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困る!バイトを辞める際に引き止められたときの対処法

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バイトを辞めたいのに引き止められると困りますよね。

 
ウサくん

辞めないでって言われた…

お世話になっている人からお願いされると、迷ってしまう気持ちわかります。

だからといって無理に続けられないし、スッキリ辞めさせてほしいですよね。

実は、退職を引き止められるのには理由があります。

あなたに辞められると困るため、あっさり断られてしまうでしょう。

そこで今回は「バイトを辞める際に引き止められたときの対処法」をご紹介します。

なかなか辞めさせてもらえないという人は、ぜひ参考にしてください。

バイトを辞めたいのに引き止められる理由

引き止める上司

店長に「バイトを辞めたい」と伝えたら、「辞めないでくれ」と引き止められる場合があります。

勇気を出して辞めると伝えたのに、引き止めにあうのはしんどいですよね。

どうしてバイトを辞めたいのに引き止められるのでしょうか?よくある理由をご紹介します。

人手不足

引き止めにあうもっとも多い理由が「人手不足」です。

あなたが辞めることで働き手がいなくなるため、引き止められます。

人が足りなければサービスに影響が及ぶし、クレームになりかねません。

優秀で経験豊富な人ほど「辞めないでほしい」と引き止められるでしょう。

理由が曖昧

辞めたい理由が曖昧だと、辞めたくても断られる場合があります。

どうして辞めるのか想像できないため、気持ちを理解されないからです。

学業や家庭の事情なら想像できますが、「一身上の都合」では具体性がありません。

場合によっては、「甘えてる」「改善できる」と思われ、断られてしまうでしょう。

研修中

研修中で仕事を覚えている段階の人は、辞めたくても引き止められます。

まだ研修中なのに辞める判断をするのは早いと思われるからです。

研修生は仕事ができなくて当然だし、1週間や2週間でわかりません。

一時的な感情で言っていると解釈され、引き止められてしまうでしょう。

採用コスト

バイトの採用にお金がかかるという理由で、引き止められる場合もあります。

人を雇うのは採用コストが発生し、負担が大きくなるからです。

求人を出すと広告費が必要になるし、必ず良い人が見つかるかわかりません。

たとえ見つかっても研修したりサポートする必要があり、時間もかかります。

採用コストが膨らむと経営を圧迫するため、新しい人を雇うのが難しいのです。

好かれている

バイト先の人から好かれている場合も引き止められます。

あなたが辞めると会えなくなり、寂しいからです。

特に恋愛感情を持たれている場合、かんたんには承諾されません。

何かと理由をつけて辞めさせないようにするでしょう。

バイトを辞める際に引き止められたときの対処法

職場でガッツポーズする女性

バイトを辞めたいと言っても引き止められる場合が多いです。

バイト先にも事情があるため、なかなか認められてもらえないでしょう。

そこで、バイトを辞めたいのに引き止められたときの対処法をご紹介します。

期限を設定する

バイトを辞めると決めたら、退職する期限を設定してください。

期限を設定することで、辞める理由に信憑性がでます。

たとえば、「◯月◯日に試験がある」「◯ヶ月後に受験がある」など、具体的な日程があるとわかりやすいです。

あらかじめ日程が決まっていることで、辞めさせてもらいやすくなるでしょう。

親に相談する

高校生や未成年の方は、親(保護者)に相談してください。

親を通して退職申請することで、バイト先は拒否しづらくなります。

親が反対しているのに、バイト先の都合で無理に働かせられません。

トラブルを避けたいという気持ちから、辞めさせてくれるでしょう。

本社に連絡する

バイト先がチェーン店であれば、本社に連絡してください。

本社は支店よりも力が強く、公平に判断してくれるからです。

たとえ店長が辞めさせたくなくても、本社の判断なら逆らうことはできません。

大抵の会社は人事部があるし、バイトを辞めさせない行為は評判にも影響を与えます。

本社に事情を説明してお願いすれば、無理に引き止められないでしょう。

公的機関に相談する

どうしてもバイトを辞めさせてもらえないときは、公的機関に相談してください。

住んでる地域の労働基準監督署に相談することで、辞める方法を教えてくれます。

専門の相談員が法的な視点でアドバイスをしてくれるので、辞め方がわからなくても安心です。

公的機関に相談していると言えば、揉め事を避けるために辞めさせてくれるでしょう。

退職届を出す

辞めたい意思を証明するために、退職届を出してください。

退職届を出すことで、「言った・言わない」を避けられます。

退職届の書き方は、ネット上のテンプレートを使ってもかまいません。

退職届があれば証拠として形に残るので、確実に辞められるでしょう。

バイト先から引き止めにあわない断り方・例文

断る女性

バイト先から引き止めに合ったときは、退職理由を工夫してください。

バイト先が「これなら仕方ない」と思える理由があれば、強く引き止められません。

次の例文を参考に、正しく断りましょう。

体調不良

病気や怪我など、体調不良が原因でバイトを続けられない場合があります。

しかし、目に見えた不調がない限り、なかなか理解してもらえません。

体調不良でバイトを辞めたいときは、具体的な病名を伝えて辞めさせてもらいましょう。

例文)

