ぼくのわたしのバイト体験談    

高級食器ブランドのバイト体験談!良い緊張感を持って働けました

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食器販売のバイトイメージ

仕事内容

アウトレットモール内にある北欧のブランド食器「iittala(イッタラ)」で、主に接客を担当しました。

マグカップやグラスといったお皿だけでなく、インテリアとして飾る陶器やガラスのオブジェなども取り扱うお店で、根強いファンが多いブランド店です。

お客さまへの声かけ、レジや袋詰といった基本的な作業の他に、商品の在庫管理や検品作業なども行っていました。

毎日ではありませんが、店内の清掃やディスプレーの変更をする日もありました。

応募したきっかけ

iittalaという食器ブランドが好きだったからです。

デザイン系の雑誌にも掲載されるお店で、憧れが強くありました。

「こんなお店で働けたら楽しそうだろうな」と思っていました。

また、アウトレットモールは自宅から車で30分くらいの場所にあったので、通勤もそれほどかからないという理由もあります。

給料が他の接客業よりやや高めだったのも魅力でした。

苦労したこと

高級食器ブランド店なので、アウトレットモールでありながらお客さまあたりの単価は非常に高かったと思います。

ブランドへの憧れや興味・関心の強いお客さまも多いので、期待値が高いように感じましたし、働いている時はとても緊張感がありました。

お客さまからブランドの情報を教えてもらうことも多く、いつも未熟さを感じていたように思います。

苦労を乗り越えた秘訣

とにかく、いろんなところからブランドの情報を入手するようにしていました。

別の高級食器ブランド店の情報も勉強して、お客さまと会話ができるように努力しました。

ただし、いくら知識が増えても緊張感は全く取れません。

この緊張感は良いものだと切り替えて、いつもお客さまに見られているという気持ちを持って仕事をしていました。

思い出に残っていること

小さなお子さまを抱っこした女性のお客さまがとても印象に残っています。

お客さまは平日の人が少ない時に来店されました。

初めて会った時、おそらくずっと気になっていた商品があったのでしょう。その商品を長く見つめていました。

ただ、買う予定はなかったのだと思います。

声掛けしても手に取ることはなく、眺めたまま店を後にしていました。

その後、再びお子さまと来店し、以前眺めていた商品を購入されたのです。

購入される際も、とても悩んでいるようでした。家のインテリアに合うのか、かなり熟考していたのだと思います。

その気持ちが伝わってきたので、私も「どういうインテリアなら合うのだろうか?合わせやすいのはどういうカラーなのか?」と、一緒に考えました。

そうこうしながら最適な商品を提案できたため、良い買い物をしてもらったと思います。

しばらくして、再び来店されたお客さま。

以前購入された商品がとても気に入ったらしく、もう一点購入したいとおっしゃったのです。

一緒に考えて購入された物なので、非常に嬉しかったです。

購入された商品もきっと毎日このお客さまの心を上げるアイテムになっていると思うと、良いサポートができたなと思いました。

今思うと、接客業の楽しさを感じさせてくださったお客さまだったな、っと思い出に残っています。

バイトをした感想

緊張感は毎日強くて、仕事が終わると非常に疲れていました。

しかし、毎日好きなブランドの商品を眺められること、大切にしてくれるお客さまへ商品を受け渡すお仕事ができたことはとても楽しかったです。

中には「このグラスでなければダメ!」という方もいて、売ると言うことを通して誰かが笑顔になってくれる姿を見るのはいい気分でした。

大変なことも多くありましたが、このバイトを通して「誰かのちょっと嬉しい気持ち」を作ることができたんだと思います。

編集者のコメント:

高級店だと商品だけでなく店員を見る目も変わってくるため、緊張感がありますよねブランドイメージを損なわないように振る舞うのはとても大変だったと思います。しかし、緊張感があるからこそ、真剣に向き合えるとも言えるのではないでしょうか。お店で学んだ接客は、きっと体験者さんの糧になっていることでしょう。

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体験談の監修

ぼくのわたしのバイト体験談

ぼくのわたしのバイト体験談・編集部

採用支援経験が15年以上あるディレクターが、バイト経験者一人ひとりに取材したうえでレビューを掲載。誤字・脱字の修正などは実施しているものの、経験者の主張や思い出を歪曲することなく、体験談を紹介しています。

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