ノウハウ

その手があったか!バイトの休日出勤を上手に断る方法

記事内にプロモーションが含まれています
その手があったか!バイトの休日出勤を上手に断る方法のイメージ

待ちに待った休日。バイト先から突然電話がかかってきて、休日出勤を頼まれると困りますよね。

 
ウサくん

色々やりたいことがあったのに…

出勤予定の人が病気で来られないと言われたら、簡単には断りづらいです。

たとえ予定がなくても休みの日はゆっくりしたいし、バイトの事は考えたくないという気持ちわかります。

できることなら、休日出勤を断っても悪者にされないような理由を伝えたいですよね。

そこで今回は「バイトの休日出勤を断る方法」をご紹介します。

断るのが苦手でいつも困っているという人は、上手な断り方を学びましょう。

なぜ休日出勤を求められるのか?

電話があって困っている女性

そもそもシフトで休みと決まっているのに、どうして休日出勤を求められるのでしょうか?

・出勤予定の人が休んだ
・誰かの具合が悪くなった
・突然忙しくなった

など、様々な理由があると思いますが、急に電話があると「どうして自分に言うの?」と思いますよね。

店長や責任者があなたに休日出勤を求める理由は2つあります。

1つは「即戦力だから」です。

あなたが優秀で業務を問題なくこなせるため、あなたに助けを求めるのです。

ミスが多い人だと仕事をこなせるか心配になりますが、優秀な人であれば何も言わずともこなしてくれます。

もう1つは「頼みやすいから」です。

あなたの性格や立場(独身、フリーターなど)から他の人よりも頼みやすいのでお願いされます。

学校がある高校生や子育てがある主婦には休日出勤を頼みづらくても、そうでない人なら頼みやすくなります。

どちらにせよ、頼めば休日出勤をしてくれるかもしれないという期待があるため、お願いされるのです。

休日出勤を上手に断る方法

電話しながらOKサインをしている女性

バイト先から信頼されるのは嬉しいものの、いつも休日出勤を頼まれるのは困りますよね。

休みの日はゆっくりしたいし、やりたいこともあるでしょう。

だからといって、ただ「行けません」と伝えても納得してもらえません。

適当な理由で断ると、あなたの印象も悪くなってしまいます。

どのようにして休日出勤を断れば良いのか見ていきましょう。

遠くにいると伝える

あなたが遠くにいる場合、物理的に出勤することは困難です。

休日出勤を求められても、遠方を理由に断りやすくなります。

外だと周りの雑音で外出していることがわかるため、嘘だと思われません。

もし、遠くにいる理由を聞かれた場合、旅行や帰省、イベント参加などと言えば良いでしょう。

ただし、旅行だと伝えるとお土産を期待される可能性もあるため、注意してください。

体調不良だと伝える

体調不良で出勤できないと伝えてください。

飲食店なら風邪や下痢などの症状には敏感になるため、無理に出勤しろとは言いません。

もし、体調不良を疑われたのであれば、病院に行くと伝えてください。

病院といっても内科や外科でなくても構いません。

目が悪い人なら眼科でもいいし、歯科に行って歯石をとってもらうだけでも構いません。

実際に病院に行き、後から領収書を見せれば証明になります。

病気で病院に行かなくても検査やメンテナンスで行くことはできます。

「体調が悪いので病院で見てもらった」といえば嘘にはなりません。

家族の世話をする

学生なら祖父母の介護、既婚者なら子供の世話をするなど、家族を理由に休日出勤を断ってください。

普段から家族のことを伝えておけば、「あの人には休日出勤を頼めない」という雰囲気にすることができます。

ただし、楽しい予定だと印象が悪くなるかもしれません。

「子供を遊園地に連れていきます」というような理由だと、「遊びに行くなら仕事をして欲しい」という人もいます。

楽しい予定ではなく、「家族のためにやらなければいけない」という説明をすると、諦めてくれるでしょう。

交換条件を出す

休日出勤を頼まれることが多い人は、交換条件を出してください。

「代わりに○曜日を休ませて欲しい」「休日手当が欲しい」など伝えることで、諦めてもらえる場合があります。

交換条件を出されても受け入れられないケースが多いため、「それなら頼まない」となる可能性が高いです。

仮に受け入れてもらえたらラッキーです。あえて休日出勤をしてください。

すると「交換条件を出してくる面倒くさいやつ」だと思われるため、次からは頼んでこなくなるでしょう。

電話に出ない

バイト先が休日に電話をしてくるのは十中八九、休日出勤を求めるためです。

電話がかかっても出なければ、出勤するか悩む必要はなくなります。

ただし、着信そのものを無視するのはいけません。

何度も着信があったのに「気づかなかった・寝てた」は、言い訳にならないからです。

