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これで安心!バイトの一人勤務が不安なときの5つの対処法

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これで安心!バイトの一人勤務が不安なときの5つの対処法のイメージ

小さな店舗や時間帯によっては、バイトでも一人で勤務を任されることがあります。

 
ウサくん

一人で勤務するのは不安…

一人の時に急に忙しくなったり、何かあったらどうしようと不安になりますよね。

できることなら二人以上で働きたいと思うものの、人手不足であったり、バイト先の都合で難しい場合があります。

そんな「一人で勤務しなければいけなくなった人」に対して、上手く乗り切るための対処法をご紹介します。

一人で勤務することに不安な方は、事前に準備をしてできるだけ不安を軽減できるようにしましょう。

1)マニュアルを用意する

作業マニュアル

接客バイトでは時に思いも寄らない仕事が発生する場合があります。一人で勤務していると、わからないことがあっても自分で解決しなくてはいけません。

そんな時に確認できるマニュアルを用意しましょう。通常の業務マニュアルに加えて、あまりしない業務のマニュアルも用意しておけば安心です。

たとえば、コンビニでは自賠責保険の手続きをすることができますが、普段はあまり申し込みがない仕事です。

しかし、コンビニのサービスとして受け付けている以上、いつお客さんから要望されるかわかりません。

やったことがないからといって、出来ないと答えるのではクレームの元です。やったことがない仕事も出来るようにならなければいけないでしょう。

コンビニのバイトではこのように「普段やらないマイナーな仕事」がたくさんあるため、一人で勤務する時はマニュアルを用意しておき、対処できるようにしておきましょう。

コンビニバイト以外でも接客が伴う仕事では予期せぬ作業が発生することもあります。

マニュアルを作成する時は一人勤務をしたことがある先輩に相談し、どんな仕事が発生するか訪ね、マニュアルの内容を充実させていきましょう。

2)作業リストを作る

チェックリスト

一人で勤務していると、つい目の前の仕事に追われてしまい、他の仕事を忘れがちになります。

後から「あの仕事をしなければいけなかった!」と気づくこともあるでしょう。そんな失敗を避けるためにも、勤務前にその日やるべき作業のリストを作りましょう。

作業リストといっても紙に箇条書したもので構いません。

□商品の補充
□床掃除
□レジの精算

のように作業内容を書き出していき、作業をした後にチェックを入れます。

作業リストを確認すれば、作業の有無がひと目で分かるため、作業漏れを防止することができます。

店長や上司に報告する際もリストを見せればわかりやすいため、サボらず仕事をしたという証明にもなるでしょう。

作業リストの他に、メモを取ることも大切です。仕事中に気になったことや出入り業者から大事な依頼をされた時は、メモを取って文章に残しましょう。

お客さんから質問されたことや業務中に気になったことは、なんでもメモに残すようにしてください。

そうすれば勤務が終わった時にメモを渡して引き継ぐことができるので、伝達ミスによる失敗を避けられます。

3)バイト仲間と連絡先を共有する

CONTACTとメモ帳

一人で勤務していると急なアクシデントに見舞われることがあります。突然体調が悪くなったり、お客さんが殺到することもあるかもしれません。

そんな不測の事態に対処するために、バイト仲間と連絡先を共有しておき、困った時はすぐ連絡できるようにしましょう。

電話番号だけでなく、スマートフォンのメッセージ機能(LINEなど)を使うのも便利です。

バイト中に電話ができなくてもメッセージを入れておくことで、バイト仲間が見て助けてくれるかもしれません。

なお、バイト仲間の協力を仰ぐ上で大切なことは、あなた自身も協力的になることです。

自分一人で勤務する時はバイト仲間を頼るのに、他の人が勤務をする時は知らんぷりというのではいけません。

バイト仲間のシフトもチェックし、一人勤務をする人がいる時は、休みの日でも意識しておくようにしましょう。

みんなで協力し合うことで、一人勤務という過酷な状況を乗り切ることができます。バイト同士の結束力も強まり、安心して働くことができるでしょう。

4)勤務前にトイレを済ませる

トイレ

一人勤務で一番困るのが「トイレに行く時間がない」ことです。便意を催したからといって、持ち場を離れてトイレに行くわけにはいきません。

我慢したまま勤務すると、体調にも影響します。トイレは必ず勤務する前に済ませ、バイト中に行かなくても良いようにしましょう。

また、食事を摂ると急に便意が襲ってくる可能性があります。そのため、バイトに行く前は食べないほうが良いです。

どうしても食事を摂りたい時は、勤務時間の2~3時間前には済ませ、スープやサラダなど軽めのメニューにしてください。

夏場は水分を摂ることが多くなりますが、飲みすぎるとトレイに行く回数が増えます。

熱中症にならない程度に水分量を調節し、お腹を冷やさないようにしましょう。

5)お客さんと仲良くなる

談笑する女性

一人勤務はバイト仲間だけでなく、お客さんの協力も不可欠になります。特にお店の事情を知っている常連さんはあなたの助けになってくれるでしょう。

普段から常連さんと日常会話や世間話をして信頼関係を構築しておけば、忙しい時に対応できなくても、待ってくれるようになります。

また、急にトイレに行きたくなってもお客さんにお願いして、少しの間だけ店番をしてもらうということもできるでしょう。

飲食店であれば、お皿を片付けてくれたり、お客さんの注文を代わりに聞いてくれるかもしれません。

常連さんは「自分はこの店を知っている」という自負があるため、協力的な方が多いです。店員が一人で困っていると、助けてくれるでしょう。

ただし、お客さんはあくまで部外者であるため、お金に関することをお願いしてはいけません。(支払いやレジ操作など)

