バイトを辞めた後に、はじめて良さに気づく場合がありますよね。
またあそこで働きたい
良いバイト先が見つからなかったときは、以前働いていたバイト先が恋しくなる気持ちわかります。
できることなら、一度辞めたバイト先でも復帰したいですよね。
しかし、一度辞めたバイト先に復帰するのは大変です。
バイト先にも都合があるため、復帰できるかはわかりません。
そこで今回は「辞めたバイト先に復帰する方法」についてご紹介します。
もう一度みんなと楽しく働きたいと思う人は、どうやったら戻れるのか見ていきましょう。
円満退職だと復帰しやすい
一度辞めたバイト先に復帰するために重要となるのが「どうやって辞めたか」です。
バイトを辞めた理由が受験や学業であり、トラブルもなく円満退職した人であれば、問題なく復帰できるでしょう。
事前に「学業が落ち着いたらまた働きたいです」などと伝えていれば、なおさら戻りやすくなります。
反対に、普段から遅刻や欠勤が多かったり、バイト仲間とトラブルがあって辞めた人は復帰が難しくなります。
店長に「また働かせてください」と言っても、拒絶される可能性が高いです。
かつてのバイト仲間にも良く思われないでしょう。
円満退職しているか否かで復帰できるか変わるため、当時の状況を思い返すようにしてください。
辞めた期間が短ければ復帰しやすい
バイトを辞めてから1ヶ月程度と期間が短ければ復帰しやすいです。
あなたが辞めた後に新しい人を雇用している場合もありますが、期間が短ければ次の人が決まっていない可能性があります。
バイトは正社員と比べて人の入れ替わりが激しいため、あなたが辞めた後に他の人も辞めているかもしれません。
辞めてからすぐ復帰するのは恥ずかしいですが、復帰するなら早いほうがいいです。
たとえ短い期間であっても、勇気を出して戻りたいと伝えましょう。
人手不足なら復帰しやすい
人手不足が深刻なお店・業界であれば、復帰もしやすくなります。
一度辞めてしまったとはいえ、経験者だと即戦力になるからです。
通常、新しい人を雇うと教育コストがかかります。
仕事ができるようになるまで時間がかかるし、できる保証もありません。
反対に、経験者ならどの程度できるか知っています。
イチから仕事を教える必要はないし、何も言わなくてもやってくれます。
特に飲食店は人手不足になりやすいため、すぐ復帰させてくれるでしょう。
バイト仲間に探りを入れてもらう
自己都合でバイトを辞めてしまった場合、復帰を申し出るのは勇気が必要です。
店長に相談しても冷たくあしらわれるかもしれないし、もう新しい人を雇っている場合もあります。
色々想像すると、怖くて行動に移せなくなりますよね。
復帰を申し出るのが難しいのであれば、当時のバイト仲間を頼ってください。
連絡先を知っているバイト仲間にお願いして、お店の状況やあなたに対して変な噂が流れていないか探りを入れてもらうのです。
何も問題なければ復帰しやすいし、悪い印象があるなら復帰は諦めた方が良いです。
結果がどうであれ、きちんとお礼をすることで、今後も良い関係を築くことができるでしょう。
バイト先に行って様子をうかがう
復帰できるか見極めるために、バイト先に行ってください。
飲食店やコンビニであれば、辞めた後でも利用しやすいです。
お客さんとして通っている内に、店長や当時のバイト仲間と会います。
雑談の中でお店の状況を確認できれば、あなたが復帰できる余地があるかもしれません。
たとえば、人手が足りなそうであったり、「(あなた)が辞めて困ってるよ~」と言われたとします。
すると、「今バイトしてないので、また働かせてください」と提案することができます。
辞めてから一度もバイト先に行ってなかったとしても、久しぶりに行くことで情報収集になるでしょう。
復帰したいときは直接伝える
辞めたバイト先に復帰したいときは、できるだけ直接伝えてください。
電話やメールではなく、対面して伝えるのがベストです。
仲が良かったバイト仲間に聞いてもらう方法もありますが、採用する側からすれば直接あなたの言葉を聞かない限り信用できません。
バイト先が忙しくない時間帯に行き、店長や上司に「また働かせてください」と伝えることが大切です。
最初は戸惑われるかもしれませんが、話ぐらいは聞いてくれます。
たとえ迷惑をかける辞め方をしたとしても、直接会って謝罪するほうが誠意は伝わります。
直接伝えても復帰できない場合もありますが、前に進むことはできるでしょう。
正直に復帰したい理由を伝える
バイト先に復帰のお願いをする場合、なぜ復帰したいのか正直に伝えてください。
相手が納得するような理由がないと、復帰は認めてもらえません。
たとえば、学業が理由でバイトを辞めたのであれば「試験が終わったので復帰したい」と言えます。
病気でバイトを辞めたのであれば「治療して完治したので復帰したい」と言えば、問題ないことがわかります。
人間関係が理由で辞めた場合、「実は○○さんと気が合わなかったので辞めました。○○さんも辞めたみたいなので、復帰したいです」と伝えても良いです。
特別な理由がなくても、「ここより良いところはないと思ったので、また働きたいです」と持ち上げても構いません。
ただし、「時給が低かったから辞めた」「他に行くところがない」などの理由は駄目です。
たとえ本心でもバイト先を下げるような理由だと、復帰させてくれなくなります。
必ずポジティブな理由を伝え、復帰をお願いするようにしましょう。
復帰できないときの対処法
いくら復帰したいと言っても、必ず復帰できるかはわかりません。
円満退職したバイト先であっても、あなたの代わりに他の人を雇用している場合もあります。
そこで、一度辞めたバイト先に復帰できないときの対処法をご紹介します。
人手不足になるまで待つ
今は人手が足りてても、後から人手不足になる場合があります。
人手不足になったら検討してもらうために、待ちたいと伝えてください。
「もう一度こちらで働かせていただきたいので、人手が足りなくなったら声をかけてもらえませんか?」
とお願いすれば、しばらく様子を見てもらえるかもしれません。
誰かが辞めて人手不足になった際に、声をかけてくれるでしょう。
少しだけ働かせてもらう
当時と同じシフトではなく、少しだけ働かせてもらうのもありです。
たとえば、週1~2回だと再雇用する負担は少なくなります。
土日のみなら影響は少ないし、他のスタッフにも迷惑がかかりません。
少しだけ働かせてもらっているうちに、バイト先の事情がわかるようになります。
徐々に元のシフトに戻せるようになるでしょう。
復帰できないときは潔く諦める
どうしても復帰できないときは、潔く諦めてください。
いつまでも復帰を模索していると、生活に困ってしまいます。
復帰できなければできないほど、元バイト先への想いは募りますが、いつまでもしがみいてはいけません。
バイト先にはバイト先の都合があるし、復帰できる保証なんてないからです。
やきもきしている内に時間ばかりが過ぎていき、バイトできない日々が続きます。
無駄な時間を過ごさないためにも、他のバイトを探しましょう。
まとめ
問題なく円満退社していた場合、復帰できる可能性は高いです。
一度辞めたバイト先であっても、また向か入れてくれるでしょう。
一度辞めたバイト先でも復帰して良いんだね
一度辞めたバイトに戻るのは不安ですが、もともとバイトは辞める人が多いです。
雇用主としてもスタッフが辞めることを承知の上、採用しています。
そんな中で、「また働きたい」と言われたらよほどの事情がない限り、歓迎してもらえるでしょう。
同じバイト先なら勝手がわかっている分、働きやすいし、覚えることも少なくて済みます。
経験者は優遇されるので、勇気を持って復帰したいと伝えてください。