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バイトをコロコロ変えるとどうなる?メリット・デメリットを解説

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バイトに慣れてくるとだんだん飽きが出てきます。

「そろそろ他のバイトもしてみたい」と思っていますよね。

 
ウサくん

バイトをコロコロ変えるのはおかしい?

世の中にはたくさん楽しいバイトがあり、飽きたという理由でバイト先を変えるのも、ひとつの働き方です。

しかし、バイトをコロコロ変えていると親や友人から批判されることがあります。

中には「バイトをすぐ辞める人は信用できない!」と言う人もいるでしょう。

他人から飽きっぽい性格だと思われるのは辛いですよね。

バイトを変えるなら、できるだけ前向きな理由で変えたいものです。

そこで今回は、「バイトをコロコロ変えることによるメリット・デメリット」について解説します。

バイトを変えたいと思う人は、行動に移す前に良い面・悪い面を把握しておきましょう。

バイトを変えるメリットとは

最初にお伝えしたいのは、「バイトを変えることは悪いことではない」ということです。

今のバイトに慣れて、ひと通りの作業をこなすことが出来るのであれば、スキルアップのために新しいバイトをするのも良い人生勉強になります。

そこで、バイトを変えるメリットについて見ていきましょう。

色々なバイトをすることで社会経験になる

ずっと同じバイト先で働くと、そのバイトのことしか分かりません。

しかし、複数のバイトを経験することで、新たな世界が広がります。

同じ飲食業であっても、料理の種類によって仕事のやり方や客層は異なります。

ファストフード店しか経験がないと、ハンバーガーの作り方はわかっても、ラーメンの作り方は分かりません。

お客さんも若年層や家族連れが中心のため、単身者や中高年と触れ合う機会も少なくなります。

一方、中華料理店の経験もあれば、それぞれを比較して「この料理はどうやって作られているのか?」「なぜ家族連れが多いのか?」などを知ることができます。

飲食店のみならず、複数業界の仕事を経験していることで、様々な分野の知識を取り入れることができます。

あなたが学生であれば、将来の夢や目標が見つかりやすくなるでしょう。

人との出会いが増える

バイト先が変われば出会う人も変わります。

バイト仲間はもちろん、店長や社員、仕入れ業者や系列店の人、お客さんもお店によって異なります。

様々な人との出会いがあることで、交流が広がります。

バイトをする内に友達になったり、恋人ができたりすることもあるでしょう。

たとえ働く期間が短かったとしても、出会いの機会を増やすことで人脈を広げるチャンスが生まれます。

人脈が広がれば自分が困った時に助けてもらえるかもしれません。

人と接する機会が増えることで、苦手な会話や人付き合いもこなせるようになり、コミュニケーション力もアップすることでしょう。

新鮮な気持ちで働ける

いつも同じ仕事をして、同じバイト仲間と接していたら、いつしかマンネリ化してしまうでしょう。

働くことの喜びや楽しさが薄れていき、バイトが面白くなくなるかもしれません。

しかし、定期的にバイトを変えていくことで、その都度新鮮な気持ちで働くことができます。

今まで知らなかった仕事を覚えたり、出会えなかった人と出会うことで、人生に活力を与えることができるでしょう。

常に新鮮な気持ちで働いていれば毎日が充実してきます。

スキルアップはもとより、成長している実感を得られやすくなるでしょう。

人間関係をリセットできる

バイトをしていると、自分とは反りが合わない苦手な人が出てきます。

苦手な人が一人でもいると、バイトに行くのが億劫になるでしょう。

もし、それが店長や社員さんであれば最悪です。

シフトを変えて合わないようにすることもできないため、毎回気を使います。

嫌な相手に接していることで、いつしかノイローゼになるかもしれません。心も体も疲弊して、働くのが嫌になるでしょう。

しかし、バイトをコロコロ変えていれば、苦手な人を避けることができます。

ずっと嫌味を言われることもありません。

人間関係をリセットすることで、余計な気を使わずに新たな気持ちで働くことができるでしょう。

理想のバイトが見つけやすくなる

バイトを変えて色んな業界やお店のことを知ることで、自分が理想とするバイトを見つけやすくなります。

新しいバイトを探す時は、今より良いバイト先を探そうと思うものです。

時給や待遇などこれまでより良いバイト先を見つけられれば、自身の成長を実感できるのではないでしょうか。

また、バイトを変えていく内に、何が自分に合って何が自分に合わないのかを判断できるようになります。

前のバイト先で苦手な仕事が分かれば、違う種類のバイトにチャレンジすることもできます。

バイトを変えるデメリットとは

バイトを変えることは良いことばかりではありません。

コロコロバイトを変えてしまうことで、思わぬ失敗をする場合もあります。

そこで、どんなデメリットがあるか見ていきましょう。

就職活動で不利になる

バイトをコロコロ変えていると、就職活動で不利になる場合があります。

多くの企業は「長く働いてくれる人を採用したい」と思っているからです。

企業はお金をかけて採用活動をしているため、すぐに辞めてしまう人を採用したいとは思いません。

しかし、バイトを何回も変えていると、「うちの会社も嫌なことがあればすぐ辞めてしまうのではないか?」と思われてしまいます。

