これからバイトをしてお金を稼ぎたい!でも週2日しか働けないから採用されるか不安…と心配ではありませんか?
やっぱり週2だと少ないかなぁ…
正社員のように週5日も6日も働く必要はありませんが、週2は少ないと思われるかもしれませんね。
とはいえ、バイトばかりできないし、勉強もやらなきゃいけない。だから週2回ぐらいしか働けないという気持ち、わかります。
できることなら、バイトも学業も両立させてちょっとお小遣いアップになれば最高ですよね。
実は「アルバイトだから週に何日働かなければいけない」という決まりはありません。みんな自分の都合に合わせてバイトを探しています。
もし、あなたが週2日しか働けないのなら、以下のことに注意して週2でも受かるバイトを探しましょう。
週2だと受かりにくい理由
バイトの業種・業態にもよりますが、面接で週に何日働けるか聞かれた時に「週2日を希望します」と答えても、あまり良い顔をされません。
その場で「もっと働けないの?」と聞かれることもあれば、何も聞かれずに即不採用となり、落ちる確率は高いです。
なぜ面接官は週2日勤務を嫌うのでしょうか?それには様々な理由があります。
仕事が覚えられない
一番大きな理由が「仕事を覚えられない」からです。勤務日数が少ないと仕事を覚えるまでに時間がかかります。
たとえマニュアルがあっても同じです。繰り返し何度も行うことで体に覚えさせ、マニュアルを見なくても出来るようにならなければいけません。
しかし、勤務日数が少ないと覚えるまでに時間がかかります。覚えかけた頃には忘れてしまい、また覚え直すといった作業を繰り返すことになります。
だから、戦力として育つまでに時間がかかると思われてしまい、面接官に敬遠されやすいのです。
チームワークが取れない
バイトはスタッフ同士のチームワークが大切です。チームワークができていれば、忙しい時でも連携して仕事をこなすことができます。
しかし、週2の勤務であればチームワークを形成するまで時間がかかります。あまり出勤しないことで、職場に馴染むのが難しくなるからです。
当然ながら、多く出勤している人同士のほうが密なコミュニケーションが取れるようになります。
そのため、あまり出勤しない人はチームワークを取るのに支障をきたすと思われてしまうのです。
やる気を感じない
週2の勤務だとやる気を感じてもらえません。いくら面接でやる気をアピールしても、信用してもらえないのです。
例えば部活を思い出してみてください。毎日欠かさず朝練に来る人はやる気を感じるし、一緒に頑張ろうと思えるのではないでしょうか?
反対に、朝練には来ないし、学校終わりの練習もたまにしか来ないような人は、いくら上手くても一緒にやりたくないですよね。
バイトでも同じです。週2という一般的には少ない日数しか働けないという人は、「やる気がない」と見なされ、不採用になりやすいのです。
辞めやすいと思われる
勤務日数が少ないとすぐ辞めるのではないか?と思われます。多く出勤できないのは、他に理由があると考えるからです。
週2だと責任ある立場にされることはないため、バイトをする側としても辞めやすいのはあるでしょう。
そのため、勉強で忙しくなった時や家庭の事情で辞める可能性があります。
事業者はすぐに辞められるとまた一から人材を探さなければいけません。採用コストも負担になります。
できるだけ辞めにくい人を採用するためにも、勤務日数が少ない人は避けられてしまいます。
週1日からOKはウソ?ホント?
求人サイトやバイト情報誌で「週1日からOK」と書かれている求人を見たことはないでしょうか?
