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お化け屋敷のバイト体験談!怖がらせるのが楽しかったです

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お化け屋敷のバイトイメージ

仕事内容

お化け屋敷にて、お化け役になってお客さまに恐怖を提供する仕事です。基本的にはお化けのコスチュームに身を包んで、お客さまを驚かします。仕事内容はこれだけです。

ただし、登場するタイミングであったり、お客さまとの距離感であったり、発する声に関しては、細心の注意を払わなければなりません。これらが噛み合わなければ、せっかくの恐怖体験が薄れてしまいます。

ただ単に脅かして怖がらせるだけでは、真の恐怖体験は提供できないのです。そのあたりのことをしっかりと意識して、仕事に取り組む必要があります。

応募のきっかけ

お盆の季節になると地元で大きな祭りが開かれるのですが、そこの目玉イベントの一つとして、お化け屋敷があります。

小学生のころに泣くほど怖がらされた経験がありまして…。大学生になった今、自分もあの恐怖体験を提供したいと思うようになりました。

楽しかったこと

なんといっても、お客さまの怖がる姿を間近で見られるのは最高ですね。こんな風に書くと、異常者のように思われるかもしれませが(苦笑)。

でも、恐怖っていわば非日常なわけです。それを提供できるこの仕事は、すごい素晴らしいと思います。

みなさん、お化け屋敷から出た後は、ホッとした表情になりますし、あんなに怖がっていた子供たちも、自然と笑顔になります。そのあたりのことを間近で観察できたことが一番楽しかったです。

思い出に残っていること

前述したように、祭りの目玉イベントであるお化け屋敷には毎日何千人もの人たちがやってきます。

そこで様々なリアクションを目にするのですが、今でも心に残っているのが、とある兄妹です。

お兄ちゃんは妹を守るようにしながら、先頭に立って突き進んでいるのですが、私(お化け)が登場した瞬間、妹を放り出してダッシュで逃げて行きました。

妹はただ一人そこに残されてしまい、案の定、泣き出してしまいました。

すると、女の子はどういうわけか、私の足にしがみついてきたのです。きっと一人にされてめちゃくちゃ怖かったんでしょうね。

相手がお化けということも忘れて、とにかく誰かに寄り添いたかったんでしょう。

結局、その女の子は非常口からリタイアすることになったのですが、このあとお兄ちゃんはどんな顔をして妹と対面したのでしょうか。すごい気になりました。

バイトを体験して

お化け屋敷のバイトには、サービス業としての基本がふんだんに備わっているように思います。

安心安全のもと、お客さまに怖がってもらわなければならず、それを実践しようと思えば、自然とサービス精神が培われます。

この精神はのちの就職活動に大変役立ちましたし、本当に経験してよかったと思っています。

編集者のコメント:

子供の頃に脅かされたので、今度は自分が脅かす側になりたかったという体験者さん。お化けとしての動作を工夫し、お客さんが見事に怖がってくれた時は妙に嬉しかったのではないでしょうか。また、兄妹のエピソードは微笑ましいですね。家に帰ってお兄ちゃんが妹に謝っている姿が目に浮かびます。

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体験談の監修

ぼくのわたしのバイト体験談

ぼくのわたしのバイト体験談・編集部

採用支援経験が15年以上あるディレクターが、バイト経験者一人ひとりに取材したうえでレビューを掲載。誤字・脱字の修正などは実施しているものの、経験者の主張や思い出を歪曲することなく、体験談を紹介しています。

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