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気まずい!バイト先で喧嘩をした時の4つの解決策

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気まずい!バイト先で喧嘩をした時の4つの解決策のイメージ

バイトに慣れてくると様々なトラブルが発生します。仕事をする上でバイト仲間と意見がぶつかり、喧嘩してしまうこともあるでしょう。

 
ウサくん

仕事のやり方でバイト仲間と喧嘩した…

忙しい時に相手が思うように動いてくれないと腹が立つし、強く注意した結果、結果になることもあるでしょう。

すぐに仲直りできれば良いのですが、相手を認めたくないという気持ちもあり、なかなか自分から謝るることはできませんよね。

しかし、そのままバイトをしても気まずくなるだけです。バイト先で会う度に嫌な気持ちになります。

できることなら早めに解決して、今まで通り楽しく働きたいですよね。

そこで今回は「バイト先で喧嘩をした時の4つの解決策」をご紹介します。バイト先で喧嘩をして困っている人は、再び笑顔で働けるよう考えてみましょう。

1)自分から謝る

謝罪している女性

バイト先で喧嘩をした瞬間は、相手のことが憎たらしく感じ、顔も見たくないと思っているかもしれません。

しかし、バイト先という狭い環境の中で働くわけですから、二度と会わないというのは難しいです。

ましてや、喧嘩相手が店長や上司であれば、バイトに行く度に顔を合わせることになります。

毎回気まずい思いをするのなら、いっそのこと自分から謝った方が得です。

納得できない気持ちは残りますが、「仕事のため」と割り切り、上辺だけでも良いので謝りましょう。

謝り方のトーク例

ただ謝れば良いというわけではありません。謝り方にもコツがあります。正しく謝れないと、余計に反発を買ってしまいます。

特にバイト先では上下関係を意識しなければいけません。相手に合わせた謝り方が必要です。

一例として、仕事のことで言い争いになった後に謝罪する時のトーク例をご紹介します。

同僚・年下に謝る場合

さっきはきつい言い方をして悪かった。(相手の名前)の考えもあると思う。今後は相談するよ

先輩・年上に謝る場合

先ほどは生意気なことを言ってすみませんでした。(相手の名前)さんの言う通りだと思います。次からは相談してから行動します

このように、自分の非を認めつつ、相手の立場・気持ちを思いやるのです。そして「次はこうする」と改善策を提示することで、相手に反省の意を示します。

ただ「すみませんでした」というよりも、相手の気持ちに入りやすいです。「そこまで言うなら仕方ないな」と許してくれるようになります。

謝る時のタイミング

謝る時はできるだけ早いほうが良いです。時間を開けると仲直りするタイミングを逃してしまいます。

とはいえ、あなたも喧嘩をした時は気分が高揚しているはずです。すぐに引き下がれないという気持ちになっているでしょう。

そんな時は少し時間を置いてから謝りましょう。次のバイトで会う時に、勤務開始前に会って謝るのが最適です。

少し時間を置くことで、あなたも相手も冷静になる時間ができます。もしかしたら、相手から「この前は悪かった」と謝罪を受けるかもしれません。

少し冷静になったタイミングで、できるだけ早めに謝るようにしましょう。

2)第三者に相談する

相談している女性

バイト先で喧嘩をした時は、まず第三者の意見を聞いてみましょう。同じ時間帯に勤務していた人や店長に相談してください。

あなたの言い分と喧嘩相手の言い分をそれぞれ伝え、どう思うのか聞きましょう。第三者に聞いてもらうことで、気持ちが楽になります。

また、喧嘩の理由を第三者に話すことで、仲裁人になってくれるかもしれません。仲直りしやすくなるでしょう。

ただし、意見を聞く時は「どっちが正しいのか」という聞き方をしてはいけません。

どっちか選ばなければいけない状況を作るのは、判断する人にとって負担が大きいからです。

あくまで喧嘩になった理由を話し、それに対してどう思うのか、客観的な意見を聞きましょう。

店長や責任者であれば、あなたと喧嘩相手両方の意見を聞き、それぞれに適切なアドバイスをしてくれます。

ただし、たとえどんな判断が下されたとしても、相談に乗ってくれた人を非難してはいけません。

いくら「自分の方が正しいはずだ!」と主張したところで、第三者はそのように判断していないわけですから、意見を覆すことはできません。

たとえ自分の味方をしてくれなかったとしても、第三者の意見を冷静に受け止めてください。それから今後どうするべきかを考えましょう。

3)シフトを変更する

手帳とスケジュールの変更

一時的な言い争いや誤解であれば、どちらかが謝ることですぐに仲直りすることができるでしょう。

しかし、価値観の違いや恨みがつのった上での喧嘩である場合、関係を修復するのは困難です。

そんな時は喧嘩相手と同じ時間に働かないようにするため、シフト変更を申し出てください。

シフトの曜日や時間を変えることで、できるだけ喧嘩相手と会わないようにするのです。

あなたは逃げのように感じてしまうかもしれませんが、時には“逃げるが勝ち”ということもあります。

嫌な相手と関わらないためにも、シフトを変更して喧嘩相手と関わらないようにしましょう。

なお、シフト変更を願い出る時は「どうしてシフト変更したいのか」という理由を伝えるようにしてください。

理由を伝えないと、あなたがシフト変更をしてもその時間帯に喧嘩相手を入れてくる可能性があります。

4)バイトを辞める

辞表

シフトの変更が困難で、他のバイト仲間は自分の味方をしてくれないということもあるでしょう。

