ライフスタイル

実際どう?友達と一緒にバイトをするメリット・デメリット

記事内にプロモーションが含まれています
実際どう?友達と一緒にバイトをするメリット・デメリットのイメージ

初めてのバイトで心配なのが人間関係です。知らない人ばかりの中で働くのは不安ですが、友達と一緒なら頑張れそうですよね。

 
ウサくん

友達が一緒だと楽しそう

友達が同じバイトをしてくれるなら心強いし、安心できますよね。

できることなら、友達と一緒に働けるバイト先を見つけて、楽しく働きたいと思うことでしょう。

しかし、友達とバイトをすることは良いことばかりではありません。友達が一緒だからこそ、嫌な思いをすることもあります。

そこで今回は「友達と一緒にバイトをするメリット・デメリット」についてご紹介します。

友達とバイトをしようとしている人は、良い点・悪い点を把握した上でバイト探しをしてください。

友達と一緒に働けるバイト先は多い

友達と仕事をしている女性

ファミレスやカラオケ店など、友達と一緒に働けるバイト先は多いです。

求人情報にも「友達と応募可」などと書かれており、友達同士の応募を歓迎しています。

なぜ友達と一緒に働くことを認めているのかと言うと、「人手不足を解消したいから」です。

一人よりも二人雇う方が人手不足の解消に繋がるし、何度も求人する手間を省けます。

また、友達がいることで頑張ってくれるのではないかと期待できるし、すぐに辞めにくいです。

そのため、友達と一緒に働くことを認めており、アピールポイントにしているのです。

友達と一緒にバイトをするメリット

仲良しの女性二人組

友達と一緒にバイトをすることで、「楽しい」以外にも様々なメリットがあります。

どんなメリットがあるのか見ていきましょう。

一緒に仕事を覚えられる

バイトに限らず、どんなことでも自分一人で覚えるのは大変です。

先輩から仕事を教えてもらってもすぐ覚えられるとは限らないし、ミスもするでしょう。

しかし、友達がバイト先にいれば一緒に仕事を覚えることができます。

どっちかがミスをしても助け合うことができるため、失敗しても挫けずに頑張ることができるでしょう。

バイト先で孤立しづらい

バイトという新しい環境で働くのは誰しもが不安になるものです。みんなと仲良く働けるか心配になる人も多いでしょう。

しかし、友達がいれば不安や恐怖も和らぎます。働く勇気も湧いてくるでしょう。

たとえ嫌な先輩がいたとしても、友達がいれば愚痴を言い合うことができるため、ストレスを発散することができます。

友達がいるという安心感があれば、他のバイト仲間ともコミュニケーションを取れるようになるため、バイト先で孤立することもありません。

シフトを代わってもらえる

バイトのシフトは予め決まっているため、なかなか休みづらいです。

急用ができたり体調が悪くなっても、代わりの人が見つからなくて、休めないというケースも多いです。

しかし、バイト先に友達がいれば代わってもらいやすいです。友達が休みの日であれば、事情を説明することで、きっと助けになってくれるでしょう。

一緒の学校に通っている友達なら、学校でシフトの相談をすることもできます。

早めにシフト変更を店長に伝えれば、バイト先に迷惑をかけることもありません。

モチベーションを保てる

お金のためにバイトをしていると言っても、仕事が楽しくないとモチベーションは下がります。いずれ辞めたくなるでしょう。

しかし、友達がバイト先にいることで、モチベーションを保てるようになります。

「仕事はつまらないけど、友達がいるから行こう」という気になるため、やる気が湧いてきます。

