仕事内容
ネイルサロンのチェーン店で現場スタッフをやっていました。受付、カウンセリング、施術、お会計、電話対応など、一通りの業務を行っていました。
アルバイトがやってはいけない仕事はクレーム対応や再施術です。アルバイトは主に施術がメインでした。
施術はネイル付け替えの場合、前回のネイルのオフから、その後ベースケア、ジェルの塗布、仕上げにネイルオイルを塗り終了となります。
ネイルオイルは自社の製品を使っていたので、施術中に販売の訴求も行います。
応募のきっかけ
手に職が欲しかったので、ネイルサロンで働こうと思いました。ネイル経験不問で応募ができ、研修期間も時給が出る仕組みになっていたのが決め手です。
はじめに1ヶ月間の本社研修でネイルの技術を教わるのですが、その際にかんたんな資格が取得できます。
楽しかったこと
自分の施術の技術がどんどん上がっていくのが楽しかったです。
最初は上手く作れなかったデザインが作れるようになったり、施術のスピードが上がったり、お客さまからまたお願いしたいとお声を頂けるようにもなり、やりがいがありました。
また、閉店後に先輩とお互いのネイルの付け替えをするのも楽しかったです。
スタッフの爪は、派手過ぎるデザインでなければどのようなネイルでも構わなかったので、お互いにオリジナルのデザインを作成して施術し合っていました。
思い出に残っていること
はじめてお客さまの口コミにて名指しで褒められたことが思い出に残っています。
研修期間では同期と比べて一番施術スピードが遅く、クオリティも低かったので、自分なりに一生懸命がんばっていました。
当時口コミで名指しのコメントが入るということは珍しく、先輩達も驚いていたのを覚えています。
いつの間にか自分が成長しているということが知られた出来事であり、自信が付いたきっかけでした。
その後はやっていけば結果が出るということを実感し、更に成長を目指しました。お陰様で個人の営業実績は見る見るうちに良くなり、数字で表される結果に魅了されていきました。
そのうち役職が付き、店舗での副店長や様々な店舗への出向などを行い、店長業務もこなせるようになりました。
バイトを体験して
美容業界であり、接客業で、技術職で、マルチな事が求められる職場でした。忙しくて大変だったこともありましたが、良い経験をさせてもらいました。
今は退職してしまいましたが、この時の経験はこれからも役に立っていくと思います。
編集者のコメント:
手に職をつけるためにネイリストのバイトをしたという体験者さん。バイトからでも研修を行い、資格をとることでネイリストとして仕事をすることができたそうです。最初は施術も遅く不安があったそうですが、一生懸命がんばることで、お客さんに評価してもらうようになり、やがて店長にもなれたとのこと。努力が実を結びましたね。