バイトをしたいと思うものの、バイト中にクレームがあったら嫌ですよね。
クレームが怖い…
いくら仕事でもクレームをもらうのは嫌だし、怖いと思う気持ちわかります。
できることなら、お客さんに怒られることがないバイトがしたいですよね。
実は、バイトの中にはクレームが少ないバイトもあります。
クレームが少ないバイトをすることで、楽に働くことができるでしょう。
そこで今回は「クレームが少ないバイト」をご紹介します。
メンタルが弱いと自覚している人は、精神的に楽なバイトを選びましょう。
クレームが少ないバイト12選
バイトをしているとクレーマーと遭遇する場合があります。
自分のミスで怒られるならまだしも、理不尽な理由で怒られるのは辛いですよね。
しかし、バイトの中にはクレームが少ないバイトもあります。
どんなバイトならクレームが少ないと言えるのか見ていきましょう。
施設清掃
商業施設やビル内を掃除したり、巡回する清掃員のバイトは、クレームが少ないです。
清掃員は基本的にはお客さんと関わりません。
黙々と仕事をしていれば、誰かに声をかけられることはないでしょう。
ただし、道を遮るような掃除の仕方をしていると、クレームを入れられる場合があります。
掃除をする時は辺りを見回し、通行人の邪魔にならないように注意してください。
コインランドリー
クリーニング店だと、衣類の出来栄えでクレームになる場合もありますが、コインランドリーはセルフサービスであるため、クレームは少ないです。
仕事内容は主に店内の清掃と、洗濯機・乾燥機のかんたんなメンテナンスであるため、難しい作業はありません。
店舗によって、機械の使い方をレクチャーしたり、衣類を畳んだりすることもあるため、クレームが全く無いわけではありません。
しかし、お客さんと関わる機会が少ないため、気軽に働けるでしょう。
交通量調査
測定する場所で椅子に座って、車や歩行者の交通量を調査する仕事です。
目の前を通り過ぎる車や歩行者の数を数えるだけなので、クレームになる要素は少ないです。
通行の邪魔になるようなやり方をしていればクレームになる場合もありますが、大抵は距離をとって調査するため、怒られる可能性は低いでしょう。
ただし、適当な調査をしていると巡回している監視役に怒られるので、注意してください。
治験
製薬会社から提供される薬やサプリメントを飲んで、体調の変化を検査する仕事です。
通院するタイプと入院するタイプがありますが、どちらも自己完結するため、クレームを受けることはありません。
ただし、薬を服用している間は体調管理を厳守するように決められています。
入院しているのに勝手に外出したり、喫煙・飲酒していると、製薬会社からクレームを言われるので注意してください。
料亭
料亭のバイトは料理を配膳したり、お客さんの出迎え・案内などを行います。
料亭に来るお客さんは富裕層が多いため、クレームされる機会は少ないです。
少々ミスがあっても、大目に見てもらえるでしょう。
その代わり、接客として求められるレベルは高いです。
言葉遣いや態度が悪いとクレームを受ける場合があります。
料亭の品格にも関わるため、気を配らなくてはいけないでしょう。
図書館
図書館のバイトは、本の貸し出しや返却、本棚の整理や点検などが主な仕事になります。
本探しの手伝いをしたり、本の場所を案内することもありますが、必要最小限の接し方に留まります。
本屋(書店)とは違い、扱っていない本も多いため、お客さんが探している本がなくてもクレームになることはありません。
図書館はゆったりとした空間を提供しているため、イライラされづらい場所でもあります。
美術館
美術館の仕事は館内の受付や展示物の案内を行います。
サービス内容は絵画や美術品がメインであるため、接客に関するクレームを受けることはありません。
美術品を見に来るお客さんは落ち着いた人が多いため、些細なことでクレームをつけてくる人も少ないです。
開館時間が限られており、深夜に酔っ払い客が来るわけではないため、静かに働けるでしょう。
倉庫のピッキング
ピッキングの仕事は、倉庫に保管されている商品を取り出し、注文された商品を集めて梱包係に渡します。
商品の種類や数を間違えるとクレームに繋がる可能性はありますが、注文書通り正確に集めれば問題ありません。
スピードと正確性が要求されるため、効率よく仕事をしないと上司に怒られる場合があります。
ただ、慣れてくるとどこに何があるかわかるようになるため、効率よく作業することができるでしょう。
社員食堂
クレームを受けることが多い飲食バイトの中でも、社員食堂のバイトはクレームが少ないです。
社員食堂を利用するのは、主にその会社・建物内に所属する社員だからです。
些細なことでクレームをつけると悪評が広がり、働きづらくなります。
そのため、クレームをつけてくる人物は少なく、普通に接客をしていれば問題ありません。
食券機を置いている食堂だと会計をする必要がないため、更にクレームを受ける機会は減るでしょう。
セルフのガソリンスタンド
セルフのガソリンスタンドでは、監視カメラなどのモニターを見て、お客さんが来たら給油許可を出します。
セルフだとお客さん自身が給油するため、フルサービスより接客トラブルが起きにくいです。
レジで会計をしたり、困っている人に給油のやり方を説明する場合もありますが、直接関わる機会は少ないです。
力仕事が必要な場面も少ないため、体力に自信がない人でも働けるでしょう。
