ぼくのわたしのバイト体験談    

葬儀場のバイト体験談!高齢化社会で需要が増える仕事です

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葬儀場のバイトイメージ

仕事内容

葬儀場での仕事は、一般的に葬式に関連したセレモニーを行うと想像される方が多いと思います。

私も実際そう思っていたのですが、仕事をしているとみなさんが知らないような仕事も多数ありました。

葬儀場は24時間営業で年中無休です。そのため、当直と言う仕組みがあります。

当直の場合、会社によっては二人体制のところもありますが、私の所は一人体制でした。二人体制の場合は、交代で仮眠が取れます。

また、お亡くなりになる場所によっても作業が異なり、病院で最後を迎える方は、普通に病院にお迎えに行き、御安置する場所まで搬送します。

しかし、現在非常に多いのが孤独死で、自宅で亡くなってしまった場合です。この場合、警察業務になります。金額も倍はかかり大変です。

何故なら、まずお亡くなりになったご自宅まで行き、お亡くなりになっている方を警察の指示のもと、ストレッチャーに乗せて管轄の警察署の安置室まで搬送するからです。

孤独死の場合、事件性が無いかどうか検案する必要があります。

医師も警察指定なので、検案が終わるまで警察署で待機することになります。待機は4時間ぐらいになることもありました。

これと同様、自殺などの現場にも行かなければいけません。一般の方は大体警察が行うと思っていますが、葬儀社もお手伝いする場合があるのです。

職業がらご遺体に触る仕事です。以前、「おくりびと」という映画があり有名になりましたが、宗派によって白装束に着替えをする旅支度(納棺の儀)をしたり、ドライアイスをあてたりします。

ある時、おじいちゃんに入れ歯を入れてもらえませんかと頼まれ、お入れしたこともありました。

自分は入れ歯をしたことがないので、上下どちらか分からなくて困ったのを覚えています。

大体はまず、上記のことをお葬式前に行い、平行でお葬式の打合せなども行います。

当日、セレモニーでは、司会をする担当者、お式が開式されお焼香のご案内をするセレモニースタッフ、都道府県にもよりますが、お返し物(香典返し)を渡すスタッフと行った業務に分かれます。

応募したきっかけ

この仕事を選んだのは、これから高齢化社会になると共に増えていく仕事であり、将来性があると思ったからです。

思い出に残っていること

今までしてきた仕事の中で一番、「ありがとう。助かったよ」とお客さまから言われることが多かったことです。

遺族の方も大切な人を亡くされ、すぐにいろいろなことを手配しなくては行けない中で、代わりにして差し上げられることをします。

こちらも気を使うことはありますが、その分、感謝もされる仕事だと思います。

編集者のコメント:

ただ葬儀のお手伝いをするだけでなく、亡くなる理由によって仕事内容も変わるので大変だったようです。しかし、「今まで一番ありがとうを言われた」というように、人に感謝されやすい仕事かもしれませんね。高齢化社会なので今後も需要が増えそうな仕事でもあると思います。

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体験談の監修

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ぼくのわたしのバイト体験談・編集部

採用支援経験が15年以上あるディレクターが、バイト経験者一人ひとりに取材したうえでレビューを掲載。誤字・脱字の修正などは実施しているものの、経験者の主張や思い出を歪曲することなく、体験談を紹介しています。

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