あくまで責任が伴わない、ちょっとしたことを助けてもらうようにしましょう。

一人勤務が多いバイトとは

24時間営業のお店

バイトで一人勤務になるのは人手不足だけが原因ではありません。

業種・業態によっては、あらかじめ一人で勤務することが決まっているバイトもあります。

一人勤務を避けたい人は、応募する前に確認しましょう。

コンビニ

一人勤務の定番といえばコンビニです。地方や郊外にあるコンビニは来店客も少ないため、深夜から早朝にかけて一人で勤務することが多いです。

コンビニバイトはレジ業務だけでなく、商品の品出しや掃除なども行います。たとえ深夜の勤務であっても急に忙しくなる時もあるでしょう。

また、深夜のコンビニは狙われやすいため、防犯上の不安もあります。いつ強盗がやってくるかわかりません。

お店が明るい場所にあるとか、警察署の近くにあるなど防犯上のメリットがない限り、一人勤務は不安がつきまといます。

コンビニバイトに応募する時は、一人で勤務する可能性があるのか面接の時に確認しましょう。

飲食店

飲食店も時間帯によっては一人勤務をする場合があります。

一時期、“ワンオペ”として問題になりましたが、大手チェーン店でも深夜に一人で勤務させられるバイト先も多いです。

ある程度仕込みがあるとはいえ、一人で注文を聞いて料理を作って後片付けしなければいけないのは大変です。

深夜だと酔っぱらい客もいるため、絡まれたり、危険な目に合うかもしれません。過剰な負担を強いられるため、長く続けるのは困難です。

ただし、飲食店でも一人勤務がしやすいお店もあります。

たとえば個人の喫茶店であれば、朝に一人勤務を強いられても、ゆったり働くことができるでしょう。

常連さんの多いお店であれば、注文も決まっているため、急がされることも少ないでしょう。

個人店だと「店長が急に病気になって一人で働かなくてはいけなくなった」ということもあるため、注意しましょう。

アパレルショップ

洋服店や雑貨屋さんなど、アパレルショップは一人で勤務することがあります。

平日であればお客さんも少ないため、経費削減で一人勤務をさせるというお店も多いでしょう。

アパレルショップの一人勤務は他のバイトと違ってマイペースで働くことができます。

暇な時間に商品の仕入れや掃除などをすることもありますが、お客さんが集中して来店することは少ないため、作業に追われることはありません。

自分のセンスでお客さんに提案したり接客することができるので、将来独立してお店を構えたい人には良いかもしれません。

ただし、一人で働いているとお客さんへの監視が行き届かず、万引される可能性があります。注意しましょう。

受付

会社の窓口やイベント会場、小規模の宿泊施設など、受付業務を一人でするバイトもあります。

仕事内容は主に来客対応になります。来訪者の名前を聞き、来訪した目的を確認して対応します。

また、パソコンを使って訪問者の情報管理をしたり、電話の取り次ぎを行うこともあります。

いつお客さんが来るかわからないため、気を抜くことはできませんが、基本的に座って対応するため、楽な部分もあります。

受付は入口付近に設置されているため、来訪者が一番最初に顔を合わせることになります。

そのため、施設の顔として通用する、ビジネスマナーやコミュニケーション能力が求められます。

辞めることも視野に入れる

上司に退職願を渡す男性

接客が伴わないバイトであれば、一人で勤務することも難しくありませんが、コンビニや飲食店など接客が必要なバイトで、毎回一人勤務をするのは大変です。

仮に今回ご紹介したような対処法を行っていたとしても、いつか限界が来るでしょう。

このまま一人で勤務をしてストレスを溜め続けるようであれば、思い切って辞めることも視野に入れてください。

店長や責任者に「これ以上、一人で勤務するのは限界です。人を入れてくれないのなら辞めさせてください」と伝えましょう。

あなたに辞められるとより人手不足になり、お店が回らなくなるため、考えを改めてくれるかもしれません。

もし、それでも改善しない時は思い切って辞めましょう。従業員の切実な訴えを聞けないバイト先に未来はありません。

一人勤務を続けて体調を崩す前に、早めに辞めて他のバイト先を探してください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。一人勤務をしなければいけなくなった人も、今回ご紹介した対処法を行うことで、一人による不安を軽減できるのではないでしょうか。

 
ウサくん

何かあった時用に連絡先を確保しておくのは大切だね

一人勤務は大変なことも多いですが、一方でメリットもあります。

嫌な上司や先輩に指図されることもないし、自分のペースで働くことができます。

お客さんがほとんど来ない時間帯であれば、本を読んだり勉強することもできるでしょう。

常連のお客さんが多ければ、少しぐらいのミスも許してもらえます。

あまり責任感を持たずに、「失敗してもいいから頑張ろう」といった軽い気持ちで勤務してください。

そうすれば嫌だった一人勤務も楽しめるようになるでしょう。

※本記事は、編集部の経験や見解に基づいたものであり、専門家の監修を受けているわけではありません。労働問題のトラブルに関しては、厚生労働省の相談窓口にてご相談ください。

今回のポイント

一人勤務で何より大切なのが「一人で悩まない」ことです。一人で全てを完璧にするのは無理があります。他のバイト仲間やお客さんにも協力してもらい、頼れるところは頼るようにしましょう。

この記事の著者

ぼくのわたしのバイト体験談

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