ぼくのわたしのバイト体験談    

百貨店のギフトセンターでバイトをした体験談

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百貨店のバイトイメージ

仕事内容

季節に応じ、お歳暮やお中元などの配送を手配する仕事です。

お客さまと直接お話ししながら、パソコンを用いて配送の手配を行います。

どのような贈り物が良いか、どのような包装が良いかなど、お客さま一人一人とお話ししながら進めていきます。

応募したきっかけ

この仕事は人生初めてのアルバイトでした。なんとなく新聞折り込みを眺めて見つけたのですが、「どうせ接客をやるなら一流百貨店で働いてみたい!」というのが動機です。

しかし、そこで培った接客スキルは、生涯にわたって使える貴重な宝になりました。従業員には主婦の方が多く、私は最年少でした(笑)

楽しかったこと

とにかくいろいろな人のお話が聞けたことです。

お仕事関係で贈り物をされる方から、ご親戚への贈り物、快気祝いでご近所の方に贈り物をされる方、遠方のお孫さんにクリスマスやお誕生日プレゼントを贈られる方など、本当に様々な方がいらっしゃいました。

特にこちらからお伺いすることはないのですが、やはりうれしいことがあった際の贈り物をされる方は、「どのような出来事があってどのようなものを送りたいのか?」について、たくさんお話ししてくれます。

本当に皆さんニコニコしながら話してくれるので、応対している私もうれしい気持ちになりました。

特にご年配の方は、お孫さんのお話になると目を輝かせてお話ししてくれます。

どのようにしたらもらった人が一番喜んでくれるかを想像しながら、お客さまと一緒に考える作業は、本当に幸せな時間でした。

思い出に残っていること

はじめてギフトセンターに所属した初日にセンター長から言われた一言です。

「あなたたちは、この百貨店の花形的存在です。顔なんです。サポートはしますが、主役はあなたたちなんです。」

一瞬、何を言われているのかわかりませんでした。

しかし、開店と同時になだれ込んできたお客さまの多さに、その意味を知ることになりました。

贈り物をするために、我先にと駆け込んでくるお客さまの数々、開店から何時間たっても途切れないお客さまの順番待ち。

普段は百貨店なんて利用しないけれど、ここ一番という時にご利用されるお客さまの多さ。配属されるギフトセンターをサポートする正社員の人数の多さ・・。

所詮自分はアルバイトだと思っていましたが、その百貨店のギフトセンターにかける期待の大きさというものを初日のお昼までに味わいました。

実際に収益もその建物内で一番あげていました。本当に大きなお仕事を任されていたんだなあと、今でも感じています。

とても貴重な体験をすることができました。

編集者のコメント:

最年少で働いていたという体験者さん。ご年配のお客さまにとっては若い店員さんの方が良かったかもしれませんね。楽しく選ばれていた様子が目に浮かびます。また、センター長の言葉も心にしみますね。どんな会社・仕事でも自分がその会社の顔なんだと思って働くことで、責任感がでて頑張ろう!という気持ちになります。

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体験談の監修

ぼくのわたしのバイト体験談

ぼくのわたしのバイト体験談・編集部

採用支援経験が15年以上あるディレクターが、バイト経験者一人ひとりに取材したうえでレビューを掲載。誤字・脱字の修正などは実施しているものの、経験者の主張や思い出を歪曲することなく、体験談を紹介しています。

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