ぼくのわたしのバイト体験談    

農協ホームセンターのバイト体験談!農業に関することを学べました

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ホームセンターのバイトイメージ

仕事内容

農協(JA)系列のホームセンターで働きました。

まず、8時半の出勤時間から9時の開店までは駐車場と玄関前の清掃をします。

開店後11時くらいまでは地元産の野菜直売コーナーでレジ打ちをし、混雑の具合により時間は変動しました。

以降は17時の退勤まで農薬、肥料コーナーにてレジ打ちをし、客が購入した肥料袋を車へ運ぶお手伝いをしました。

肥料袋は1袋が15~20㎏と大変重く、高齢のお客さんが多かったため、代わりに台車に希望される商品を台車に載せレジへ運び清算します。

それからお客さんの車へ移動し、商品を荷台に積むという一連の流れを客毎に対応していました。

応募のきっかけ

当時通っていた大学のアルバイト募集の掲示板でたまたま目に入り、私が希望する通りの時間でシフトに入れてもらえそうで、時給も他に比べて良さそうなので応募しました。

もしかすると仕事が農業に関する内容だったので、農学部の学生を想定していたのかもしれませんが、工学部だった私でも採用され、特に問題なく働くことができました。

学んだこと

実際にバイトをするまで農業の仕事全般に携わってこなかったため、バイトを通じて農業に関することが(初歩的な程度ですが)学べました。

鶏糞、牛糞、人糞のみでは栄養分が不足するため、適宜化学肥料も並行して使うことや、化学肥料には様々な種類があり、基本的に窒素、リン、カリウムの3大要素に他の化学物質が配合され、その比率で肥料の銘柄が変わること、使用する作物によってそれらを使い分けること、などなど。

さすがに短期間の就労では覚えられませんでしたが、専門スタッフの説明を横で聞いたり、直接教えを乞う形で、ほんの少しだけですが身に付きました。

また、お客さんから必要とされることや、こうすれば喜んでもらえるだろうということを察知できるようになりました。

困っているお客さんには積極的に声掛けするようになり、これは後々仕事をする上で役立ってると思います。

思い出に残っていること

バイトに入った時期が春から初夏にかけてだったので、ちょうど作物の種及び苗を植え付ける前の土づくりの時期でした。

社員曰く「1年で最も忙しい時期」だと働く前に告げられました。

その言葉通り、バイト初日から大勢のお客さんが開店から詰め掛けました。

慣れない私はお客さんや社員さんに言われるがまま、右に左に息付く暇もなく15~20㎏の肥料袋を運び回りました。

最初は種類の多い肥料の銘柄と、その配置場所を覚えるのに苦労しましたが、働いているうちに体に叩き込まれました。

トラックで大量の肥料を買い付けに来るお客さんもいて、お客さん・社員さんらとともにパレットから荷台へ手渡しリレーで肥料を数十個移し替えたときは、大仕事をしたなと実感しました。

しかし、息付く暇もなく次のお客さんのお相手をせねばならず、毎日クタクタになりました。体力が結構付いて、少々のことではバテなくなりましたね。

私は見た目が華奢だったため、時々「大丈夫か?」とお客さんからも社員さんからも心配されましたが、なんとか持ちこたえました。

バイトを体験して

普段口にするお米や野菜などの農作物に対して、バイトを始めてからより一層、そのありがたみを感謝するようになりました。

農家の方たちと直接顔を合わせ、微力ながらも接し、お手伝いできたことはいい経験だったと思います。

体力的にはキツい場面が多々ありましたが、いろいろ学ばせてもらい、今振り返ると本当に貴重な体験だったと感じます。

編集者のコメント:

商品販売だけでなく、納入の手伝いもしていたという体験者さん。暑い時期に肥料袋を運ぶのはとても大変だったと思います。ただの店員と客という関係ではなく、地域のみんなで支え合っているんですね。そのことを知ると、農作物に対してもっと感謝しなければいけないなと感じました。

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体験談の監修

ぼくのわたしのバイト体験談

ぼくのわたしのバイト体験談・編集部

採用支援経験が15年以上あるディレクターが、バイト経験者一人ひとりに取材したうえでレビューを掲載。誤字・脱字の修正などは実施しているものの、経験者の主張や思い出を歪曲することなく、体験談を紹介しています。

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