本当に寝ていたとしても、着信を確認した後に折り返してください。

「すみません!疲れていたので寝てました。何かあったのですか!?」というように、大袈裟にリアクションすれば問題ありません。

勤務時間が過ぎていれば、折り返しても休日出勤を求められることはないでしょう。

あまり効果がない断り方

電話しながら困っている女性

一方、効果がない断り方というのもあります。

適当な理由を言ったがために「それなら大丈夫でしょ?頼むよ」と、しつこくお願いされる場合があります。

誤った理由を伝えて休日出勤を余儀なくされないためにも、断り方には注意しましょう。

疲れてる

休日はしっかり寝て休みたいというのは当然の主張です。

特に夜勤明けや連続勤務をした後は、疲れで思うように働けなくなります。

しかし、多少の睡眠不足は我慢の範疇(はんちゅう)だと捉える人がいます。

疲れてるから寝たいと言っても、「俺も疲れているんだよ!」と言われ、逆ギレされかねません。

「寝たい・疲れている=休日出勤ができない」という理由は反感を買うため、注意してください。

遊びに行く

学生や若い人なら休日に友達と遊ぶ予定を立てている人も多いでしょう。

バイト先から休日出勤の要請があると、つい「これから遊びに行くので無理です」と言ってしまうかもしれません。

しかし、店長や社員の中には「遊びより仕事を優先するべき」だと考える人もいます。

遊びに行くのは自由なはずなのに、断っても受け入れてくれません。

そればかりか、「みんなが働いているのに自分だけ遊ぶのはどういうつもり!?」と、逆ギレしてくる可能性もあります。

余計な火種を増やさないためにも、断り文句で「遊ぶ」というワードは使わないほうが良いでしょう。

勉強する

「勉強しないといけないから」というのは学生がよく使う断り文句ですが、時期によっては逆効果になります。

試験やテスト期間中なら諦めてくれますが、そうでない時期は「1日ぐらい良いでしょ」といってお願いしてきます。

また、事前に伝えておくのも良くありません。

あなたが家にいることがわかっていると、休日出勤を頼まれやすくなるからです。

たとえ受験生や浪人生であっても、バイト先に在籍している限りは他のスタッフと同じように扱われます。

本当に休日は勉強しているのだとしても、勉強を理由に断らないほうが良いでしょう。

嘘をついて断るのは駄目

口元でバツサインをする女性

突然休日出勤を頼まれると動揺してしまい、つい嘘の理由を言いがちです。

嘘の理由は信憑性が低いため、すぐ相手に嘘だと気づかれます。

安易な嘘をついてバレてしまうと、バイト先からの信頼を失いかねません。

今後、働きづらくなるため、嘘をついて断るのは絶対に止めましょう。

いつも断ると信頼を失う

機嫌の悪い店長

休日出勤が嫌だからと言って、毎回断るのは良くないです。

あなたを頼ってお願いしているのに、毎回断られるとがっかりします。

バイト先があなたに休日出勤をお願いするのは、困っているからです。

何度も断ることで頼りにされなくなり、シフトを減らされたり、希望通りにならない可能性があります。

また、本当に用事があって休みたいときでも休めなくなります。

バイト仲間から好感を得られていないので、誰も変わってくれません。

バイトをしているということは、あなたはそのお店・会社の一員であり、みんなと協力する義務があります。

休日出勤を頼まれてもいつも断るのではなく、可能な日は出勤するようにしましょう。

まとめ

休日出勤を断る時は、できるだけ信憑性がある理由を伝えてください。

信憑性が疑わしい、嘘の理由を並べ立てる必要はありません。

バイト先が「それなら仕方がない」と思える理由を伝えることで、印象を悪くせずに断ることができるでしょう。

 
ウサくん

あらかじめ断る理由を準備しておくのも大事だね

体調不良や家庭の事情は断る理由として定番ですが、「病院に行く」や「子供の世話をする」というのは具体的であるため、信憑性も増します。

一方で、「疲れてる」「遊びに行く」「勉強する」というのは妥協できる部分もあるため、注意が必要です。

そのまま伝えても納得してもらえず、しつこくお願いされる場合があります。

休日出勤を断る時は安易な理由を避け、相手が納得しやすいような理由を考えましょう。

ただし、いつも休日出勤を断る人はバイト先から信頼されなくなります。

自分が休みたいときに休めなくなり、誰も変わってくれません。

時には休日出勤に応えるのも必要です。

バイト先に恩を売っておけば、今後得するでしょう。

今回のポイント

どうしても休日出勤をしたくない時は、あらかじめ予定を伝えてください。休む前の勤務時に「次の休みは友達と出かける」とか「病院に行く」など具体的な予定を伝えておくことで、休日出勤を頼みづらくなります。

関連記事