し、些細なことで怒られたり、陰口を叩かれたりするようになるでしょう。
時にはバイト仲間に混じって雑談したり、行動を共にするようにしてください。話すのが苦手でも笑顔で話を聞いていれば、仲間はずれにされることはありません。
バイトも人間関係が大切です。みんなとコミュニケーションを取れるように努力していきましょう。
まとめ
バイトでよく怒られる人の共通点をご紹介しました。ご紹介した言動の内、いくつか心当たりがある方もいるのではないでしょうか。
きちんと話を聞くようにします
人それぞれ個性があって当然ですが、バイトでは協調性とチームワークが求められます。
人見知りだからと小さな声で挨拶する人や、みんなが忙しく働いているのにマイペースで自分の仕事だけやる人は、和を乱す存在だと認識され、嫌われます。
いくら怒られやすい原因がわかっても、コミュニケーションが苦手な人は、すぐに変えられないかもしれません。
しかし、一気に変えようとしなくても少しずつ改善していくようにすれば、次第に怒られる回数は減っていくでしょう。
普段から怒られやすいという人は、相手を思いやる気持ちをもち、不快感を与える行動をしていないか注意しましょう。