都合が悪くなって採用を辞退したバイト先で、やっぱり働きたいと思ったことはないでしょうか?
やっぱり働きたい!
事情があって一度は断ったものの、心変わりをして働きたくなることもありますよね。
できることなら再応募したいけど、もう一度応募するのは迷惑ではないか?怒られたりしないだろうかと不安になると思います。
実は、一度断ったバイトに再応募することは可能です。
再び募集しているのであれば、改めて応募しても構いません。
そこで今回は「一度断ったバイトに再応募する際の見極め方」をご紹介します。
失礼になるからと諦めずに、後悔しない選択をしてください。
一度断っても再応募は可能
一度断った(採用を辞退した)バイトに再応募するのは可能です。
再び人材を募集しているのであれば、改めて応募しても構いません。
一度断ったからといって絶対に応募できないわけではないし、あなたが断ったことをどう思うかは相手次第です。
「断ったくせにまた応募するとはどういうつもりだ!」と憤りを感じる人もいれば、「やっぱりうちで働きたかったんだね!」と好印象を持ってもらえる場合もあります。
よほど失礼な断り方をしていなければ、再応募しても怒られません。
心変わりをして「やっぱり働きたい!」と思ったのであれば、勇気を出して応募してください。
期間を空けると再応募しやすくなる
採用を断ってから数日しか経っていないのに、再応募するのは良くないです。
再応募しても「なぜあの時に断ったのか?」と聞かれるし、不誠実だと思われます。
再応募するときは、なるべく3ヶ月は空けるようにしてください。
3ヶ月もするとあなたの記憶が薄れるし、採用担当者が代わっている場合があります。
期間を空けることで「当時は都合が悪かった」と説明することができるし、断った理由を正当化することもできます。
それまでバイトしないのは辛いですが、すぐ再応募しても採用される可能性は低いです。
やっぱり働きたいと思ったのであれば、ほとぼりが冷めるまで我慢したほうが良いでしょう。
早めの辞退は再応募がしやすくなる
どのタイミングで断ったかで、再応募のしやすさが変わります。
たとえば、採用が決まった後に辞退するのは迷惑になります。
応募先は他の人を断ってあなたを採用しているため、求人のやり直しになるからです。
求人サイトを利用していた場合、改めて求人広告費が必要になるため、損害を与えることにもなります。
しかし、面接が終わった直後や選考中の段階であれば、辞退しても他の人を採用することができます。
早めの辞退は採用担当者にとってもありがたいし、誠実な人だという印象を与えられます。
応募先に悪い印象を与えていないのであれば、再応募しやすくなるでしょう。
条件違いで断ったときは再応募しやすい
希望条件が違うという理由で断った場合、再応募しやすくなります。
再応募した理由を尋ねられても、「前回は条件が合わなくて断りましたが、今回は希望通り働けると思いました」と言えるからです。
特にシフトが異なると働きたくても働くことはできませんん。
「今回は希望の時間帯で募集していたから」と伝えれば、納得してくれるでしょう。
ただし、「時給が低い」とか「あまり休めない」などの理由で断った場合、再応募は難しくなります。
採用担当者は批判されたと思っているため、あなたに対して良い印象を持っていません。
たとえ心変わりしても、再応募を受け入れてもらえないでしょう。
引き止められたら再応募しやすい
採用を辞退した際に、「どうしても働けない?」と相談されたり、引き止められたのであれば、再応募しやすいです。
採用担当者がそのような態度を取るのは稀であり、少なからずあなたに好感を持っている証拠になるからです。
辞退すれば好意を裏切ることになりますが、印象が悪くなっているとは限りません。
「あのとき誘ってもらったので、やっぱりこちらでお世話になろうと思いました」といった説明をすれば、理屈は通ります。
個人店だと「働けるようになったら連絡して」と言ってくれる場合もあるため、断ったバイトでも採用してもらえる可能性はあるでしょう。
失礼な断り方をしたら再応募は諦める
一度断った後に再応募できるか否かは断り方にもよります。
応募先に配慮がない断り方をすると、再応募することはできません。
断る理由が見つからないと嘘をつく人もいますが、採用担当者は人事のプロです。
適当な嘘はすぐに見破られ、「失礼な人だ」という印象しか残らないでしょう。
また、採用の連絡があったのに無視して「なかったこと」にする人もいますが、このような対応もマナー違反です。
