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バイトを辞めるときは誰に言う?退職相談のキホン

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バイトを辞めるときは誰に言う?退職相談のキホンのイメージ

バイトを辞めるときは、誰に相談するか悩みますよね。

 
ウサくん

店長に言えば良いのかな?

店長が忙しそうにしていると、相談しづらい気持ちわかります。

できることなら、すんなり辞めさせてもらいたいですよね。

実際のところ、辞めるときに誰に相談するかは重要です。

相談する相手を間違えてしまうと、辞めづらくなる可能性があります。

そこで今回は「退職相談のキホン」と題して、誰に相談するべきかご紹介します。

適切な相手に退職の意志を伝え、円満退職しましょう。

バイトを辞めるときは責任者に相談する

責任者に相談する女性

バイトを辞めるときは、バイト先で一番偉い人=責任者に相談するのが基本です。

飲食店なら店長、コンビニならオーナー、商社なら社長に相談してください。

雇われ店長の場合もありますが、オーナーがほとんど店に来ないのであれば、店長に相談して構いません。

逆にオーナーも店長も毎日出勤しているのであれば、オーナーに相談するのが適切です。

必ず責任者に相談するようにしていれば、話が通りやすくなるでしょう。

責任者がいないときは「次に偉い人」

シフトを確認する料理長

職場に責任者がいないときは、責任者の次に偉い人に相談してください。

飲食店なら副店長や料理長、マネージャーやチーフが該当します。

会社であれば、社員に相談すると責任者に伝えてくれるでしょう。

ただし、バイトリーダーに相談するのは不適切です。

バイトリーダーはバイトの中で一番上の立場ですが、基本的には人事権がありません。

あなたの代わりに店長に伝えてくれる場合もありますが、誤解されやすいです。

そのため、退職に関することはなるべく社員に伝えましょう。

大人数の職場は直属の上司に相談する

職場の上司

工場や施設、コールセンターやイベントスタッフなど、大人数がいる職場は直属の上司に相談してください。

大人数がいる職場は部署ごとに責任者がいるため、その人に伝えれば問題ありません。

上司に「辞めたい」と伝えれば相談に乗ってくれるし、退職の手続きもしてくれます。

上司が退職を許可してくれれば、雇用主に伝えなくても辞められるでしょう。

派遣バイトは派遣会社に連絡する

電話する女性

派遣会社に所属してバイトをしているのであれば、派遣会社の担当者に連絡してください。

たとえ契約期間中であっても、病気や怪我などやむを得ない事情があれば認めてくれます。

退職の手続きは派遣会社が行ってくれるため、派遣先に退職申請する必要はありません。

逆に言えば、派遣先の会社に辞めたいと伝えるのはNGです。

直接あなたを雇用しているわけではないため、どうしようもないからです。

必ず派遣元の会社に連絡して、辞めたい意志を伝えましょう。

責任者ではないシフト作成者に相談しない

シフト表

シフトが出る前に辞めたいからといって、シフト作成者に相談してはいけません。

シフト作成者が責任者ではない場合、相談しても対処することができないからです。

シフト提出の際に「辞めます」伝えても保留になるでしょう。

責任者とシフト作成者が分かれている場合、責任者に相談するのが正しいです。

先に責任者に相談した後、シフト作成者に伝えれば問題ありません。

会社の人事部に相談するのはあり?なし?

会社・ビル

大企業や大手チェーン店の場合、人事部が採用活動を行っている場合があります。

採用や契約は人事担当者が行うため、人事部に相談した方が良いのか悩みますよね。

しかし、基本的には職場の責任者に相談してください。

責任者を通さずに人事部に相談すると、なにか問題があったのではないかと思われます。

責任者の評価に影響し、メンツを潰してしまうでしょう。

そのため、人事部には相談せずに、職場の責任者に相談するようにしてください。

責任者に相談してからバイト仲間に伝える

バイト仲間に相談する女性

バイトを辞めるときは、必ず責任者に相談してからバイト仲間に伝えるようにしてください。

責任者に相談してないのにバイト仲間に相談すると、誤解されるおそれがあるからです。

仮に、バイト仲間から「あの人が辞めたがっている」と伝わってしまうと、嫌悪感を抱かれます。

気性の荒い人だと「そんなに嫌なら今すぐ辞めてもいいぞ!」と怒り出すかもしれません。

無用なトラブルを避けるためにも、優先順位を見極めて退職相談するようにしましょう。

退職の挨拶も責任者を意識する

上司に相談する女性

退職の挨拶をするときは、責任者から行うようにしてください。

最初に店長やオーナーに挨拶をし、それから上司や先輩、後輩に挨拶するのが基本です。

「今日までお世話になりました。至らない点もありご迷惑おかけしましたが、とてもいい経験になりました。ありがとうございました。」

というように、少しかしこまった挨拶をすると良いでしょう。

目上の人ほど丁寧な言葉を使うようにし、お礼を伝えることが大切です。

退職の挨拶をしっかりすれば、気持ちよく辞めることができるでしょう。

なお、バイト最終日にどんな挨拶をすれば良いかわからない人は、次の記事を参考にしてください。

知っておきたい!バイト最終日の挨拶・例文
バイト最終日は、どんな挨拶をすれば良いか悩みますよね。退職の挨拶をした方が良いとは思うものの、挨拶の仕方やタイミングが難しいです。そこで今回...

まとめ

バイトを辞めるときは誰に言うか迷いますが、基本的には「職場で一番偉い人(責任者)」に相談すると間違いないでしょう。

 
ウサくん

辞めたいときは店長に伝えよう

バイトを辞めるときは、一番最初に店長やオーナーに相談するようにしてください。

責任者に相談していないのに、マネージャーやバイトリーダーに相談するのは失礼になります。

大人数の職場なら、同じ場所で仕事をしている直属の上司に相談しましょう。

職場で誰が一番偉いのかを意識し、真っ先に相談すればトラブルになりません。

ただし、派遣バイトは派遣元の会社に相談するのが適切になります。

派遣先の会社に相談しても対応してくれないので注意してください。

誰に相談するかは些細な問題に感じるかもしれませんが、人間関係では非常に重要です。

上下関係を見極めて退職相談をすれば、気持ちよく辞められるでしょう。

今回のポイント

役職が高い人ほど優位性を誇示したがる傾向にあります。責任者がいるのに別の人に相談すると、「どうしてアイツなんだ!」と怒りを買ってしまうでしょう。たとえ責任者が怖くても、勇気を出して相談するようにしてください。そうすれば相手の自己顕示欲を満たせるため、話が通りやすくなります。

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