バイト探しの方法はさまざまあります。
求人サイトにアルバイト情報誌、お店の張り紙や友達からの紹介など、みなさん思い思いの方法でバイトを探しています。
しかし、自分がやりたいと思っている仕事ほどバイト募集していなかったり、見つからないことが多いのではないでしょうか?
あのバイトしたいんだけど、なかなか募集してないな~
なかなか求人しないお店・会社というのは、人がすぐに辞めないため、良いバイト先である可能性高いです。
できることなら、あなたも良いバイト先で働きたいですよね。
実際のところ、求人サイトやバイト情報誌には掲載されていない求人もあります。
求人メディアを使わない会社も多いため、普通に探しているだけでは見つかりません。
隠れた優良バイトを見つけるためには、これまでと同じような探し方をするのではなく、他の人と違う行動をする必要があります。
そこで今回は、普通とは少し違う「バイト探しの裏技」をご紹介したいと思います。
普通とは違うバイト探しがしたい人は、ぜひ参考にしてください。
求人していないお店に問い合わせる
人手不足だからといって、すぐに求人しているわけではありません。
求人を出す方法がわからなかったり、時間がなくて出していないお店も多いのです。
特に新しくできたお店の場合、開店の準備に追われて求人まで手が回らないということがあります。
最初は家族でなんとかやれているものの、人手が足りていないという場合もあるのです。
そういうお店に問い合わせると、「実はバイトさんを探していた」ということがあります。
気になるお店を見つけたら、一度問い合わせてみてください。
なお、飲食店や小売店などのフランチャイズであれば、本部に問い合わせるというのも裏技の一つです。
「○○店でアルバイトをしたいのですが、募集の張り紙が見当たりません。求人していないのでしょうか?」と、問い合わせをします。
店長が忙しくて求人を出せていなかったり、あるいは「今の人材で足りる」と思って出していないかもしれません。
しかし、本部に問い合わせることで、客観的に労働状況を判断してくれます。
「この人数でお店を回していくのは大変だ」となり、求人の斡旋をしてくれるかもしれません。
判断基準はお店が忙しい時間帯(飲食店なら12時~13時や19時~20時頃)に客として来店してみてください。
混雑していたり、待たされるようであれば、人手が足りていない証拠です。
このように求人していないからといって、絶対にバイトとして働けないわけではありません。
実際に問い合わせることで、働ける可能性もあるのです。
「募集していない」とあっさり断られることもありますが、良いと思ったお店や会社を見つけた際は、ぜひ問い合わせをしてみてください。
学校の先生に相談する
学校の先生は色んなコネクションを持っています。
学校にくる出入り業者や学会や講演会などで知り合う人たち、卒業生で起業した人もいるでしょう。
色んな経営者と接する機会も多く、世間話などから人材を探していると言われることもあります。
その中から紹介してもらえるバイト先があるかもしれません。
バイトの場合、多くは10代・20代の若者を希望します。
学校には若者が多く在籍しているわけですから、経営者も人材の斡旋を求めて先生に相談している場合があります。
紹介案件であれば、いわゆるブラックバイトのように、労働条件が悪いということも少ないでしょう。
逆に高待遇であることのほうが多いです。
労働時間が短いのに時給が良かったり、かんたんで楽な仕事が見つかるかもしれません。
そんな優良バイトは紹介ならではだといえるでしょう。
また、学校や先生経由のバイトであれば、求人サイトには出回っていない珍しいバイトをすることもできます。
映画のエキストラやモデルなど華やかな仕事があるかもしれません。
先生が紹介してくれたバイトをすることで、先生のメンツを立てることにもなります。
あなたの評価も良くなり、就職時にも有利に働くことでしょう。
インターンとして働く
インターン(インターンシップ)とは、大学生が一定期間、企業で働く「職業体験」のことを指します。
ただ職業体験するだけのではなく、ちゃんと給料や手当がもらえます。
スキルアップにもつながるため、近年活発に行われています。
名目上では就職や採用を目的としてインターンを実施しているため、アルバイトとして働けないと思われるかもしれません。
しかし、インターンの中には短期(数日~数週間程度)のものもあり、企業も労働力確保を目的として実施していることがあります。
本来のインターンとは異なり、その企業に就職する・しないに関わらず、アルバイト感覚で気軽に働くことができるのです。
また、インターンを募集している企業は対象が学生だと理解しているため、時間の融通が利きやすいです。
インターンのために授業を休むというケースは、少なくなるでしょう。
インターンを経験することで、その業界について知ることができ、なりたい職業を見つけるきっかけにもなります。
また、就職の際に有利に働く場合もあります。
こういった理由から、アルバイトよりもインターンをいくつかして、お金と経験を身につけるという学生も多いです。
インターンは学生の間だからこそできる貴重な体験ともいえます。
興味のある業界や企業を見つけた際は、インターンとして働くことを考えてみてはいかがでしょうか。
取材目的で働く
最後にとても変わった方法をご紹介します。
それは「取材目的で働かせてもらう」ことです。
よくテレビの企画でやっていますが、基本的には同じ意味を指します。
実際に働くことで、そのお店や業界の裏側を知ることができます。
働いている様子を映像や文章などコンテンツとして配信すれば、視聴者の興味を引くことができます。
一方、お店は宣伝になります。
視聴者の興味を引いて来店数を増やすことができますし、ブランド力を高めることにもつながります。
双方の思惑が一致しやすいため、テレビや雑誌などでよく配信されています。
メディア関係者の中でも、一般的なコンテンツ作りの方法なのかもしれませんね。
ただし、今回は個人がアルバイトとして働きます。
あなたが芸能人である必要もなければ、YouTuberである必要もありません。
学生や一個人だとしても、明確な目的があれば働かせてくれます。
たとえば「大学の論文で取り上げたいから働かせてください」でもいいわけです。
実際に働いたことをレポートとしてまとめ、卒業論文に活用したいとなれば、受け入れてくれるお店もあるのではないでしょうか?
特に同じ大学卒の経営者であれば、受け入れてくれやすいと思います。
また、「将来、○○業界で働きたいので勉強させてください」という提案もアリです。
修行になると重々しくなりますが、勉強や体験が目的となれば、採用する側も軽くなるでしょう。
取材目的といってもなにを目的として取材したいのか?体験したいのか?は異なります。
実際に交渉する際は、明確な理由を説明できるようにしましょう。
なお、交渉の際に「なぜそのお店に決めたのか?」といった、選択の理由を説明できなくてはいけません。
「家から近い」とか、「なんとなく」で応募するのは駄目です。
経営者の心を打つような明確な理由があって、そのために働いてみたいといった熱意を伝えることで、受け入れてくれる可能性も高まるでしょう。
まとめ
バイト探しには求人サイトを使う方法以外にも、さまざまな方法があります。
裏技的な方法が見つければ、少し代わった形でバイトをすることができるでしょう。
バイト探しといっても色々なやり方があるんだね
今回ご紹介した方法は総じて「積極的に行動する」というのが鍵になっています。
実際に上手くいくかどうかわかりませんが、まず行動してみないことには結果はわかりません。
求人サイトに掲載していなかったり、実際に募集しているかわからなくても、積極的に行動することで、チャンスを広げることはできます。
もし、やりたいバイトが見つからないという方は、今までの方法を見直し、今回ご紹介した裏技にチャレンジしてはいかがでしょうか。
きっとこれまでとは違う、素敵なバイト体験ができるでしょう。