仕事内容
朝、収集センターの事務所に集合して着替えを済ませます。
みんなでラジオ体操をして収集車に乗り込み、大量の収集車が一斉に出発します。
担当のゴミステーションに着いた後は、ひたすらゴミを車に詰め込んでいきました。
ステーションとステーションの間が空いていれば車に乗り込み、間が短ければ次のステーションまで小走りする場合もあります。
午前・午後と1回ずつ担当のステーションを回ると終了し、ゴミの量で作業負荷が大きく変わる仕事でした。
応募したきっかけ
大学生の時に夏休みは帰省していたのですが、暇そうにしている私を見て母親が紹介してくれました。
きつそうだなとは思いましたが、時給は未経験で約1000円強くらいだったので、当時としては結構良い時給だったと思います。
苦労したこと
作業に慣れるまでは汚れや臭いに苦労しました。
ステーション間を小走りする場合もあり、ゴミを収集車に放り込んだ後に走るのは疲れます。
大学1年生と3年生の時にバイトしましたが、3年になると体力が落ちていることを痛感しました。
苦労を乗り越えた秘訣
週5日・日当9000円で、夏休みの間ずっと行っていたので、交通費等を含むと月に20万円程度もらえました。
大学生としては高収入になるため、大きなモチベーションになりました。
大変な仕事ではあるものの実動時間は短いので、考え方によると美味しいバイトでもあったと思います。
思い出に残っていること
雨や天候が悪い日は大変でしたが、そうでない日も多かったなぁと思い出します。
その日のゴミの量で作業量が大きく変わり、早い時には1時間くらいで作業が終了する日もありました。
事務所に戻ってトランプなどをしながら昼までゆっくりして、昼食後に午後の作業に出発するといった具合です。
そういう日は大抵午後の作業も大したことはなく、14時半くらいに事務所に戻れます。
ゆっくりお風呂につかり、着替えてコーヒーでも飲みながら17時まで雑談なんてこともよくありました。
ある日、不燃ゴミの日に中身が残っているスプレー缶が作業車の中で爆発してしまい、ボヤ騒ぎになりました。
この経験から、「自分もゴミを出すときは注意しよう」と考えさせられましたね。
今でも作業員の方を見かけると「ご苦労様です」と心の中で感謝しています。
バイトをした感想
大変な作業ではありますが、世間で言われてるよりかは楽な方だと思います。
仕事終わりにお風呂にゆっくりつかれるバイトはなかなかないと思うので、興味がある人は一度やってみてはいかがでしょうか。
編集者のコメント:
ゴミ収集は大変なイメージがあるため、「思ったより楽」という感想は意外でした。きっと良い部分を見つけるようにしたからこそ、前向きに働けたのでしょう。最初にきつい仕事をして考え方を改めれば、今後どんな仕事でも対応できそうですね。