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バイトが向いていないと感じる時に見直したい5つの判断基準

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バイトが向いていないと感じる時に見直したい5つの判断基準のイメージ

いくら働いても仕事に慣れないと、「自分にはこのバイト向いていないのかも?」と感じますよね。

 
ウサくん

もう辞めたほうが良いのかなぁ…

失敗が多く、仕事のペースにもついていけないと、辞めたほうが良いと思ってしまう気持ち、よくわかります。

だからといって、すぐに辞めると迷惑をかけてしまうし、向いていないという理由だけで辞めて良いのか悩みますよね。

そこで今回は「バイトが向いていないと感じる時に見直したい判断基準」をご紹介します。

辞めるか続けるか悩んでいる人は、どこを基準に判断するべきか見ていきましょう。

1)バイトがストレスになっていないか

ストレスでイライラする女性

バイトを始めて間もない頃は、誰でも緊張するし疲れます。バイトに行くのがストレスに感じることもあるでしょう。

しかし、しばらく働いてもストレスが軽減しないのであれば、その仕事はあなたに向いていないのかもしれません。

「バイトに行く時は気が重い」「休みの日でもバイトのことを考えて憂鬱になる」「バイトに行くと胃が痛くなる」という状態であれば、ストレスが大きすぎる証拠です。

我慢して耐え続けていると、ある日突然限界を迎えてしまうかもしれません。

バイトに行けない状態になると、辞めなければいけなくなるし、バイト先にも迷惑をかけてしまいます。

そればかりか、あなた自身が辛い思いをすることになります。

現在のストレスレベルがどの程度であるかを見極め、あまりにも辛いようであれば、休むなり辞めるなりの判断を下したほうが良いでしょう。

2)仕事に慣れれば解決できそうなことか

仕事で電話をする女性

バイトを始めたばかりの頃は、ミスや失敗がつきものであるため「自分にはこのバイトは向いていないのかも?」と思いがちです。

しかし、バイトが向いていないのではなく、仕事に慣れていないだけという可能性もあります。

例えば、人見知りでバイト仲間とコミュニケーションを取るのが苦手だと思っても、顔を合わせる内に親近感が湧き、次第に慣れるようになります。

レジの操作もパソコンやスマートフォンと一緒です。難しいと思っても、回数をこなすうちにいつの間にか使いこなせるようになります。

一方、働きはじめて数ヶ月が経つのに、どうしても苦手な作業があったり、何度も同じミスをするということもあります。

自分では注意しているつもりなのに、繰り返し注意を受けるというのであれば、その仕事はあなたに向いていないのかもしれません。

人には向き・不向きというものがあります。慣れや努力で解決できそうにない時は、より自分に合った仕事を探すのも良いでしょう。

3)悩みを相談できる相手はいるか

先輩に悩みを相談している女性

自分一人で悩んでいても、辞めるか続けるか決断できないこともあるでしょう。

そんな時はバイト先に悩みを相談できる相手がいないか探してみてください。

店長やマネージャー、先輩や同僚など、バイト先に悩みを相談できる相手がいるのであれば、話を聞いてもらいましょう。

バイト仲間に話を聞いてもらうことでスッキリするし、今後の方向性が見えるようになります。

意外と「あなたはバイトに向いていますよ」と言われたり、「私も同じように思いながら働いています」と言われるかもしれません。

客観的な意見を聞くことで判断材料が増えるため、悩み解決へと繋がります。

4)バイトを続けるとメリットがあるか

メリットを提示する女性

今のバイトを続けることで、自分にどんなメリットがあるか?を考えるのも大切です。

お金以外でよくあるメリットとしては、「スキルが身につく」「就活でアピールできる」「友達ができる」などが挙げられます。

たとえ仕事は向いていないと思っても、人間関係が良ければメリットに数えられるでしょう。

一方、「バイトのストレスが無くなる」「勉強や遊びの時間が増える」「自分に合ったバイトを見つけられる」など、バイトを辞めるメリットもあります。

バイトを続けるメリットと辞めるメリットを天秤にかけて、どちらのメリットがより自分にとって必要なのかを判断してください。

何を重視するかはあなた次第ですが、今のバイトを続けることで得られるメリットの方が大きいのであれば、もうしばらく続けてみても良いでしょう。

5)辞めても次のバイトを見つけられるか

飲食店で働く女性

今のバイトが向いていないからといって、辞めてもすぐ次のバイトが見つかるとは限りません。

学費や生活費のためにバイトをしているのであれば、収入が途絶えるのは死活問題になります。

学生や10代の若者ならいくらでもバイトができると思うかもしれませんが、どんなバイトでも良いわけではないでしょう。

仕事内容はもちろん、時給も高いほうが良いし、働く環境も気になるし、人間関係にも不安を感じるのではないでしょうか。

なにより、「向いていない」という理由だけでバイトを辞めると、辞めぐせ・逃げぐせが付くかもしれません。

この先、就職しても「仕事(会社)が合わないから辞めたい」となる可能性もあります。

バイトを辞めることによるデメリットも考え、辞めても次のバイトを見つけられるかよく考えた上で行動しましょう。

バイトが向いていると判断できる5つのポイント

5つの評価ポイント

バイトが向いていないか否かというのは、あくまで主観です。自分では向いていないと思っても、他人が見れば向いているということもあります。