学校でも「勉強はつまらないけど、友達がいるから行っている」という人も多いのではないでしょうか。

バイトも一緒です。友達や好きな人と一緒にいればモチベーションを保てるため、長続きします。

スキルアップしやすい

友達の頑張る姿を見ることで、刺激を受けてやる気が出たり、成長するきっかけになります。

友達が褒められている姿を見れば「負けたくない!」というライバル心が芽生え、これまで以上に努力するようになるでしょう。

自分一人なら怠けてしまいそうなことでも、友達がいることで頑張れるようになります。

その頑張りが後のスキルアップに繋がり、あなたを成長させるきっかけになるでしょう。

友達と一緒にバイトをするデメリット

喧嘩している女性二人組

友達と一緒にバイトをすることは良いことばかりではありません。一緒にバイトをしたがために、辛い目に遭うこともあります。

友達と一緒にバイトをすると、どんなデメリットが考えられるのか見ていきましょう。

気が緩みやすい

仕事は本来、緊張感をもってするものですが、友達が同じ職場にいることで、どうしても気が緩みがちになります。

雑談をして店長に怒られても「別にいいや」と考えるようになったり、友達がミスをしても隠すようになるかもしれません。

いくら友達と一緒でも、仕事とプライベートの切り替えは必要です。仕事が疎かにならないように注意しましょう。

友達と比べられる

友達同士とういうことで、仕事振りや能力の差を比較されやすくなります。

たとえ普通に仕事をこなしていたとしても、友達ができる人であれば、劣っているように思われがちです。

仕事だけでなく、容姿を比較されることもあり、いたたまれない気持ちになるかもしれません。

友達が褒められる度に焦りを覚えて、プレッシャーになることもあるでしょう。

チームワークに影響する

友達がバイト先にいることで、バイト内のチームワークに悪影響を及ぼすことがあります。

あなたが友達と二人だけの世界を作ることで、他の人は声をかけづらくなるし、割って入るのが難しくなります。

その結果、友達以外のバイト仲間とコミュニケーションが取れなくなり、チームワークが上手く行えなくなります。

仕事中は友達だけ優先するのではなく、他のバイト仲間と平等に接するようにしてください。

友達の嫌な面を見る

学校の友達と一緒にバイトをする場合、一日の大半は友達と一緒に過ごすことになります。

朝から晩まで一緒に居れば、どんなに仲が良い者同士でも嫌な面を見やすくなります。友達の言動が気に入らず、喧嘩になることもあるでしょう。

通常の喧嘩なら時が経てば仲直りすることもできますが、いつも顔を合わせていればそうもいきません。

余計な争いごとを避けるためにも、シフトを変更するなどして、程よい距離感を保ったほうが良いです。

バイトを辞めづらくなる

楽しそうだと思って始めたバイトでも、イメージと違うことで辞めたくなることもあります。

しかし、友達がバイト先にいることで辞めづらくなります。

特にあなたから友達を誘ったのであれば、「無責任な人」だと思われ、友人関係にヒビが入るかもしれません。

そうした理由から、嫌にもなってもズルズル働くことになり、辞め時が難しくなります。

友達と働きやすいバイトの選び方

友達とスマートフォンを見る女性

友達と一緒にバイトすることを決めても、職種や条件によって働きやすさは異なります。

友達とバイトをする時は、どんな点に注意してバイト探しをすれば良いか見ていきましょう。

シフトの融通が利く

シフトの融通が利くバイトだと、同じ日にシフトを入れることで、バイトが終わった後に遊びに行くことができます。