あなたにもプライドがありますから、自分が悪くないのに無理に謝ってまで、そのバイトにしがみつくということもできないと思います。

そんな時は思い切って辞めた方が良いです。ずっと不満がある状態で働いても楽しくないし、また喧嘩をしてしまうかもしれません。

店長や他のバイト仲間があなたの味方をしないのであれば、バイト先にも居づらくなっているでしょう。辞めて他のバイトを探した方が精神的に良いです。

ただし、バイトを辞めるのはあくまで最終手段にしてください。少しでも喧嘩相手と修復できる可能性があるのなら、辞めるべきではありません。

「嫌な人がいるから辞める」ということをしてしまうと、どこの職場に行っても困ります。同じように嫌な人がいると、逃げグセがついてしまうからです。

バイトを辞めるのは最後の手段にし、できるだけ仲直りする方法が無いか考えましょう。

色んな人がいることを自覚する

バイト先での喧嘩は様々な原因があります。

仕事のやり方が違うことによる喧嘩から、遅刻やサボりなど、人間性による喧嘩もあるでしょう。

あるいは見た目や趣味など、仕事とは全く関係ない理由で喧嘩になることがあるかもしれません。

バイト先では様々な年代の人が働いています。10代の高校生と40代の中年が同じような価値観を持つのは難しいです。

明るい性格の人もいれば、暗い性格の人もいるし、コミュニケーションが得意な人もいれば、苦手な人もいます。

自分とは価値観が違うからと言って、いちいちそれを指摘しても喧嘩になるだけです。「人それぞれ」と考え、もう少し気持ちに余裕を持てるようにしてください。

仕事を真面目にすることは当然のことですが、一方で「不真面目でも結果を出せたら良い」という考え方もあります。

言われた通りの仕事ができているのなら、バイト先に損はありません。

時には柔軟な考え方も必要です。人の価値観をできるだけ認め、自分の枠にはめないように注意しましょう。

店長との喧嘩は勝ち目なし?

時には同僚ではなく店長と衝突することもあるでしょう。仕事に対する意見の食い違いから、喧嘩のようになってしまうかもしれません。

そんな時にできるのは「すぐに謝る」ことです。たとえ自分が正しいと思っても、素直に謝って長引かせないことが大切です。

従業員が店長や社長のような責任者と喧嘩をしても勝ち目はありません。辞めてくれと言われるだけです。

バイトでも不当解雇は違法になりますが、勤務態度を理由に解雇を宣告されればそれを覆すのは難しいです。

クビを言い渡されないまでも、バイトを取り仕切る店長と喧嘩をしても不当な扱いを受けるだけです。

悔しい気持ちはわかりますが、もしこれからもバイトを続けたいのであれば、グッと堪えて謝罪しましょう。

素直に謝ることで一時的に気まずくなったとしても、あなたがバイト先に必要な人材なら店長もそれ以上は問題にしません。

周りのバイト仲間もきっとあなたの気持ちを理解してくれるはずです。店長との喧嘩は避け、無理に戦わないようにしましょう。

お客さんとは喧嘩しない

バイト先での喧嘩は何もバイト仲間同士で起こるわけではありません。喧嘩相手がお客さんの場合もあります。

理不尽なクレームを言われ、つい言い返してしまったがために、喧嘩になってしまうということもあるでしょう。

お客さんとはいえ人間です。神様ではありません。何をしても・何を言っても良いわけでは決してありません。

腹が立つようなことを言われたら、人として何か言い返したくなるような気持ちはよくわかります。

しかし、だからといってお客さんと喧嘩をするのはいけません。アルバイトとはいえ、あなたはその仕事のプロです。一時的な感情でお客さんと喧嘩をしてはいけません。

お客さんがいるからバイト代が貰えるわけです。バイト先はあなたがお客さんに正しいサービスを提供してくれると思って雇用しているのです。

それを「腹が立ったから」という理由でお客さんと喧嘩をし、バイト先の評判を落とすようなことになってはいけないのです。

いくら嫌な客だからといっても、絶対に喧嘩をしてはいけません。自分で対処できない時は店長や責任者を頼ってください。

嫌な客をやり過ごしたら、後で愚痴をこぼせば良いだけです。みんなあなたが悪くないと分かっています。

お客さんと喧嘩をしても一銭の得にもなりません。気をつけましょう。

まとめ

バイト先で喧嘩をした時の対処として、「謝る」「相談する」「シフトを変更する」「辞める」という4つの解決策をご紹介しました。

喧嘩の内容にもよりますが、あなたにとって最適だと思う解決策を選んでください。

 
ウサくん

きつく言い過ぎたから、今度会った時に謝ります

自分が悪い・相手が悪いのではなく、時には自ら引いて謝罪するのも大切です。

誰もが喧嘩したくてするわけではありません。相手が憎くて喧嘩をするよりも、ちょっとした意見の食い違いによる喧嘩がほとんどではないでしょうか。

バイト先には色んな人が働いています。時には意見の食い違いや価値観の違いに悩まされることもあるでしょう。

しかし、みんな違って当然です。違う価値観の相手を攻めるのではなく、認めることができれば、争い事を避けられるし、人間的にも成長することができるでしょう。

どんな相手にも敬意を持って接し、歩み寄る気持ちが大切です。そうすることで、円滑な人間関係を形成することができるでしょう。

今回のポイント

この記事を読んでいるあなたは、おそらくバイト先で喧嘩をした直後ではないでしょうか?喧嘩をした後は相手にムカついて怒りが収まらないと思いますが、そんな時だからこそ冷静になりましょう。思いつきで行動すると、後悔しますよ。

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