仕事内容
仕事中はセパレートの着物を着て、お店の掃除から始めます。
開店の準備をしてお客さまを迎え、席についてもらいます。
その後オーダーを取り、板前さんが作った料理を配膳します。
特に日本酒は冷と熱燗があったので、温めて配膳することもありました。
逆に刺し身は凍った器に盛ります。
お客さまが帰ると掃除をして、その日の売り上げ計算をして終了です。
応募したきっかけ
友人に紹介されたのがきっかけです。
当時はピザ屋で働いており、初めはやる予定ではなかったのですが、友人が体調を崩してしまったので、紹介されました。
友人の代理で働きましたが、楽しかったのでそのまま続けることになりました。
勤務体系・給与
割烹料理店とピザ屋を掛け持ちしており、週6日働いていました。
ピザ屋が時給1000円で、割烹料理店が時給1300円です。
当時は大学生でしたが、月に10万円以上稼いでいました。
思い出に残っていること
割烹料理店は思い出がたくさんあります。まずは、掃除です。
先輩から掃除の仕方をイチから教えてもらいました。
飲食店だったからという理由もあると思いますが、衛生面の勉強になりました。
他には、忘年会で来店したグループのお客さまに同席しないかと誘われたときのことです。
女将さんにそのことを話すと、「それも仕事の一つだから」と言われ、同席することになったのです。
私はあまりお酒が強くなかったのですが、貸し切りの忘年会で接客をしながら楽しくいただきました。
割烹料理のお客さまは常連さんが多く、お店はいつも大忙しです。
板前さんとも仲良くなり、魚のおろし方などを見せてもらいました。
きれいに盛り付けされた料理を見たり、まな板の扱い方を見ているだけで、すべてが新鮮に見えます。
お酒もたくさんあったので、全国各地の200種類以上を覚えてしまいました。
バイトをした感想
割烹料理店でバイトをしたことで、接客業の基本を学びました。
社会人になってからも接客業をしましたが、お客さまを大切に、もてなす・楽しませるという心構えが備わったと思います。
飲食店では食べ物を出すため、責任の重さを経験したことはとても良かったと思います。
編集者のコメント:
割烹料理店とピザ屋を掛け持ちしていたという体験者さん。本体験談では割烹料理店を中心に語っていただきましたが、異なるジャンルなので新鮮な気持ちで働けたのではないでしょうか。その経験が社会人になっても活きているようですし、がんばった甲斐がありましたね。