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映画館バイトはきつい?楽?メリット・デメリットを紹介

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映画が好きだと映画館でバイトがしたくなりますよね。

 
ウサくん

映画館のバイトってきつい?

映画館は人がたくさん来るため、きつそうだと思う気持ちわかります。

できることなら、バイトで疲れたくないですよね。

実際のところ、映画館のバイトはきつい時とそうでない時があります。

どんな仕事か知った上で応募すれば、無理なく働けるでしょう。

そこで今回は「映画館バイトのメリット・デメリット」をご紹介します。

映画館のバイトに興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

映画館バイトの仕事内容

映画館の客席

映画館バイトの仕事内容は、主にフロアスタッフとして接客・販売を行います。

ボックスと呼ばれる入り口のカウンターに座り、チケットの販売や上映している映画の説明などを行います。

フロア業務では映画館に来たお客さんを誘導したり、入退場案内をします。

売店担当になると、ポップコーンやドリンクを販売したり、パンフレットや関連グッズを販売します。

また、フロアスタッフが場内の掃除やゴミ捨てなどを行う場合もあります。

これ以外に映像や音響に携わる仕事もありますが、専門知識が必要になるため、バイトに任せることはめったにありません。

難しい仕事は任されないため、資格不要で誰でもできる仕事だと言えるでしょう。

映画館バイトの時給相場

時給

映画館バイトの時給相場は、一般的に低い(安い)傾向があります。

地域や店舗によって異なりますが、時給900円~1100円前後で募集されています(2023年11月現在)。

比較的低めの時給からスタートし、最低賃金の場合も珍しくありません。

なお、映画館の時給が低いのは、映画の仕事が魅力的だからという理由もあります。

映画館で働くと最新情報や無料鑑賞などの特典があるため、時給が低くても応募する人は多いです。

深夜の勤務は時給がアップするものの、基本的には時給が低いバイトだと言えるでしょう。

映画館バイトのメリット

Meritと書かれているボード

映画館でバイトをすると、さまざまなメリットがあります。

どんなメリットが得られるのか、見ていきましょう。

未経験でも働ける

映画館バイトは接客・販売が中心になるため、特別なスキルは必要ありません。

研修制度が充実しており、初めてバイトをする人や未経験者でも採用してくれます。

学生から主婦まで幅広く歓迎してくれるため、誰でも挑戦しやすいです。

また、副業や掛け持ちを認めている場合もあるため、本業があっても働けるでしょう。

シフトを入れやすい

映画館は朝からオープンしているところが多く、シフトを入れやすいです。

朝早くから日付が変わるくらいまで営業している映画館もあり、自分の都合に合わせてシフトを組むことができます。

大学生なら昼間は学校に行って夜にバイトをすることができるし、主婦なら子供が学校に行っている時間帯に働けます。

週1や土日のみ勤務を認めている会社も多いため、時間を有効活用できるでしょう。

楽な時間帯も多い

映画館は基本的に土日祝日が忙しくなり、平日は楽な時間帯も多いです。

「平日の午前中はスクリーンに数人しかお客さんがいない」という事態も珍しくはありません。

また、映画を上演している間はお客さんの出入りが少なくなります。

接客する頻度も少なくなるため、人によっては「楽すぎ」だと感じるでしょう。

映画に詳しくなれる

映画館で働いていると、映画の情報がいち早く入ってきます。

自分が好きなジャンルはもちろん、これまで興味がなかったジャンルの映画も知ることができます。

また、舞台挨拶に来た俳優やタレントとも出会える可能性があります。

映画の話題で話せる仲間がたくさんいるため、映画の知識が増えるでしょう。

出会いがある

映画館は出会いのきっかけが多い職場です。

映画館で働いている人は基本的に映画好きであり、映画という共通の話題で会話できます。

勤務後に一緒に映画を見ることもできるため、友達が作りやすくなるでしょう。

バイト仲間だけでなく、お客さんとも話しやすいため、出会いが多いバイトだと言えます。

就活でアピール

映画館でのバイト経験は、学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)としてアピールしやすいです。

