ぼくのわたしのバイト体験談    

ボクシングトレーナーのバイト体験談!感謝されて嬉しかったです

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ボクシングトレーナーのバイトイメージ

仕事内容

ボクシングトレーナーとして、3年以上のボクシング経験者を大会に出して勝てるレベルまで仕上げる、というバイトをしました。

出場者も私もお互い社会人だったので、仕事後に週二回だけ基礎の基礎から試合形式のスパーリングまで、3ヶ月間みっちり指導しました。

私が教えた人は試合に出た経験が無かったので、2分3Rを全力で打ちあえる度胸と技術を教えました。

その他、出場者本人の資質を活かしたトレーニングも行いました。

応募のきっかけ

知り合いから「おやじファイト」というアマチュアボクシングの大会に出場したいという連絡があったからです。

私も彼と同じジムで週一回だけボクシングの練習をしていたのですが、どうしても試合に出てみたいと頼まれました。

ジムの会長ではなく私にマンツーマンで教えてほしいと言われたのもあります。お金は二の次で引き受けました。

思い出に残っていること

試合の時は震えました。実は同じジムから私が教えた人以外にも2人の選手が出場しました。しかし、私が彼にマンツーマンで指導したことは誰も知りません。

会長がジムのブログで「なぜか〇〇さんが急成長を遂げている」と不思議がっていたのは今でも覚えています。

結果的に試合では負けてしまったのですが、勝利した選手は5年以上経った今でも試合に出続け、チャンピオンにもなっている猛者です。

それでもトレーナーとして仕事を引き受け、自分が育てた選手が敗北した責任は私にあると深く落ち込みました。

しかし、試合後に「あなたのお陰でリングの上に立つことができました。もし他の人に頼んでいたら瞬殺されていました。本当にありがとうございました。」と言ってくれたのです。

私より一回り年上の方だったので、たいへん恐縮しましたし、とても嬉しかったです。

彼の頑張りを見て、私は一大決心をしてダイエットを行いました。2ヵ月で13kg落としたのを覚えています。それ以来太っていません。

バイト代として1万円と練習で使った14オンスのグローブをいただきました。

バイトを体験して

ボクシングトレーナーのバイトを引き受けて本当に良かったです。今でもその方とは交流がありますし、試合の動画もたまに見ています。

その後も若い人たちに無償でボクシングを教える機会ができました。

私はアマチュアボクシングの経験しかありませんが、慕ってくれる人たちもいますし、本当に良い機会をいただいたと思っています。

ボクシングはただの殴り合いではなく、健全なスポーツです。心も体も元気になれます。

編集者のコメント:

体験者さんはボクシングの経験があったそうですが、調べると未経験のバイト募集もあるようです。選手とマンツーマンで練習していると、自分も戦っているような気分になり、熱意が高まりますよね。試合の結果は残念でしたが、とても感謝されたようで、良い思い出になったことでしょう。

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体験談の監修

ぼくのわたしのバイト体験談

ぼくのわたしのバイト体験談・編集部

採用支援経験が15年以上あるディレクターが、バイト経験者一人ひとりに取材したうえでレビューを掲載。誤字・脱字の修正などは実施しているものの、経験者の主張や思い出を歪曲することなく、体験談を紹介しています。

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