もし、以下に挙げた中で当てはまる項目があれば、そのバイトはあなたに向いていると言えるでしょう。

早とちりする前に、自分自身を見つめ直してみてください。

バイトをするのが楽しい

バイトをする上で大切なことが「楽しんでやっているか?」です。

いくらお金を稼ぐのが目的であっても、楽しくないバイトは長続きしません。「向いていない」と思って辞めても仕方ないでしょう。

しかし、「この仕事は向いていないと思うけど、バイト自体は楽しい」というのであれば、十分そのバイトはあなたに向いています。

仕事内容は別にして、バイトが楽しいか否かで判断するのも大切なことです。

失敗やミスが少ない

逆に楽しくなくても失敗やミスが少ないのであれば、そのバイトはあなたに向いていると言えます。

あなたには仕事を正確にこなせる集中力や注意力が備わっているわけです。その能力はどんな仕事でも発揮できるとは限りません。

失敗やミスが少なければ店長に怒られることはないし、バイト仲間からも頼られるようになります。

そのうち、バイトリーダーや新人教育など、重要な仕事を任されるようになるかもしれません。

失敗やミスが少ないのであれば、向き不向きを考えずに続けた方が良いでしょう。

バイトのことをよく考える

家や学校にいる時もバイトのことをよく考えるというのであれば、そのバイトはあなたに向いています。

人間は、自分にとって興味があることを優先して考える生き物です。

バイトのことをよく考えるということは、それだけバイトがあなたにとって重要なものになっている証拠ではないでしょうか。

バイトが生活の一部になっているのであれば、安易に辞めるのはもったいないです。

ただし、「バイトのことは考えるけど、嫌なことばかりだ」というのであれば、ストレスが溜まっている証拠です。

嫌なことを考え続けると体調にも異常をきたします。その場合は辞めたほうが良いでしょう。

コミュニケーションが取れる

人と人とのコミュニケーションは単に性格だけの問題ではありません。環境も影響します。

バイト先の影響で明るく喋れるようになったり、コミュニケーションが取れるようになるということもあります。

例えば、居酒屋はお酒が入ることで陽気になる人が増えます。店員がお客さんと話す機会も多く、コミュニケーション能力が必要になります。

酔っ払いなど迷惑なお客さんもいますが、そんなお客さんでも冷静に対応できているようであれば、十分バイトに向いていると言えるでしょう。

働く上で、コミュニケーションが取りやすいというのは大きなメリットです。それが問題ないのであれば、バイトを続けたほうが良いでしょう。

趣味や私生活に活かされている

バイトの経験が趣味や私生活に活かされることもあります。

例えば、飲食店でキッチンバイトをしているのであれば、包丁の使い方を覚え、家でも料理するようになるでしょう。

また、引っ越しのバイトであれば、重い荷物を持つため、筋肉がついて筋トレ代わりになるということもあります。

その他、バイトをしているおかげで生活習慣が整えられ、学業にも集中して取り組めるようになるかもしれません。

たとえバイトが向いていないと思っても、自分の趣味や私生活に活かされているのであれば、続けた方が得することも多いです。

バイトを掛け持ちして判断するのもあり

清掃の仕事をする女性

今のバイトが向いているか判断できないときは、もう1つバイトを掛け持ちするのもありです。

新しいバイトを始めることで、自分がどんな立場に置かれていたのか見直せます。

たとえば、

「◯◯業界だから店長が厳しい!と思っていたら、他の業界でも同じだった」
「暇な店のほうが向いてると思ったら、退屈すぎてつらい」
「一人で黙々と作業するのは向いてない、自分は接客が好きだった」

など、自分の居た環境が良かったことに気づけるかもしれません。

単発・短期バイトなら掛け持ちしやすいので、適正を試すのにピッタリです。

他の環境を知ってから、今後の行末を判断しても良いでしょう。

まとめ

バイトが向いていないと感じながら続けるのは辛いものです。

しかし、勢いで「辞めます!」と言ってしまったら、後悔することになるかもしれません。

今は辛くても時間が経てば平気になることもあります。焦らず冷静に行動してください。

 
ウサくん

仕事に慣れたら気持ちも変わりそうだね

仕事に慣れる・慣れないというのは個人差があります。1週間で慣れる人もいれば、1ヶ月経っても慣れない人もいます。

なかなか慣れないからといって、=バイトに向いていないとも限りません。

慣れの問題はいつか必ず解決します。焦らず、1つ1つをこなしていくようにしてください。

ただし、仕事には向き・不向きがあり、努力してもカバーできない部分もあるため心身に悪影響が出るまで我慢するのは良くありません。

落ち込んでいる時・感情的になっている時には難しいかもしれませんが、冷静に自分自身を見つけ直し、今後の身の振り方を判断してください。

※本記事は、編集部の経験や見解に基づいたものであり、専門家の監修を受けているわけではありません。労働問題のトラブルに関しては、厚生労働省の相談窓口にてご相談ください。

今回のポイント

バイトを長く続けることは大切ですが、他にもバイト先はたくさんあります。無理に向いていないと思うバイトを続ける必要はありません。いくら見直してもやっぱり向いていないと感じる時は、辞めて他のバイトを探した方が賢明です。

この記事の著者

ぼくのわたしのバイト体験談

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