家庭教師
家庭教師のバイトは、塾講師と比べてクレームが少ないです。
塾講師だと複数人を相手にするため、教育方針の違いによってクレームになる場合があります。
しかし、家庭教師は1人に対する教鞭であるため、クレームになりにくいです。
生徒の親御さんに好かれる必要はありますが、最低限のコミュニケーションが取れれば問題ありません。
挨拶をしっかり行い、カリキュラム通りに授業を行っていれば、たとえ生徒の成績が落ちても責任を取らされることはないでしょう。
データ入力
データ入力のバイトは事務仕事であるため、接客業と比べてクレームを受ける機会は少ないです。
パソコンを使って正確にデータを入力すれば良いため、間違いがない限りは怒られません。
ただし、電話対応をするバイトは注意が必要です。
電話は顔が見えず、声が聞き取りにくいため、クレームになりやすいからです。
データ入力のバイトに応募する際は、客対応をする必要があるのか確認しておきましょう。
クレームが少ないバイトの特徴
クレームが少ないバイトには特徴があります。
クレームが多いと言われるバイトでも、その特徴に当てはまればクレームを受ける機会は少なくなります。
そこで、どんなバイトならクレームが少なくなるのか見ていきましょう。
人と接する機会が少ない
ファミレスやコンビニ、カラオケ店や塾講師など、人と接する機会が多いバイトはどうしてもクレームを受けやすくなります。
さまざまな性格・価値観を持った人が利用するため、ちょっとしたことで誤解を生んでしまうからです。
しかし、人と接する機会が少ないのであれば、クレームを受ける機会は減ります。
単純にクレーマーと遭遇する確率が減るため、他人から嫌な思いをさせられません。
コミュニケーションが苦手な人は、人と接する機会が少ないバイトを選びましょう。
個人経営店
個人経営店はチェーン店と比べて、店主の権限が強いです。
たとえクレームがあっても店主の一存で強い態度を取れるため、クレーマーを追い返すことができます。
いわゆる「出禁」にすることもできるため、嫌なクレーマーにずっと苦しめられることもありません。
常連が多い店だとルールや仕組みがわかっているため、クレームになりづらいです。
富裕層が多い
料亭や高級ホテル、宝石店など富裕層が多い職場はクレームが少ないです。
富裕層の人は争いを好まないため、些細なことでクレームをつけたりしません。
無駄に料金を値切ったり、無理難題を言ってくる客が少ないため、安心して働けるでしょう。
ただし、そのぶん高度な接客スキルが求められます。
バイトでも対応がお粗末だとクレームの原因になるため、注意してください。
仕組みがシンプル
予約が必要であったり、機械を操作するようなサービスは、クレームを受けやすいです。
操作手順が複雑だと、お客さんが理解できないからです。
そのため、イライラして店員に怒りをぶつけてくる場合があります。
しかし、仕組みがシンプルで考える要素が少ないと、クレームになりづらいです。
料金が統一されていたり、メニューが少ないと悩まなくても行動できるため、不満に思われないでしょう。
ゆったりした雰囲気
バイト先がゆったりした雰囲気を提供しているのであれば、クレームを受ける機会が少ないです。
図書館や美術館、レトロな喫茶店などは、静かになれる場所でもあります。
店内の雰囲気につられてリラックスしている人が多いため、ミスがあっても穏便に済ませてくれるでしょう。
ただし、ゆったりした雰囲気をぶち壊すような対応をしたときは別です。
お皿を割ったり、物を落としたりすると「うるさい!」と怒られるため、騒音には注意してください。
どんなバイトも多少のクレームはある
どんなバイトをしても、多かれ少なかれクレームはあります。
商売というのは買い手(お客さん)がいて初めて成り立つものであり、人と接する以上はクレームはつきものだからです。
世の中には自分の利益しか考えずに、理不尽なことを言う人が少なからず存在します。
悪意を持つ人と遭遇したら、どれだけ真面目に働いていてもクレームを受けてしまいます。
そのため、クレームが少ないバイトでも、嫌な思いをすることがゼロになるわけではありません。
これからバイトをするのであれば、「クレームはあるもの」という前提で、バイトを探すようにしてください。
クレームを受けても仕方ないという覚悟を決めることが大切です。
常にクレームを意識しておくことで、落ち着いて対応することができるでしょう。
まとめ
バイトをしている時に、クレームを受けるとショックで働くのが嫌になります。
クレームを受けたくないという人は、最初からクレームが少ないバイトを選びましょう。
接客が少ないバイトがいいね
ビルメンテナンスや倉庫のピッキングは、接客業ではないので、お客さんからクレームを受けることはありません。
コインランドリーや図書館のバイトは接客をする場合もありますが、接する機会が少ないため、クレームを受けづらいです。
また、料亭や美術館のように富裕層のお客さんが多い職場だと、ある程度は大目に見てもらえるでしょう。
ただし、どんなバイトでもクレームをゼロにすることはできません。
たとえ接客しないバイトでも、多少のクレームは存在します。
クレームはあるものだと開き直り、本当にやりたいバイトを優先して選ぶようにしてください。
あなたに合ったバイトが見つけられれば、クレームがあっても乗り越えることができるでしょう。