なんとかなる？バイトで土日どちらか休みたい時の対処法

バイトをしていると土日は忙しくなるため、休みを取りづらいですよね。

毎週土日に働くのは大変なため、たまには休みたいという気持ちわかります。

両方は難しくても、せめて土日のどちらかは休ませてほしいですよね。

実は、接客業のバイトでも土日必ず働かなければいけないことはありません。

バイト先との交渉次第で、土日のどちらかは休むことができます。

そこで今回は「バイトで土日どちらか休みたい時の対処法」をご紹介します。

土日は忙しいからと諦めずに、できることから始めてください。

土日は休みを取りづらい

接客業やサービス業は、土日が稼ぎ時になるため、休みを取りづらいです。

土日は平日に比べて多くのお客さんが来店するため、忙しくなります。

しかし、土日はみんなが休みたいと思っているため、人手不足になりやすいです。

そのため、土日休みのシフトを出しても却下されたり、希望通りにはならないでしょう。

何度も土日休みのシフトを提出することで、店長に怒られることもあります。

たとえ休ませてもらっても、土日に働いている人から「あの人だけ休んでズルい！」と思われ、反感を買います。

安易に土日休みにしようとすれば、人間関係にヒビが入る恐れがあるため、注意してください。

土日どちらか休みたい時の対処法

土日の両方休むのは難しくても、どちらか休むことはできます。

どちらか休めれば友達と遊びに行けるし、休息を取ることもができるでしょう。

そこでどのようにして休めば良いのか、対処法をご紹介します。

予定を入れる

あらかじめ土日のどちらかに予定を入れて、その日は出勤できないと伝えましょう。

学生なら部活やサークル活動で日曜日を休ませてもらったり、主婦なら子育てで休みたいと言うのもありです。

掛け持ち可のバイトなら、仕事があるからという理由で休みにしてもらっても良いでしょう。

明確に土曜日（または日曜日）に働けないという理由があれば、渋々ながらも了承してもらえます。

曜日を固定する

自由シフト制だと毎月（または毎週）出勤する曜日が変わりますが、固定シフト制であれば出勤日の変動がありません。

基本的に毎週同じ曜日に出勤するため、最初から土日のどちらかを休みにすれば問題ないです。

不測の事態でもない限り、後から変わることはありません。

面接時に「土日は出勤できますが、どちらかだけにしてください」といえば、両方入れられることはないでしょう。

平日に多く出勤する

労働基準法では、週40時間・1日8時間しか働いてはいけない決まりがあります。

例えば、平日に4日間勤務していたとしましょう。1日8時間としたら、週32時間働いていることになります。

仮に土日まで働き週6日勤務になると、週48時間労働となり、法定労働時間をオーバーしてしまいます。

そのため、平日に多く出勤することで、土日のどちらかは休みやすくなるでしょう。

金曜日に出勤する

飲食店にとって、金曜日は土日同様に稼ぎどきです。

金曜日の夜は仕事を終えた人々が多く来店するため、忙しくなります。

そのため、金曜日に出勤していれば土日のどちらかは休みやすくなります。

金曜日出勤、土曜日休み、日曜日出勤という形なら、認めてもらいやすいです。

祝日に出勤する

祝日も土日と同様に休みたい人が多いため、人手不足になりやすいです。

GWやお盆、年末年始は稼ぎどきであるため、出勤できる人は大いに歓迎されます。

そこで土日のどちらかを休みにする代わりに、祝日はできるだけ出勤するようにしてください。

連休時にシフトに入っていれば、土日に休んでも大目に見てもらえます。

バイト仲間と協力する

土日どちらか休めるシフトにするためには、バイト仲間の協力が不可欠です。

バイト仲間と話し合って、シフトを調節してください。

例えば、土曜日休みたいと思うのであれば、日曜日休みたい人とシフトを交代しましょう。

既婚者や子供がいる人は日曜日に休みたいことが多いため、代わってもらいやすいです。

バイト募集時に相談する

バイト先がバイト募集しているタイミングで、シフト変更をお願いしてください。

バイト募集時ならあなたの代わりに入れる人を探せるため、シフト変更に応じてくれる場合があります。

バイト募集の話を聞いたら、「土日どちらか休みたい」と伝え、早めに申し出るのがポイントです。

希望を聞いてもらえる保証はありませんが、意識はしてくれます。

応募者が代わりに入ってくれるのであれば、土日どちらか休めるでしょう。

土日どちらか休みたい時の面接対策

バイトの面接では「土日も出勤できますか？と聞かれることが多いです。

飲食店や接客業なら土日働ける人を優先しているため、働くことができれば受かりやすくなります。

しかし、安易に「土日も働けます」と答えるのは駄目です。土日両方入れられてしまうからです。

そのため、土日どちらか休みたいのであれば、面接時から「土日働けますが、どちらかは休ませてください」と伝えてください。

具体的に「土曜日は塾があるので休ませてほしい」「日曜日は家事をするので休みたい」と言えば、希望を聞いてもらえます。

念のため、履歴書にも「土曜日（日曜日）は休みたい」という希望を書いておくと良いでしょう。

土日休みすぎるとクビになる？

接客業は土日出勤を求めるため、土日に休んでばかりいるとクビになるのではないか？と思いますよね。

実際のところ、土日に休む人はバイト先から良い顔はされません。

あなただけ土日休みにしたシフトを組むことで、みんなから反感を買ってしまうため、承諾しづらいのです。

また、飲食店だと土日働けることを前提に採用しているため、土日働けないとなれば契約違反を指摘されることもあります。

クビにならなくても、シフトを減らされたり、重要な仕事を任せてもらえなくなる可能性があります。

今後もバイトを続けたいのであれば、たまに休む程度にして、なるべくなら入るようにしてください。

どうしても休みたい時はバイトを変える

週によって土日のどちらか休めることもありますが、毎週休むのは難しいです。

土日どちらかは働かなければいけなかったり、どちらも働くように頼まれる場合もあります。

もし、どうしても土日に休みたいのであれば、思い切ってバイトを変えてください。

今のバイト先よりも、自由シフトで土日が休めるバイト先はたくさんあります。

土日にバイトをすると、体力・精神力が削られるだけでなく、貴重な時間を消費してしまいます。

学生なら友達と遊ぶ時間が必要だし、主婦なら家族と一緒にいる時間が必要になるでしょう。

土日に休めれば多くの思い出を作ることが出来るのに、労働だけに費やすのはもったいないです。

バイトも大事ですが、プライベートも大切です。悔いのない選択をしてください。

まとめ

バイトは土日に出勤することを求められますが、必ずしも両方入らなければいけないわけではありません。

相談次第で土日どちらか休めるようになるため、諦めずに交渉してください。

土日どちらか休みたい時は曜日を固定するのが最適です。

土曜日なら土曜日、日曜日なら日曜日と毎週決まった曜日に働くようにすれば、どちらか休めるようになります。

その他、平日に多く出勤したり、祝日も休まず働いていれば問題視されることはないでしょう。

土日に休むからと言ってクビにされるわけではありませんが、評価が下がるのは確かです。

もし、人手不足で忙しそうだと感じたら、たまには土日両方出るようにしてください。

ここぞという時に出勤していれば、バイト先の信頼を得ることができます。休みの希望を聞いてくれるようになるでしょう。