仕事内容
とある航空会社の空港ラウンジで働いていました。旅客サービスになり、飛行機の出発を持つお客さまに対して、ラウンジと呼ばれる待合室で接客を行います。
私が勤めているところはラウンジ区分が2つあります。1つはビジネスラウンジ、もう1つはファーストクラスのラウンジになります。
受付業務、お客さま対応、お食事の作成、下げ膳、ラウンジの美観管理、衛生管理、その他裏方の仕事など色々な業務が分担されていて時間ごとに担当業務が決まっています。
少人数のグループでシフトが構成されていて、基本的には自分が所属するグループのメンバーと勤務日が同じです。ファーストクラスのラウンジになると係員のサービスもより細やかな対応を求められます。
不規則勤務で夜勤もあるシフト制の仕事です。年齢が近く若い人が多いため女社会で体育会系の部活のような雰囲気です。入れ替わりの激しい業界です。
楽しかったこと
ワインの種類やカクテルの作成方法を覚える必要があります。私は普段お酒を飲まず、お酒にあまり興味がないのでそれらを覚えることに苦戦していたのですが、覚えてからはお酒の味や楽しみ方をより深く知ることができたので、視野が広がりました。
外国籍のお客さまも多く、英語対応を求められることも多いです。お客さまに英語で対応して理解していただけた時はとても嬉しく思い、英語を学んできて良かったなと思いました。
思い出に残っていること
お客さまにサービスをするうえで、どのお客さまにも親戚丁寧な対応が求められると思っていたのですが、色々なお客さまがいることがわかりました。過剰なサービスをあまり好まないお客さまもいらっしゃいますし、お話好きな方もいらっしゃいます。
それぞれお客さまのニーズを読み取ることは難しいことではありましたが、一歩先を読んだサービスをして、お客さまに喜んでもらえたことがありました。
他者に対する気の遣い方がプライベートでも応用できて、無意識に行動できるようになったと思います。この仕事をしてから「気がきくね」と言われるようになったことも増えたように感じます。
先輩によっては厳しい方もいたり優しい方もいたりでまちまちでした。怖い先輩もいましたね。嫌われるととことん嫌う先輩もいましたが、同期とは比較的仲が良かったです。プライベートで同期会などはたまにしていました。
編集者のコメント:
空港ラウンジでは顧客がリラックスできる接客・サービスを求められるので、ある種の緊張感があったのではないでしょうか。それだけに普段の姿勢も正され、人物評価もよくなったとのこと。この経験は就職活動でも活きそうですね。