仕事内容
開通して車の走っている高速道路上で、道路のアスファルトを剥がして、それを運搬するダンプカーまで運ぶという仕事になります。アスファルトを剥がしやすいように真夏の炎天下の中、日中に行っていたので、とても大変な作業でした。
まずユンボでアスファルトを大まかに砕いていくのですが、その先の細かく砕くのは手作業で砕きます。
程よい大きさにしてその欠片を肩に担いで、待機しているダンプカーまで持って行きます。また戻って砕いて持っていくという単純作業をただひたすら行い、少しずつ移動して場所を変えていきながらやっていくというものでした。
流れ作業でアスファルトがなくなった場所に違う部隊がアスファルトを張っていきます。そして指定されてるエリアの部分のアスファルトを新調して行く作業でした。
応募のきっかけ
中学生のときに仲が良くて毎日一緒に遊んでいた友人が卒業後、土方で日当15000円貰ってると言うので、金額に釣られて友人の会社に応募しました。今は違うと思いますが、当時は景気も良く、平均15000円くらいはどこでも貰えていたと思います。
楽しかったこと
大人の男の人たちに紛れて一緒に働いてたので、大人になったような気分で友人と働いていました。勉強もせずにあの年齢にしては大金を貰えてたので、大変でしたが楽しかったです。
また友人と一緒に働いていたという事も楽しかった原因のひとつだったと思います。
仕事中に「きついな…」と思い、ふと隣の友人の顔を見ると、彼も歯を食いしばって頑張っていたので、なんとなく中学校の部活動でやった、筋トレの延長みたいに思ったかもしれません。
思い出に残っていること
真夏の炎天下での作業だったので、直射日光は勿論のことアスファルトからの照り返しが半端なく、初日は気分が悪くなってしまったことは、忘れられない思い出として今でも鮮明に覚えています。
あとやっぱりよく怒られたのが思い出に残ってます。
遊び感覚で友人とバイトに来てるので、車が実際に走っている高速道路上での作業という認識もあまり無く、「早く17時にならないかな~」とか、終わったら日払いだったので、友人とご飯を食べて遊びに行こうなどと考えていました。
ダンプカーまでアスファルトを運んでいるとき、作業は走行車線上でしており、追い越し車線は高速道路として大きなバスなどが走っていたので「追い越し車線に近づくな!」と言って怒られたのが思い出に残っています。
でも、怒ってもらえたことで危険を回避することができたし、仕事に対して真剣に向き合う大切さを教えられました。
バイトを体験して
体力的にはきつい作業で大変でしたが、仕事への取り組みかたを教えていただき、若いうちに勉強させてもらえたことに感謝しております。
編集者のコメント:
現在40代の男性が10代の頃に体験したバイトとして回答していただけました。真夏の炎天下に作業をしていたのもあり、とても大変だったようです。ただ、若いうちに経験することで、仕事の厳しさと責任感も学べたようで、現在の糧になっているのではないでしょうか。