週1日からOKと書かれているから応募したものの、面接では「もっと働いてほしい」と言われ、不採用になることがあります。
実は、「週1日からOK」というのは、社交辞令である場合が多いのです。
求人を出す側もせっかく募集するのですから、できるだけ多くの人に応募してもらいたいです。
多数の応募の中からより良い人を採用するために、ハードルを下げているのです。そのための「週1日からOK」なのです。
もちろん、本当に週1日でもOKな場合があります。下記で説明する「週2でも受かりやすいバイト」なら、週1でも受かる可能性はあるでしょう。
しかし、多くは週1日以上働ける人を求めているといっても過言ではありません。
1人ぐらいなら週1勤務で良かったとしても、それが複数になると大変です。お店が回らなくなります。
だから、バイト先としては「週1日だと困る」し、「できれば多く働いてほしい」というのが本音になります。
「週1日でOK」「短時間可」のようなキャッチコピーはあくまで最低条件だとし、最低条件の人は面接で不利になると理解しましょう。
週2でも受かりやすいバイト
一方、週2日勤務を希望していても受かるバイトもあります。たとえ少ない日数であったとしても、バイト先にメリットがあれば採用されます。
どんなバイトや条件なら週2でも受かりやすいのかご紹介します。
早朝・深夜のバイト
早朝・深夜のバイトはやりたがる人が少ないため、週2でも受かりやすいです。
特にコンビニや24時間営業の飲食店は人手不足が深刻で、ワンオペ(一人で業務をこなすこと)になる職場もたくさんあります。
そのため、「週1でも良いから入ってくれる人がいると助かる」状態であり、週2なら喜んで歓迎してくれるでしょう。
単純作業のバイト
工場のライン作業や郵便物の仕分けなど、単純作業が主なバイトも受かりやすいです。
飲食店や小売店のように、多数の業務工程があるわけではないので、仕事が覚えやすいです。週2しか勤務できなくても困ることはないでしょう。
また、単純作業を嫌う人も多いため、雇用者は少ない日数でも勤務してくれること人を求めています。
大量採用のバイト
飲食店のオープニングスタッフなど、大量の人数を採用するバイトも受かりやすいです。
新しくオープンするお店ですから、働ける人がいないと業務ができません。お店が希望する人材とは少々異なっていても、採用する傾向にあります。
「飲食店で働きたいけど、週2日しか入れない」とお悩みの方は、オープニングスタッフを募集しているバイトに応募しましょう。
過去に経験している
週2だと受からない理由に「仕事が覚えられないから」を一番の理由として挙げましたが、あなたが経験者であれば別です。
過去に同じバイトをしたことがあれば、どんな仕事か大筋はわかっています。お店毎にやり方は違っても、仕事を覚えるまで時間はかからないでしょう。
むしろ即戦力だと思われて、週2であっても雇ってもらいやすくなります。
週2でも受かる面接のコツ
週2と少ない勤務日数の場合、面接の受け答えを工夫する必要があります。
面接官から「どのくらい勤務できますか?」と聞かれて、普通に「週2日なら勤務できます」と答えるのでは、良い印象を与えられません。
勤務日数を聞かれた際は「今は勉強があるので週2日しか働けませんが、試験が終わったら増やせるようにします」と伝えましょう。
ここでのポイントは理由と改善策を述べることです。「今は勉強がある」と、週2しか働けない理由を伝え、「試験が終わったら増やす」と改善策を伝えるのです。
そうすれば面接官も「今は仕方ない。後から増やしてくれれば良い」と、未来に期待して妥協してくれるかもしれません。
例え本当に週2しか働くつもりがなかったとしても、未来のことは誰にもわかりません。バイトが楽しくなり、より多く働きたいと思う可能性もあります。
ですので、「絶対に週2しか駄目!」と決めつけるのではなく、後の期待も込みで伝えましょう。
なお、日数以外のメリットも伝えられると効果的です。
たとえば「週2日しか働けませんが、フルタイムで働きます!」「土日でも働きます!」というように、他のスタッフが避けやすいポイントを突きます。
そうすることで、勤務日数が少ないというデメリットを補うことができ、グッと採用へと近づくでしょう。
途中で週2に変更するには
これまでご紹介した内容はバイトを始める前のお話でしたが、バイトをした後に学校や家庭の事情で週2に変更したいという人もいるでしょう。
そんな時はどうすれば良いのでしょうか?まずはシフトを決めている店長や上司に相談しましょう。
店長はあなたが多く勤務してくれることを想定してシフトを組んでいるため、突然週2にしたいと言われても困惑します。迷惑に思われるでしょう。
しかし、あなたにはあなたの都合があります。どうしても週2にしてほしい時は、正直に理由を話し、お願いしましょう。
ただし、いくら勤務日数を変更してもらいたいからと言って「週2日にしてくれなきゃ辞めます」というような、脅し文句は絶対に言わないでください。
それを言われたら最後、店長も「じゃ、辞めてください」となります。退職勧告をされないまでも、職場の空気は悪くなります。遅かれ早かれ辞めることになるでしょう。
そんな後味の悪い事態を避けるためにも、週2にしたい時は真摯にお願いしましょう。
あなたが普段から真面目に働き、バイト先にとって欠かすことの出来ない人材であれば、きっと希望を聞いてもらえるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。週2という少ない勤務日数でも、バイト探しや面接の受け答えを工夫することで、採用されるイメージが湧いてきたのではないでしょうか。
週2でも受かるバイトはあるんだね!
今は人手不足もあって、バイトの希望が通りやすく時代になりました。そのため、週2日の勤務を希望しているからと言って、即不採用にはならないかもしれません。
しかし、人手不足なだけにお店も長時間・多く働いてくれる人を探しています。
面接を受ける際は自分の希望ばかりを伝えずに、お店の状況も考えた上で、相談するようにしましょう。
あなたのやる気が面接官に伝われば、きっと週2でも採用してくれます。