ぼくのわたしのバイト体験談    

国際展示会での英語通訳をしたバイト体験談!国際交流ができました

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英語通訳のバイトイメージ

仕事内容

様々な業種・職種の企業や個人が集まる日本最大級の国際展示会で、英語通訳をしました。

主な仕事内容は、会場入り口での受付登録業務や展示会に関する各種質問への対応、会場案内等です。

英語圏からのお客さまのみならず、非英語圏のお客さま(特に中国・韓国からのお客さまが多い時期でした)もいらっしゃり、必ずしもネイティヴスピーカーではないお客さまにも対応することが求められる仕事でした。

また、会場入り口での受付業務以外にも、会場内などの複数の持ち場で外国人のお客さまへの対応業務を行いました。

応募のきっかけ

通訳業務の経験ができる数少ない貴重な機会だったからです。

私自身、英語圏への留学・就学経験があり、英語能力もあるため、翻訳系の仕事経験は複数あったのですが、通訳業務のアルバイト募集はとてもレアだったため、ここぞとばかりに応募しました。

楽しかったこと

夏の大イベントということで、さまざまな国・地域からいらっしゃったお客さまと交流できたことがとても楽しかったです。

英語通訳者がいない受付窓口にヘルプで入った際に、ようやく英語でコミュニケーションがとれたことにお客さまが安心して感謝してくださった時は、本当にやりがいを感じました。

また、見た目からしてアジア系ではないお客さまの中にも、日本語が非常に流暢に話せる方が少なからずいました。

そのようなお客さまとお話しすることも楽しみながら、尊敬の念を抱いていました。外見だけで判断して最初から英語を話すことはなるべく避けました。

思い出に残っていること

私は英語通訳者としてのアルバイトだったため、中国語などの言語に対応できず、大変悔しい思いをしたことが思い出として残っています。

隣国の夏の大展示会とのことで中国人のお客さまが非常に多かったのですが、英語を解する人の多い韓国やその他アジア圏・欧米圏のお客さまと違い、中国人のお客さまは英語がわからず中国語しか話せないという方々も複数いらっしゃいました。

お客さまが中国語で必死に何かを伝えようとしてくださっているにもかかわらず、何ら対応することができなかったことに、強烈な無力感を抱いたことが忘れられません。

それがきっかけで本格的に中国語の勉強を始め、今後中国へ留学する予定です。

バイトを体験して

このアルバイトを通じて、普段は学生として接することのなかったグローバル経済における各国の存在感の大きさをまざまざと見せつけられました。

夏にはイベントがたくさんありますが、このようなビジネス系のイベントで、お給料を得られただけでなく、価値観を揺さぶられるような体験を得られたことは、本当に幸運だったと思います。

編集者のコメント:

国際展示会だと色んな人種の方がいますので、通訳としてコミュニケーションをとることで勉強にもなりますよね。また、中国人の方に上手く対応できなかったのがきっかけで中国語の勉強をするようになったというのも素敵ですね。ぜひ中国語を使う仕事でも活躍していただければと思います。

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体験談の監修

ぼくのわたしのバイト体験談

ぼくのわたしのバイト体験談・編集部

採用支援経験が15年以上あるディレクターが、バイト経験者一人ひとりに取材したうえでレビューを掲載。誤字・脱字の修正などは実施しているものの、経験者の主張や思い出を歪曲することなく、体験談を紹介しています。

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