バイト先から預かったロッカーの鍵を無くして、ヒヤリとした経験はないでしょうか?
ロッカーの鍵が見つからない…
いくら探しても鍵が見つからないと焦るし、弁償させられるのではないかと不安になりますよね。
ロッカーの鍵がないと制服に着替えることができないし、貴重品をロッカーに入れていたらパニックになるでしょう。
できることなら、早めに何とかして穏便に事態を収束させたいですよね。
そこで今回は「バイト先のロッカーの鍵を無くした時の対処法」をご紹介します。
ロッカーの鍵を無くして困っている人や、鍵をよく無くすという方は鍵の管理方法を見直しましょう。
ロッカーの鍵はよく無くなる
実は、バイト先のロッカーの鍵は無くなりやすい物です。
ロッカーの鍵は家の鍵と比べて小さいため、ポケットに入れて落としたり、ゴミと間違って捨ててしまうこともあります。
また、基本的にバイトをする時だけ使うため、鍵に対する意識も低くなりがちです。
ロッカーの鍵を開けようとして初めて鍵の紛失に気づくというのも少なくありません。
仕事前であればロッカーの鍵を無くしてもそのまま働くことはできますが、仕事後であれば大変です。
ロッカーに入れておいた私物を取り出せなくなるし、制服のまま自宅に帰ることになるかもしれません。
ロッカーの鍵は無くなりやすいとはいえ、会社から預かった大切な物です。粗末に扱ってはいけません。
できるだけ無くさないように注意してください。
ロッカーの鍵を無くした時の対処法
人間ですから、いくら気をつけていても無くしてしまうことはあります。
実際にロッカーの鍵を無くした時は、どのような行動を取れば良いのか見ていきましょう。
店長に報告する
まず最初に、店長や責任者にロッカーの鍵を無くしたということを報告してください。
怒られるのは嫌だからと言って、黙ったままにするのはいけません。
いつかはバレるため、黙ったままにしておくと余計に怒られる原因になります。
大体のバイト先では、合鍵(スペアキー)を用意しているものです。合鍵は店長が管理しているため、報告しないと開けようがありません。
鍵を無くしたことに気づいた時は、隠さずにできるだけ早めに報告してください。
行動を振り返る
ロッカーの鍵を無くしたということは、あなたの行動に原因があります。
無くしたことに気づいた時点からさかのぼって、自分の行動を振り返ってみましょう。
例えば、自宅を出る前まで鍵を認識していたのであれば、通勤の途中に無くした可能性が高いです。
通勤までの道を振り返り、道端や側溝に落ちていないか確認してください。近くに交番があれば、鍵の落とし物が無いか聞いてみるのも良いでしょう。
記憶をたどる時は、メモをしながら思い出していくと忘れにくいです。
一つずつゆっくり思い出して、どこで鍵を無くしたのか目星をつけてください。そうすれば鍵の在り処がわかるかもしれません。
鍵を開ける業者を呼ぶ
店長や責任者が出勤していない場合、鍵を開ける業者を呼ぶことも検討してください。
プロの業者に依頼すれば、数分で簡単に開けてもらえます。
作業料金は自己負担になりますが、どうしても仕事で使うものであれば、安い出費だと思って負担するしかないです。
理由によっては、一部(または全額)をバイト先で負担してもらえる可能性もあります。
くれぐれも無理やりこじ開けるような真似はしないでください。ロッカーの破損に繋がります。
鍵の紛失を防ぐための対策
ロッカーの鍵は無くしやすいとはいえ、バイト先から預かっている物であるため、無くさないようにすることが大切です。
普段から鍵の管理をしっかり行い、無くさないための対策を立てましょう。
鍵に鈴をつける
鍵をそのまま持ち歩くのではなく、鈴をつけてください。鈴がついていれば落とした時に音が鳴るのでわかります。
鈴をつけるとバイト中に音が鳴って困るという時は、紐をつけて首からぶら下げておきましょう。
肌見放さず持ち歩けば無くさないし、制服の下に入れておけばお客さんに見られることはありません。
合鍵を作る
ロッカーの鍵は比較的合鍵が作りやすいです。ホームセンターで1000円程度で作ってもらうことができます。
無くすことに不安がある方は、あらかじめ合鍵を作っておきましょう。
ただし、合鍵を作る時は店長に相談した方が良いです。勝手に作ると怒られるかもしれません。
言わずに変な疑いをかけられる前に、「無くした時のために合鍵を作っても良いですか?」と相談してください。
保管場所を決める
仕事中に鍵を持ち歩かないという人は、鍵の保管場所を決めておきましょう。
財布に入れたり、カバンに入れたり、置き場所が異なると無くす原因になります。
バイトの時はバックヤードの貴重品置き場や金庫などに保管し、ロッカーを使用するときだけ使うようにしてください。
自宅で鍵を保管する時も、できるだけ目に付く場所に置いてください。机の中は無くしやすいため、おすすめしません。
ジュエリーケースや小銭入れに入れておくと保管しやすく、わかりやすいでしょう。
鍵を持ち歩かない
そもそも鍵を持ち歩くから紛失の原因になるわけです。
普段から物を無くしやすいという人は、店長に相談して預かってもらうようにしてください。
仕事する前に鍵を開けてもらい、鍵を締めたら店長に返します。そうすれば無くすことはないし、第三者の確認が入るので忘れることもありません。
ただし、「鍵の管理も自分でできないのか」と思われることは覚悟してください。
恥ずかしい思いをするかもしれませんが、鍵を無くして弁償させられるよりマシです。批判を甘んじて受け入れましょう。
鍵の紛失が原因で処罰されることも
厳しいバイト先であれば、鍵の紛失が原因で処罰されることがあります。
最初は許してくれても、二度三度と続けば弁償させられるかもしれません。最悪、業務怠慢を疑われ、クビになる可能性もあります。
ロッカーの鍵が原因で弁償させられたり、辞めさせられるのは辛いですよね。
あなたからしたら「ただの鍵」だと思うかもしれませんが、悪意のある人がその鍵を拾えば犯罪に巻き込まれる可能性もあります。
ロッカーの鍵に限らず、バイト先から預かったものは慎重に取り扱うようにしてください。
まとめ
ロッカーの鍵は小さいため、どうしても無くしがちです。
鍵が無くなったことに気づいた時は、焦ってパニックになりますが、そういう時こそ冷静に行動することが大切です。
まずは店長に無くしたことを報告し、どうしたら良いか相談してください。
怖いけど勇気を出して相談します
普段からよく物を無くすという人は、鍵に鈴をつけたりヒモで結ぶなどして無くさない工夫をしてください。
万が一のために合鍵を作るのも良いですが、勝手に作るのは駄目です。必ず店長に相談しましょう。
ロッカーの鍵だといってもシリンダー交換が必要になると、一万円~数万円必要になる場合があります。
「無くした時は弁償すれば良い」という考え方をするのではなく、バイト先から預かっている貴重品だと捉え、気を引き締めて鍵の保管をしてくださいね。