バイトのことを聞かれて「楽しい」と言ったら、「おかしい」と言われることがあります。
おかしいって酷い…
本当に楽しいから言っているのに、否定されるのは悲しいですよね。
強く否定されたら、自分がおかしいのではないか?と悩む気持ちわかります。
しかし、「バイトが楽しい」という感情は決しておかしいわけではありません。
仕事内容や人間関係に問題がなければ、バイトが楽しいと思えるのは普通のことです。
なぜ「バイトが楽しいのはおかしい」と言われるのでしょうか?
言われる理由と、言ってくる人の深層心理をご紹介します。
なぜバイトが楽しいとおかしいのか?
バイトのことを聞かれて「楽しい」と答えたら、「おかしい」と言ってくる人がいます。
おかしいと言われたら、頭の悪い人間だと言われているようで、不愉快ですよね。
なぜバイトが楽しいとおかしいのでしょうか?
その心は「バイトはツラいものだと思い込んでいる」からです。
バイト(労働)をすると体力は消耗するし、時間を消費します。
バイトしている間はやりたいことができないし、店長や上司の指示に従わなければいけません。
仕事で覚えることが多いし、人間関係にも気を使う必要があります。
そういった諸々のデメリットがあるため、「バイトが楽しいのはおかしい」という考えに至るのです。
バイトが楽しいのはおかしくない!
バイトにはツラい面があるのも事実ですが、バイトをすることで得られるメリットもあります。
バイトをすればお金がもらえて好きなものを買えるし、社会勉強になります。
バイト仲間と気が合えば友達になることもあるし、恋愛関係に発展することもあります。
仕事のスキルが身につけば嬉しいし、就活でアピールすることもできるでしょう。
バイトは非正規雇用ですが、やりがいをもって働いている人はたくさんいます。
バイトをすることで得られるメリットはたくさんあるため、「楽しい」と思うのは決しておかしくないのです。
バイト否定派の特徴・共通点
実は、「バイトが楽しいのはおかしい」と言ってくる人には共通点があります。
本人の性格的な問題もありますが、これまでの経験がそう言わせているのもあります。
そこで、どんな人がバイトを否定しやすいのか見ていきましょう。
良い思い出がない
バイトに良い思い出がない人は、バイトが楽しいと思う感情が理解できません。
しんどい仕事をしたり、人間関係で苦労した経験があるため、バイトが楽しいと思うことが信じられないのです。
特に昔は法律が整備されていなかったため、労働者に対する待遇が悪く、苦労することも多くありました。
そのため、年配者ほどバイトに対して良いイメージを持っておらず、否定的になりやすいのです。
友達が少ない
友達が多い人なら、バイトの話をよく聞かされています。
友達に面と向かって「楽しいのはおかしい」と言えば喧嘩になるし、人間性を疑われるでしょう。
しかし、友達が少ない人はバイトの話をすることがないため、バイトに対する見識が甘いです。
自分の一方的な価値観で判断するようになり、他人の考えを「おかしい」と否定するのです。
ネガティブ思考
自分に自信がなく、なんでもネガティブに考えてしまう人は、バイトに対しても否定的です。
バイトの負の部分ばかり想像してしまうため、楽しいという感情が理解できません。
労働するからしんどいし、自由が利かないからツラいと思ってしまいます。
ネガティブな発言を聞いても疲れるだけなので、適当に聞き流すようにしてください。
嫉妬心が強い
バイトが楽しいと言うあなたが羨ましくて、否定してくる場合もあります。
自分はバイトで良い思いをしたことがないため、嫉妬して嫌味を言ってくるのです。
嫉妬心は相手の心の問題であるため、下手に反論せずに受け流すと良いでしょう。
なお、恋人から言われた時は注意してください。
一緒にいる時間が少なくなるから言ってくるのであり、放置していると関係性がこじれる場合があります。
バイトしたことがない
バイトしたことがないのに、イメージだけでツラいものだと判断し、否定してくる場合もあります。
漫画や映画などで主人公がバイトしている風景がよく登場しますが、だいたいトラブルが起きます。
ミスして店長に怒鳴られたり、バイト仲間から陰口を言われたり、変なクレームがあったり…。
バイトをしたことがあれば「大げさな演出だ」とわかりますが、したことがない人はそれが通常だと錯覚し、恐怖を感じます。
バイトを否定されても反論しない
「バイトが楽しいのはおかしい」と言われれば、相手が誰であれ反論したくなりますが、言い返すのはおすすめしません。
「バイトが楽しいのはおかしい」と言ってくる人は、あなたが嫌いだから言っているわけではないからです。
むしろ、あなたのことを思って言ってくる場合もあるため、下手に反論すると喧嘩になってしまいます。
自分が頑張っていることを否定されるのは悔しいですが、グッと堪えるようにしてください。
「確かに大変な部分もあるね」と言って同調してあげれば、それ以上責められることはありません。
楽しくないバイトは辞めるべき?
バイトが楽しいと思えるのは幸せなことですが、楽しくないと「辞めたほうが良いのではないか?」と感じます。
周りは楽しそうに働いているのに、自分だけ楽しめないのは辛いからです。
実際のところ、楽しい・楽しくないは個人の主観によるため、それだけでバイトを辞める必要はありません。
学校よりバイトの方が楽しいと感じる人がいる一方で、「楽しいバイトなんてない!」と開き直り、お金のために働いている人もいます。
いずれにしても、「楽しくない」という感情のみでバイトを辞めるのは損です。
バイトを続けていると楽しくなる場合もあるため、慎重に判断しましょう。
周りを気にせずにバイトを楽しもう!
実際のところ、バイトが楽しいと思えるのは幸せなことです。
世の中には嫌々バイトしている人もいるし、辞めたくても辞められない人もいます。
そんな中でバイトに楽しさを感じ、充実したバイト生活が送れるのは、とても喜ばしいことだと言えるでしょう。
良い環境で働けることに感謝し、これからもバイトを頑張ってください。
あなたが心からバイトを楽しんでいれば、誰に何を言われても気にならなくなるはずです。
友達や家族に言われたのなら、頑張っている姿を見せ続けることで、考えを改めてくれるでしょう。
他人に否定されたからと言って、バイトのことを悪く思う必要はありません。
ぜひ、周りの目を気にせずに堂々とバイトを楽しむようにしてください。
まとめ
バイトのことを聞かれて「楽しい」と答えたら、「おかしい」と言われることがあります。
しかし、バイトが楽しいのは決しておかしいわけではないため、気にしないようにしてください。
楽しいのは楽しいもんね!
バイト(労働)はツラいものだと思い込んでいる人は、楽しいという感情が信じられないため、おかしいと否定してきます。
バイトに良い思い出がなかったり、ネガティブ思考でバイトをしたことがない人は、想像で言ってくることもあるでしょう。
自分が好きなバイトを否定されたら反論したくなりますが、言い返すのはおすすめしません。
下手に反論すると喧嘩になるだけなので、軽く受け流すようにしてください。
バイトが楽しくないと思い込んでいる人に比べて、楽しいと思えることは幸せなことです。
今のバイト先に感謝し、堂々とバイトを楽しみましょう。