しかし、シフトの融通が利かないと、友達と一緒に働く機会が少なくなります。プライベートで遊ぶ機会も減るでしょう。

これではせっかく同じバイトをしても意味がありません。

友達と一緒にバイトをする時は、シフトの調整をしやすいバイト先を選びましょう。

大量募集している

コールセンターやデータ入力、工場の軽作業など、大量募集をしていることが多いバイトは、友達と一緒に働きやすいです。

大量募集しているということは人手不足である証拠です。友達と一緒に応募しても採用される可能性は高いです。

そのため、どっちかが採用されてどっちかが落とされるという心配をすることもありません。

友達と一緒にバイトをする時は、できるだけ受かりやすいバイトを選びましょう。

短期のバイト

イベントスタッフや試験監督、スタジアムの売り子など、短期間で働けるバイトも友達と働きやすいです。

短期だと仕事が合わなくても辞めることができるため、友達に迷惑をかけることもありません。

また、海の家やスキー場などのリゾートバイトであれば、友達と旅行気分で働けます。

お金を稼ぎながら友達と思い出づくりをすることができるので、一石二鳥です。

同世代が多い

高校生ならファミレスやファストフード、大学生なら居酒屋やカフェなど、同世代が多いバイト先を選びましょう。

職場の人と歳が離れていると、何かと目立ちます。友達と比べられたり、嫌な思いをするかもしれません。

しかし、同世代が多いと年齢で目立つことはありません。中にはあなたと同じよに友達と一緒に働いている人もいます。

同世代が多いことで、余計な気を使わずに働くことができるでしょう。

技術を必要としない

キッチンやクリエイティブ関係のバイトだと、技術や能力差が生まれます。

仕事の面で友達と比べるようになり、嫉妬したりギクシャクしてしまうかもしれません。

友達と競い合うのは良いことですが、バイトが原因で関係を悪くしては元も子もありません。

できるだけ友達と喧嘩しないようにするためにも、技術や能力が必要なバイトは避けたほうが無難です。

友達と一緒に応募する方法・やり方

友達と一緒のスマートフォンを見る女性

目当てのバイトが見つかったら、友達と一緒に応募してください。

ただし、応募方法によってやり方が異なります。

そこで、電話・Web・直接応募、それぞれのやり方についてご紹介します。

電話で応募する

電話応募する場合、代表者が電話してください。

みんなで一斉に応募する必要はありません。

電話でバイト募集を見たと伝え、友達と一緒に応募したいとを伝えましょう。

電話をしている間は、友達もそばにいるようにすることが大切です。

そばにいれば電話に代わることができるため、応募確認をすることができます。

面接の日程をその場で確認することもできるため、話がスムーズに進むでしょう。

電話応募のトーク例

代表者「アルバイト募集を見てお電話しました(代表者の名前)と申します。採用ご担当者様はいらっしゃいますか?」

(採用担当者が電話に出る)

代表者「お忙しいところすみません。(代表者の名前)と申します。アルバイト募集を見て応募しました。まだ募集はされていますでしょうか?」

担当者「はい、募集しています。」

代表者「ありがとうございます。実は友人と二人で応募したいと思っているのですが、よろしいでしょうか?」

担当者「大丈夫です。面接は別々になりますが、よろしいですか?」

代表者「はい、大丈夫です。」

担当者「それでは一度面接に起こしください。お友達もそばに居ますか?」

代表者「はい、居ります。」

担当者「では、◯日の◯時から順番に面接をさせていただきたいのですが、いかがでしょうか?」

(友達と相談する)

