求人サイトで気になるバイトを見つけたものの、保留にしている間に募集が終了していたことはないでしょうか?
後から応募しようと思っていたのに…
条件を精査してから応募しようと思っていたのに、いつの間にか募集が終了していたということはよくあります。
そんな時は「すぐ応募すればよかった」と反省するし、後悔しますよね。
気持ちを切り替えて他のバイトを探そうとしても、「あのバイトの方が良かったな…」と感じるし、しばらく心に引っかかるでしょう。
実は、募集が終了したバイトでも応募できる可能性はあります。
「どうしてもあのバイトがやりたかった!」と思っているのであれば、本記事を参考に試してみましょう。
募集が終了したバイトでも応募できる
募集が終了したバイトであっても、応募することは可能です。
もちろん、実際には終了しているわけですから、無理に応募しようとしても、断られるかもしれません。
しかし、駄目で元々です。何もせずに諦めるよりも、やれることをやってから諦めた方が前に進めます。
「どうしてもあそこで働きたい!」と思えるバイトがあるなら、諦めずに採用を目指しましょう。
募集が終了しても人材が必要な理由
バイト募集が終了していると「もう人材は見つかったのか」と思いがちです。
しかし、実際のところ人材が見つかっていなくても、終了することはあります。
たとえば、求人サイトには掲載期限があります。
2週間や1ヶ月など決められた期間だけ掲載されるというルールがあります
掲載期限がすぎれば自動的に募集終了となります。
求人サイト上では非表示になり、応募できなくなります。(※求人サイトによって仕様は異なる)
採用者が見つからなくても終了になるため、「本当はまだ募集している」ということはよくあるのです。
応募者を不採用にしていた
求人サイトに求人情報が掲載されると、募集期間内は誰でも応募できます。
時には採用担当者が望まない人材が、集まる場合もあるでしょう。
期限を決めて募集していたものの、良い人が見つからなければ不採用にします。
そのため、「応募者はいたけど採用者はゼロ」ということもあるのです。
採用を辞退された
すべての応募者が採用を受諾するとは限りません。
中には応募して面接を受けたものの、採用を辞退する人もいます。
特に現在は人手不足で売り手市場です。求職者が働き先を選ぶ時代になりました。
そのため、内定を受けても辞退されるケースも珍しくないのです。
急にバイトが辞めた
人材を採用した後に、既存のバイトスタッフが辞めるということもあります。
バイトでは「新しい人が来たら自分が辞めよう」と考えている人も多く、お店としてはまた人手不足になるので困ります。
このように様々な理由により、「バイト募集が終了したのにまた人材が必要になった」ということはよくあるのです。
バイトは正社員と比べて急に辞めたり採用を辞退するケースも多いため、あなたにもまだチャンスが残されています。
募集が終了しても応募できるバイトとは
どんなバイト・求人なら募集が終了しも応募できるのでしょうか?
応募した後に「募集は締め切りました」と言われるのは嫌ですよね。
そこで、募集が終了しても応募できるバイトの特徴をご紹介します。
公式サイトに掲載している
求人サイトの募集は終了しても、公式サイトに掲載している場合があります。
公式サイトはそのままであれば、まだ募集している可能性があります。
実際に応募する時は、求人サイトを見たというのではなく、ホームページを見たと言ってください。
そうすれば、募集終了したのに応募してきたとは思われません。
何度も募集している
求人サイトで何度も募集している求人を見たことはないでしょうか?
希望の人材が見つからないと、掲載期限が終了するたびに再掲載する場合があります。
何度も募集している求人であれば、募集が終了しても応募を受け付けてくれるかもしれません。
すぐに掲載を再開する可能性もあるため、少し様子を見ましょう。
条件が厳しいバイト
人気のバイトはすぐに応募者が集まりますが、条件が厳しいバイトは応募が少ないです。
希望の人材が見つかりにくいため、募集終了後でも応募を受け付けてくれる可能性があります。
条件が厳しいと言っても=ブラックバイトであるとは限りません。
資格が必要だったり、早朝・深夜など勤務時間が限定されているので、応募が少ないだけです。
募集が終了したバイトは電話で応募する
募集が終了したバイトに応募する時は、電話で直接応募するのが最適です。
なぜなら、電話の方が人となりや熱意が伝わりやすいからです。
求人サイトの応募フォームだとフォーマットに沿って入力するため、どうしても事務的になります。
多くの人材に対応するときは便利ですが、直接熱意を伝えられません。
その点、直接電話で応募するほうが、声や話し方から応募者の人となりが垣間見れます。
特に募集終了した求人についてわざわざ電話をしてくるのですから、相当な熱意を感じるはずです。
電話の方が有利に働くため、可能な限り直接電話をして応募するようにしましょう。
電話のトーク例
それではどのような電話をかければ良いのでしょうか?
電話の話し方であるトーク例をご紹介します。
「突然失礼します。私、(あなたの名前)と申します。求人サイトに掲載されていたアルバイト募集の求人を見たのですが、担当者の方はいらっしゃいますでしょうか?」
↓担当者に変わった後
「お忙しいところおそれいります。(あなたの名前)と申します。求人サイトに掲載されていたアルバイト募集の求人を見たのですが、タイミングを逃して応募することができませんでした。まだ可能性がありましたら、面接だけでもしていただけないでしょうか?」
このように伝えてどういった反応が来るかを見ます。
ここでのポイントは「お伺いを立てる」ということです。
応募を逃したのはあなたの都合であり、無理を承知でお願いするわけです。
担当者の立場を尊重し、丁寧な態度でお願いしましょう。
もし、「もう募集は締め切った」とか「求人サイトでしか受け付けていない」と言われたら、きっぱりと諦めてください。
無理に食い下がっても、相手に迷惑をかけるだけです。
募集期間中に応募できなかったのを反省して、諦めるしかありません。
しかし、面接を受けさせてもらえるのであれば、採用に向けてしっかり準備しておきましょう。
忙しい時間帯の電話は避ける
募集が終了したバイトに応募する際は、応募先に迷惑をかけないようにしてください。
応募先が忙しいと思われる時間帯を避ける配慮が必要です。
あなたが電話をすることで、採用担当者は時間を割くことになります。
すでに募集が終了しているため、余計な時間を取りたくないと思っているかもしれません。
電話をかけるときは、ランチタイムや忙しそうな時間帯を避け、なるべく空いている時間を見計らって電話するようにしてください。
再募集されるまで待つのも大事
やる気を見せたからといって、あなたの応募を受け付けてくれるとは限りません。
「募集は締め切りました」といって、あっさり断られる場合もあります。
もし、あなたがすぐにバイトを探しているわけではない場合、再募集まで待つのもありです。
飲食店などは人の入れ替わりも激しいため、しばらくしたらまた募集されるからです。
念のため「次に募集した時は教えてもらえないでしょうか?」などとお願いし、連絡先を伝えてください。
あなたのことを覚えてもらえれば、人手が足りなくなったときに連絡してくれるでしょう。
まとめ
募集が終了したバイトでも、時と場合によっては応募することが可能です。
もう無理だと諦めずに、チャレンジしてみてください。
まだ応募できる可能性はあるんだね
募集が終了した求人に応募するのは、やる気がある証拠です。
バイト先に対する興味と、仕事に対する熱意を示せます。
熱意のある応募者を見て、何も感じない採用担当者はいません。
希望の人材が見つかっていないのであれば、きっと前向きに考えてくれます。
どこの求人サイトでも締め切りはありますが、募集期間はあくまでも「目安」です。
諦めずに道を探っていけば、やりたいバイトができるでしょう。