あなたがどれだけその会社に入りたいと思っても、人間性を疑われてしまい、不採用になる可能性があります。

バイトを変えるのであれば、変えるだけの正当な理由が必要になります。

ちょっとした理由でコロコロ変えていれば、就職活動で不利になりかねません。

就職活動の面接では過去のバイト経験について聞かれることも多いため、注意しましょう。

辞めぐせがついてしまう

自分の都合で何度もバイトを辞めていると、辞めぐせがついてしまいます。

少し仕事で失敗したり店長に怒られたりするだけで、すぐに辞めることを考えるようになるでしょう。

人生は良いことばかりではありません。

時には苦痛を強いられることもあります。生きていくためにはある程度の忍耐力が必要になります。

しかし、嫌なことからすぐ逃げ出していれば、我慢が利かなくなり、成長することはありません。

いつまでも親や他人を頼るわけにはいかず、いつしか社会から孤立してしまうでしょう。

そうなってからでは手遅れになるため、辞めるにも覚悟が必要です。

仕事を覚えるのが大変

新しいバイト先になれば、また一から仕事を覚えなくてはいけません。

どんな仕事でも慣れるまで時間がかかります。

基本的な業務内容の他に、バイト先までの通勤ルートを覚えたり、バイト仲間の名前を覚えたりすることも必要です。

また、人間関係も最初からになるため、人付き合いで気を使うことも多くなるでしょう。

環境が変わればそれだけ負担も大きくなります。

新しい環境に慣れるまで時間がかかるため、常に緊張感とストレスに晒されることもなります。

どんな環境でも順応できる体力と精神力がなければ、バイトをコロコロ変えるのは難しいかもしれません。

スキルアップできない

バイトをコロコロ変えていると、基礎的なことしか身につかず、深い知識を得るのが難しくなります。

どんなバイトでも長く働いているとスキルアップします。

仕事に対する知識が増え、効率よく働けるようになります。

スキルアップした結果、バイトリーダーになったり、給料が上がるかもしれません。

しかし、バイトをコロコロ変えていると、いつまで経っても新人のままです。

重要な仕事を任されることないし、周りからの目線も低いままです。

時給などの待遇面も低いため、生活の苦労を強いられることにもなるでしょう。

手続きが面倒

バイトは採用されるまでが大変です。

目当てのバイトを探し、応募して面接の調節をし、履歴書を用意しなければいけません。

採用が決まれば雇用契約書などの書類を書き、仕事で使うものを用意する必要があります。

スムーズに採用されれば1回の苦労で済むかもしれませんが、不採用になるとまた一からバイト探しが必要です。

また、収入によっては確定申告をする必要もあるため、それぞれの会社に源泉徴収をしてもらう必要もあります。

すぐ辞めたバイト先に、資料をお願いするのは言いづらいですよね。

このように、バイトを変えることで何かと手続きが多くなります。

面倒くさがりの人は、バイトをコロコロ変えない方が良いでしょう。

悩んだらまず人に相談する

バイトを変えたいと思った時は自分だけで判断せずに、できるだけ他人に相談してください。

身近な親や友達でも良いし、バイト経験が豊富な学校の先輩や知人に聞いても良いです。

相談する時はできるだけ複数の人に聞くのがコツです。

一人だけだとその人の価値観によるアドバイスになるため、影響を受けやすくなります。

色んな人に相談し、バイトを変えることについて意見をもらってください。

アドバイスを受けることで、自分の中で判断材料を得ることができます。

中には「バイトをすぐ辞めるのは駄目」と言われる場合があるかもしれません。

しかし、反対意見にも素直に耳を傾けるようにしてください。

あなたのためにアドバイスしてくれているので、反論するのはお門違いです。

様々な意見を聞いた上で、最終的にバイトを変えるか否か決めると、後悔せずに決断することができるでしょう。

まとめ

バイトをコロコロ変えることはメリット・デメリットがあるということを紹介しました。

それぞれ把握しておくことで、バイトを変える前に慎重な判断ができるのではないでしょうか。

 
ウサくん

コロコロ変えないほうがいいね

たくさんのバイトを経験することは、仕事探しをする上でプラスになります。

社会経験があることで、やりたいバイトが見つかりやすくなるからです。

しかし、バイトをコロコロ変えると辞めぐせがつきます。

少しでも嫌なことがあると諦めてしまうため、長続きしません。

一番の気がかりは、就職活動で不利になってしまう可能性があることです。

せっかくのバイト経験が将来に役立たないのでは困りますよね。

どちらかと言うと1つのバイトを長く続けて、成果や手応えを感じた経験のある人の方が、就活では有利に働きます。

バイトをコロコロ変えようとする前に、まずデメリットを頭に入れてから検討するようにしましょう。

※本記事は、編集部の経験や見解に基づいたものであり、専門家の監修を受けているわけではありません。労働問題のトラブルに関しては、厚生労働省の相談窓口にてご相談ください。

今回のポイント

一般的にバイトをコロコロ変える人はよく思われません。メリットよりデメリットの方が大きいです。ブラックバイトや過酷な労働環境であれば、すぐ変えるのはおかしくありませんが、そうでなければできるだけ長く働くことを意識しましょう。

この記事の著者

ぼくのわたしのバイト体験談

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