代表者「はい、二人とも大丈夫です。」

担当者「そうですか。では◯日の◯時にお待ちしています。」

代表者「ありがとうございます。私は(代表者の名前)で、友人は(友人の名前)と申します。◯日の◯時にお伺いさせていただきますので、よろしくお願いいたします。」

Webで応募する

求人サイトからWeb応募する場合は、一緒に応募することができません。

別々に応募フォームに入力して、備考欄に友達と一緒に応募したいと記載してください。

時間を空けずに、同時に応募するとわかりやすいです。

「『友達可』と書かれていたので、(友人の名前)と一緒に応募しました」と記載すれば、一緒に応募したことが伝わります。

もし、備考欄がなかったときは、応募後の連絡で伝えるようにしてください。

どちらの場合でも、二人とも同じような説明をすることが大切です。

そうすれば、友達と一緒に応募したのを理解してくれるでしょう。

Web応募の連絡例

「友達応募可」と書かれていたので、(友人の名前)と一緒に応募しました。可能であれば、二人同時に面接をしていただきたいです。

直接応募する

店頭の張り紙を見て直接応募する際は、友達と一緒に行ってください。

飲食店なら忙しい時間帯は避け、待機時間(15時~17時頃)に行くのがおすすめです。

店内に入ったら声をかけてきた店員に「アルバイト募集を見ました」と伝えましょう。

直接応募する場合、すぐ面接してくれる場合もあれば、後日になる場合もあります。

あらかじめ友達とスケジュールの相談をしておき、即答できるようにしましょう。

直接応募のトーク例

代表者「お忙しいところすみません。表に貼ってあった『アルバイト募集』を見てきました。まだ募集されていますでしょうか?」

担当者「はい、募集しています。」

代表者「ありがとうございます。二人(友人を指す)と一緒に応募したいのですが、可能ですか?」

担当者「大丈夫です。ただ、今は忙しいのでまた明日来てくれますか?」

代表者「はい、大丈夫です。」

担当者「では明日の◯時にお待ちしています。」

代表者「ありがとうございます。私は(代表者の名前)です。」

友人 「私は(友人の名前)です。」

二人で「よろしくお願いいたします」

友達とバイトに応募する時の注意点

パソコンの前で悩んでいる女性

友達とバイトに応募する時は注意が必要です。何も考えずに応募してしまうと、一緒に働くことはできないかもしれません。

友達と一緒に応募する際は、どんなことに気をつければ良いのか見ていきましょう。

「友達と応募可」の求人を探す

友達とバイトに応募する時は、「友達と応募可」「友達同士OK」などと書かれている求人に応募してください。

このようにアピールしてある求人は友達と働くことを認めているため、友達と一緒に応募しても問題視されません。

「友達と応募可」と書かれていなくても採用されることはありますが、友達と働きたいのであれば、書かれてある求人に応募するのが無難です。

応募する時に伝える

電話・メールに限らず、求人に応募する時は「友達と一緒に応募したい」という意思を伝えてください。

別々に応募すると友達同士の応募かわからないし、面接日などの配慮もしてくれません。

タイミングによっては「あと一人しか採用しない」ということもあり、友達と一緒に働けないこともあります。

そのため、応募する時は必ず友達と一緒に応募する(応募したい)と伝えるようにしてください。

面接は別々になることがある

友達とバイトに応募しても、面接は別々になることがあります。

コンビニや個人の飲食店など、面接スペースが限られている場合、複数人を面接することは難しいからです。

友達と一緒に面接を受けられれば心強いですが、バイト先の事情もあります。

どうしても一緒に受けたいという時は、事前に確認しておきましょう。

シフトの希望が通らないこともある

面接で「友達と一緒に働きたいから、同じシフトにしてください」と言っても、同じにしてくれるとは限りません。

友達と働くのは認めていても、シフトとなると話は別です。日によっては別々のシフトになることもあります。

あまりにも友達と同じシフトを希望していると、「遊びに来ているのか?」と思われてしまうので、強くは言えません。

友達と同じシフトを希望するのはありですが、全部一緒になることはないので、注意してください。

一緒に採用されるとは限らない

友達と一緒に応募したからといって、必ず一緒に採用されるとは限りません。

いくら「友達と応募可」とアピールされてあっても、面接の内容次第ではあなたか友達のどちらかが不採用になることもあります。

友達と一緒に応募する時は、どちらかが不採用になることも念頭に入れつつ、その後の対応を決めておいてください。

まとめ

バイトをするのが不安な人でも、友達と一緒ならやってみようと思えるのではないでしょうか。

友達と一緒に働けるバイト先も多いため、バイトをするのが不安な人は友達を誘って応募してください。

 
ウサくん

友達と一緒なら安心だね

友達と一緒なら仕事を覚えやすくなるし、モチベーションも上がります。

バイト先に友達がいれば孤立することはないし、急用ができた時も代わってもらいやすくなります。

反面、いつも一緒にいることで嫌な面が見えたり、他のバイト仲間とチームワークを取りづらくなることもあります。

友達と一緒にバイトをする時は、メリットだけでなくデメリットも理解することが大切です。

あくまで「仕事をしにきている」ということを忘れずに、仕事中は真面目に働くようにしてください。

友達と一緒にバイトをしてお互い成長することができれば、絆がもっと深まることでしょう。

今回のポイント

友達と一緒にバイトをする時は、応募する前に十分相談してください。思いつきで「一緒にバイトをしよう!」と誘ってしまうと、後でトラブルになるかもしれません。バイトが原因で友達関係が壊れては本末転倒です。友達の意見を聞きつつ、お互いが納得できるバイト先を選んでくださいね。

関連記事