仕事内容は接客が中心であり、コミュニケーション能力がなければ務まりません。

お客さんへの対応やチームワークを発揮した経験をアピールすれば、協調性がある人物として評価してくれます。

映画好きな面接官も多いため、興味を持って聞いてくれるでしょう。

福利厚生が充実

映画館のバイトは福利厚生が充実しています。

時給はそれほど高くないものの、残業手当や昇給などで補えます。

社会保険を完備していたり、社員登用制度がある会社も多く、正社員を目指すことも可能です。

従業員割引で映画を安く見られたり、余ったグッズを貰える場合もあり、時給以上のお得さを感じるでしょう。

映画館バイトのデメリット

Demeritと書かれているボード

一方、映画館のバイトにはデメリットも存在します。

働いた後に「こんなはずではなかった!」と後悔しないためにも、事前に把握するようにしてください。

体力が必要

映画館のバイトは、意外と体力が必要になります。

複数のスクリーンがある映画館は広いため、フロアを走り回ることも少なくありません。

イベントがある日は混雑し、対応に追われて体力を消耗しやすいです。

インドア派で運動したことがない、という人にはきつく感じられるでしょう。

休日は忙しい

平日はそこまでお客さんが入らない反面、休日は多くのお客さんが訪れます。

特に人気映画が公開された後の土日は、映画館がお客さんで溢れかえるくらいです。

フロア担当になると一日中走り回ることになり、売店にはお客さんが殺到します。

土日しか働けない人にはきつく、仕事する度に疲れが溜まるでしょう。

帰宅が遅くなる

レイトショーを行っている映画館で夜の時間帯に勤務すると、帰りが遅くなります。

たとえば、21時に開始される映画なら終了は23時頃になります。

上映が終わったらお客さんを帰し、清掃をしなければいけないため、帰宅時間は深夜になる場合も珍しくありません。

深夜の移動は危険な目に遭いやすいため、常に気を張らなければいけなくなります。

クレームがある

映画館は静かに映画を楽しむ場所ですが、意外とクレームも多いです。

「希望の席に座りたい」「隣の客がうるさい」「観たいのに満席になった」など、さまざまなクレームがあります。

中には「映画がつまらないから返金してくれ」と、理不尽なクレームをしてくる客もいます。

シネコンだと酔っ払い客が来る場合もあり、クレーム対応に苦労するでしょう。

ネタバレしやすい

映画館はいろんな映画の情報を得られますが、結末やネタバレが起きやすい環境でもあります。

上映が終了する間際に客席を確認するため、知りたくなくても結末がわかってしまいます。

また、お客さんを接客している際に、お客さんの会話から結末を知る場合もあります。

結末を知ると観る気が起きなくなるため、映画を観る楽しみが減るでしょう。

映画館バイトに向いている人

受付で接客する女性

映画館の仕事は接客が中心になるため、コミュニケーションを取るのが好きな人に向いています。

お客さんの質問に笑顔で答え、明るく対応できる人が求められるでしょう。

また、映画館はタイムスケジュールに沿って、テキパキ動かなければいけません。

業務の効率化を考え、空き時間を有効活用したり、お客さんをスムーズに案内できる要領の良さも必要になります。

人と関わるのが好きで、臨機応変に対応できる人は、映画館のバイトを楽しめるでしょう。

映画館バイトに向いていない人

仕事が辛そうな女性

映画は「一人でゆっくり観る」ようなイメージもありますが、スタッフとして働くとなれば別です。

業務でコミュニケーション能力が必要になるため、コミュ障で人と関わるのが苦手な人は向きません。

一人で黙々と仕事をしたいと思っても、バイト仲間やお客さんと関わらなくてはいけないし、時間通りに作業する必要があります。

休日はお客さんが殺到して忙しくなるため、協調性がない人には辛く感じるでしょう。

まずはコレ!映画館バイトの探し方

スマートフォンを操作する女性

映画館でバイトがしたいときは、まず映画館のホームページを見てください。

採用活動に力を入れている映画館は、専用の求人サイトを運営しています。

仕事内容や募集要項を詳細に記載しており、どんな条件で働くのかわかりやすいです。

実際に働いているスタッフや社員のインタビューも掲載しているため、どんな人と一緒に働くのか参考になるでしょう。

また、映画館の求人サイトから応募すると広告費が発生しないため、喜ばれるという利点もあります。

直接映画館に問い合わせるため、連絡が来ないというトラブルも避けられるでしょう。

映画館のサイトで一通り探した後に、目当ての求人がなければ、一般的な求人サイトで探すようにしてください。

参考:
TOHOシネマズ アルバイト求人サイト
ユナイテッド・シネマのアルバイト情報

映画好きならチャレンジしてみよう

パソコンの前でガッツポーズする女性

映画好きなら一度は考えたことがある、映画館でのバイト。

頻繁に映画館に行く人ならどんな仕事をするかわかりますが、DVDやネット配信で観ている人だといまいちピンと来ないですよね。

映画館のバイトは人によって評価がわかれやすく、「きつい・難しい」という意見もあれば、「楽しい・楽すぎ」という意見もあります。

そのため、「映画は好きだけど映画館で働くほどではない」と思う人もいるでしょう。

しかし、映画館のバイトには、映画館ならではの魅力がたくさんあります。

映画の知識が増えるだけでなく、映画を通して他人と会話をしたり、コミュニケーションを磨くこともできます。

もし、あなたが少しでも映画館バイトに興味があるのであれば、思い切って挑戦してはいかがでしょうか。

きっと映画のストーリーのように、明るい未来が待っているでしょう。

まとめ

映画館バイトはきついと思うかもしれませんが、必ずしもきつい仕事をするわけではありません。

仕事内容は接客が中心になるため、コミュニケーションを取るのが好きな人におすすめです。

 
ウサくん

映画館でバイトしてコミュ力を磨こう!

映画館バイトは研修制度が充実しており、未経験でも働けます。

平日の午前中など楽な時間帯も多く、難しい作業をすることもありません。

仕事をしながら映画に詳しくなれるし、映画がきっかけで友達をつくることもできます。

また、残業手当や従業員割引などの福利厚生も充実しているため、やりがいを感じられるでしょう。

休日は忙しくてきつい部分もありますが、それを補う魅力がたくさんあります。

映画好きはもちろん、ワクワクする仕事がしたい人はぜひ挑戦してみてください。

今回のポイント

映画館でバイトするか悩んだときは、平日昼間に下見に行ってください。この時間帯はお客さんが少なく、様子を確認するのに最適です。意外と楽そうだと感じる場面も少なくなく、不安が和らぐでしょう。

この記事の著者

ぼくのわたしのバイト体験談

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