「立ちっぱなしの仕事で腰痛になってしまい、整形外科に通っています。医者から『しばらく休んだほうがいい』と言われてしまいました。これ以上続けて悪化すると困るので、辞めさせてもらえないでしょうか。」

学業優先

学生は学業が本分であり、学業を優先するために辞めるのは当たり前です。

しかし、ただ「成績が落ちたから辞めたい」だと曖昧なため、納得してもらえません。

具体的なエピソードを添えて、わかりやすく説明しましょう。

例文)

「中間テストで赤点を取ってしまい、親からバイトを辞めるように言われてしまいました。先生からも追試を受けるように言われたため、バイトを続けることができません。申し訳ありませんが、◯月いっぱいで辞めさせてもらえないでしょうか。」

就職する

バイトはあくまで非正規雇用であり、就職を理由に退職するのは当然です。

しかし、他の会社と選択したように受け取られると、反発を買う恐れがあります。

円満に退職するためにも、感謝を伝えながら退職をお願いしてください。

例文)

「嬉しいことに、新しい就職先が決まりました!これも店長にご指導していただいたおかげです。ありがとうございます。出勤日は◯月◯日になりますので、それまで一生懸命がんばります。最後までよろしくお願いいたします。」

交渉が苦手な人は退職代行を使うのもあり

退職代行

「どうしても店長を説得できない」「交渉が苦手で怖い」のであれば、退職代行を利用してください。

退職代行ならあなたの代わりに退職手続きを行ってくれるため、精神的な負担が減ります。

アルバイト契約でも利用することができ、退職に必要な作業をサポートしてくれます。

依頼費は発生しますが、専門家が交渉してくれるため、ストレスがたまりません。

退職代行を利用することで、効率的かつ円滑に退職手続きが進行するでしょう。

後任がいるとバイトを辞めやすくなる

バイト仲間の女性二人

人手不足の職場だと辞めたくても引き止められてしまいますが、後任がいる場合は別です。

あなたの代わりに働いてくれる人がいることで、人手不足にはならないからです。

バイトをしていない友達や先輩・後輩、兄弟などに声をかけてみてください。

バイト先に問題があって辞めるのでなければ、話を聞いてくれるはずです。

そして、紹介者に仕事を教えてから辞めれば迷惑がかかりません。

みんなに迷惑がかからないのであれば、引き止められずに辞められるでしょう。

バックレや無理やり辞めようとするのはNG

指でバツをする女性

退職を引き止められるからといって、無理やり辞めようとするのはNGです。

バックレのような形でバイトを辞めてしまうと、みんなに迷惑がかかります。

軽はずみな行動は信用を失うばかりか、将来に影響を与えます。

辞めぐせがついたり、損害賠償を請求される可能性も否定できません。

自らトラブルを招かないためにも、無理やり辞めないようにしましょう。

バイト先に引き止められても辞めて良い

退職届を出す女性

あなたが辞めたいと思うのであれば、引き止められても辞めてください。

あなたにはあなたの人生があるし、バイト先に従う必要はないからです。

労働者には退職の自由があるし、退職の意志表示をしてから2週間が経過すると辞められる法律があります。(民法第627条)

バイト先は「辞めたい」と言っている人を、自社の都合で無理に引き止めることはできません。

辞めたい意思を変えない限り、最終的には辞めさせてくれるでしょう。

まとめ

バイトを辞めたいと伝えたら、「辞めないでくれ」と引き止められる場合があります。

引き止められても慌てずに、あなたの希望を伝えるようにしてください。

 
ウサくん

落ち着いて対処しよう

バイト先が人手不足であったり、辞めたい理由が曖昧だと引き止められやすいです。

新しい人材を雇用するにはお金がかかるため、辞めてほしくない場合もあります。

バイト先に辞めるのを引き止められたときは、期限を設定するようにしてください。

「◯日後に◯◯があるから辞めたい」という伝え方をすると、辞める理由に信憑性がでます。

話を聞いてもらえないのであれば、本社に連絡したり、公的機関に相談するのもありです。

たとえ引き止められても諦めずに、粘り強く交渉すれば辞めさせてくれるでしょう。

※本記事は、編集部の経験や見解に基づいたものであり、専門家の監修を受けているわけではありません。労働問題のトラブルに関しては、厚生労働省の相談窓口にてご相談ください。

今回のポイント

受験や就職など、スケジュールに則って辞めるのであれば、計画的に伝えてください。1~2ヶ月前に伝えることで、引き止めにあうリスクを減らせます。普段の会話から「◯月になると辞める」というように匂わせておくと、スムーズに辞められるでしょう。

この記事の著者

ぼくのわたしのバイト体験談

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