失礼な断り方をしているのに再応募するのは虫が良すぎます。
心当たりがある人は、再応募を諦めたほうが良いでしょう。
再応募する際に前回断った理由を伝える
再応募する際は、必ず「再応募であること」と、「なぜ前回は断ったのか?」という理由を伝えるようにしてください。
何事もなかったように振る舞ったり、「どうせ覚えてないだろう」と甘く見てはいけません。
前回と同じ担当者だったり、バイト先で情報共有していれば再応募なのがバレます。
何も伝えずに面接をした結果、「どうしてまた来たの?」とか「断った人は採用できない」などと言われ、冷たくあしらわれる場合もあるのです。
しかし、あらかじめ再応募だということを伝えていれば、誤解されることはありません。
一度断った人は受け付けない場合もあるため、事前に再応募だと伝えるようにしましょう。
納得してもらいやすい再応募した理由・例文
一度断ったバイトに再応募するためには、再応募した理由が必要です。
再応募した理由に納得してもらえれば、冷やかしだと思われません。
そこで、どんな理由なら再応募を認めてくれるのかご紹介します。
体調回復
病気や怪我など、体調不良が理由で採用を辞退した場合、再応募しやすいです。
体調不良のまま働くことはできないため、断っても仕方ありません。
しかし、体調が回復すれば働くことができるので、再応募を認めてもらえるでしょう。
例文)
「面接後に骨折してしまったので辞退させていただきました。今は骨もくっついており、仕事に支障はないので応募しました。」親の許可
18歳未満の未成年は親の許可が必要です。
親が反対しているのにバイトをすることはできません。
親の許可を得たから働きたいと伝えれば、改めて検討してくれるでしょう。
例文)
「前回は親の許可が降りなかったので、なくなく辞退させていただきました。学校を卒業して、親の許可を得ることができたので、再応募しました。」帰郷
親の転勤や祖父母の不幸などが理由で、地元を離れる場合があります。
住まいが異なるとバイトをすることができないため、辞退せざるを得ません。
しかし、帰郷して戻ってきたのであれば、再応募の理由になるでしょう。
例文)
「突然親の転勤が決まったので働くことができなくなりましたが、あらためて(地名)に戻ってきたので、再応募しました。」
退職
複数応募をすると、どちらか辞退する必要があります。
別のバイト先を選んだ負い目はありますが、退職したなら問題ありません。
退職したから再応募したと言えば、理解してくれるでしょう。
例文)
「当時は別のバイト先からも採用されたので辞退しましたが、退職したので再応募しました。」
状況の変化
天災や災害が理由でバイトができなくなる場合があります。
生活に支障が起きているのに、バイトを辞退しても仕方ありません。
しかし、状況が変われば再応募してもおかしくないでしょう。
例文)
「地震の影響で辞退させていただきましたが、生活が落ち着いてきたので働かせていただきたいと思います。」
同じ会社の別店舗に応募するのもあり
一度断ったバイトがチェーン店である場合、別の地域にある店舗に応募するのもありです。
採用基準が同じであることが多いため、別店舗に応募しても受かりやすいからです。
よほど揉めたりしていない限り、ブラックリストに入ることはありません。
一度断ったからといって、応募を拒否されたりしないでしょう。
別店舗でも仕事内容や雇用条件は一緒であるため、バイトする分には問題ないです。
同じ店で再応募するのが気まずいという人は、別店舗に応募しましょう。
まとめ
一度断ったバイトでも再応募することは可能です。
断ったときの状況を振り返り、再応募できるか見極めてください。
きちんと断っていれば再応募しやすくなるんだね
再応募する時は、「どんな理由で断っていたのか」を判断基準にしてください。
体調の問題であったり、シフトが合わないなどの理由で断らざる得なかったのであれば、再応募しても問題ありません。
反対に、嘘をついたり連絡を無視するなど、失礼な断り方をしていれば、再応募しないほうが良いです。
誠意を持った断り方をしていれば、たとえ再応募でも受け入れてもらえるでしょう。
ただし、一度断ったバイトに再応募しても採用される可能性は低いです。
応募者から断るというのは、少なからず相手に嫌悪感を与えます。
再応募は他の応募者と比べて不利になりますが、可能性がないわけではありません。
やっぱり働きたいと思うのであれば、今度こそ働くつもりで応募しましょう。