バイトがしたくても週2日しか働けないと、面接で落とされそうですよね。
週2だと受からないかな…
週2だと少なく感じるため、受からないのではないか?と思う気持ちわかります。
だからといって日数を増やせないし、大学生なら勉強もしなきゃいけませんよね。
実際のところ、週2日は少ないので落とされる可能性はあります。
しかし、週2で働いている人は多いし、絶対に受からないわけではありません。
そこで今回は、「バイトで週2しか働けないときの受かるコツ」についてご紹介します。
どうしても週2しか働けないのであれば、週2でも受かるバイトを探しましょう。
週2だと受かりにくい理由
バイトの業種・業態にもよりますが、週2日しか働けない人は印象が悪いです。
面接で週に何日働けるか聞かれた時に「週2日を希望します」と答えても、あまり良い顔はされません。
その場で「もっと働けないの?」と聞かれる場合もあれば、何も聞かれずに即不採用となる場合もあります。
なぜ面接官は週2日勤務を嫌うのでしょうか?よくある理由をご紹介します。
仕事が覚えられない
一番大きな理由は、「週2だと仕事が覚えられない」からです。
勤務日数が少ないことで、仕事を覚えるまでに時間がかかります。
通常なら繰り返し何度も行うことで体に覚えさせますが、週2だと定着しません。
覚えかけた頃には忘れてしまい、また覚え直すといった作業を繰り返すことになります。
戦力として育つまでに時間がかかると思われてしまい、面接官に敬遠されやすいのです。
チームワークが取れない
バイトはスタッフ同士のチームワークが大切です。
チームワークができていれば、忙しい時でも連携して仕事をこなすことができます。
しかし、週2の勤務であればチームワークを形成するまで時間がかかります。
あまり出勤しないことで、職場に馴染むのが難しくなるからです。
バイト仲間との連携もとれなくなり、お客さんに迷惑をかけかねません。
あまり出勤しない人はチームワークを乱すという考えから、採用したくないのです。
やる気を感じない
週2しか働けないと、「やる気がないのでは?」と思う人もいます。
いくら面接でやる気をアピールしても、信用してもらえないのです。
たとえば、部活を思い出してみてください。
毎日欠かさず朝練に来る人はやる気を感じるし、一緒に頑張ろうと思えます。
しかし、朝練には来ないし、週1~2回しか練習に来ない人は、いくら上手くても一緒にやりたくないですよね。
このように、週2だとやる気がないように感じるため、不採用になりやすいのです。
すぐ辞められたくない
勤務日数が少ないとすぐ辞めるのではないか?と思われます。
週2しか働けない人は、辞めるハードルが下がるからです。
学生なら学業で辞めるかもしれないし、主婦なら家庭の事情で辞める場合もあります。
すぐ辞められるとまたイチから人材を募集しなければいけません。
採用コストも負担になるため、週2しか働けない人は避けられてしまいます。
人数を増やしたくない
人数を増やしたくないという理由で、週2を拒否する場合もあります。
週2だと人手不足は補えないため、人数を増やさなければいけないからです。
人数を増やすと制服代や交通費はかかるし、経理の手間も発生します。
人件費が増大するので、週2しか働けない人は落とすのです。
週2日からOKはウソ?ホント?
求人サイトやバイト情報誌で「週2日からOK」と書かれている求人があります。
週2を認めているわけだから、週2希望でも問題ないと思いますよね。
しかし、「週2日からOK」と書かれていても、絶対に受かるわけではありません。
「週2日からOK」なのは最低条件であり、それ以上入れる人の方が優先されるからです。
週2日よりも週3、週4以上働ける人の方が助かるし、教える手間も省けます。
また、「週2日からOK」にすると応募者が増えます。
応募者が増えれば良い人材に出会いやすくなるし、求人費も無駄になりません。
1人2人は採用される可能性はあるものの、週2だと不利になるのは確かです。
「週2日からOK」は、社交辞令的な要素が強いため、あまり鵜呑みにしないようにしてください。
週2でも受かりやすいバイトの特徴
週2だと雇用主のイメージは良くないですが、週2でも受かるバイトはあります。
たとえ少ない日数であったとしても、バイト先にメリットがあれば採用されるからです。
そこで、どんなバイトなら週2でも受かりやすいのかご紹介します。
早朝・深夜のバイト
早朝・深夜のバイトは人手不足になりやすいため、週2でも受かります。
週2でもシフトに入れば楽になるし、みんなの負担を減らせるからです。
特にコンビニや24時間営業の飲食店は人手不足が深刻で、ワンオペ(一人で業務をこなすこと)になる職場もたくさんあります。
そのため、早朝・深夜のバイトであれば、週2でも歓迎してくれるでしょう。
単純作業のバイト
工場のラインや郵便物の仕分けなど、単純作業のバイトも受かります。
多数の業務工程があるわけではないので、仕事が覚えやすいからです。
飲食店のように複雑な作業はないため、週2でも問題ありません。
単発・短期は人の出入りが激しいため、週2でも採用してくれるでしょう。
大量採用のバイト
飲食店のオープニングスタッフなど、大量の人数を採用するバイトも受かりやすいです。
希望する人材とは多少異なっていても、採用する傾向にあります。
新しくオープンするお店ですから、働ける人がいないと業務ができません。
「飲食店で働きたいけど、週2日しか入れない」とお悩みの方は、オープニングスタッフを募集しているバイトに応募しましょう。
経験者を募集
経験者を募集しているバイト先は、週2でも受かります。
経験者だと教える手間が省け、即戦力になるからです。
過去に同じバイトをしたことがあれば、どんな仕事か大筋でわかっています。
お店毎にやり方は違っても、仕事を覚えるまでに時間はかかりません。
実務経験者は貴重な存在であるため、週2でも採用してくれるでしょう。
休業日が多い
IT企業や一部の病院など、休業日が多いバイト先も週2で受かります。
休みが多いことで、出勤日の基準が低くなるからです。
週7日営業で週2だと少なく感じますが、週5日営業で週2だとそうでもありません。
週2でも少なすぎる印象を与えないため、問題なく採用してくれるでしょう。
週2でも受かる面接のコツ
週2と少ない勤務日数の場合、面接の受け答えを工夫する必要があります。
面接官から「どのくらい勤務できますか?」と聞かれて、普通に「週2日なら勤務できます」と答えるのでは、良い印象を与えられません。
勤務日数を聞かれた際は「今は勉強があるので週2日しか働けませんが、試験が終わったら増やせるようにします」と伝えてください。
面接でのポイントは、理由と改善策を述べることです。
「今は勉強がある」と、週2しか働けない理由を伝え、「試験が終わったら増やす」と改善策を伝えるのです。
そうすれば面接官も「今は仕方ない。後から増やしてくれれば良い」と、妥協してくれる可能性が高まります。
たとえ本当に週2しか働くつもりがなかったとしても、未来のことは誰にもわかりません。
バイトが楽しくなり、より多く働きたいと思う可能性もあります。
「絶対に週2しか駄目!」と決めつけるのではなく、今後の期待も込みで伝えましょう。
なお、日数以外のメリットも伝えられると効果的です。
たとえば「週2日しか働けませんが、フルタイムで働きます!」「土日でも働きます!」というように、他のスタッフが避けやすいポイントを突きます。
そうすることで、勤務日数が少ないというデメリットを補うことができるため、採用に近づくでしょう。
途中で週2に変更するのはあり?
最初は週2以上で働いていたけど、後から週2に変更したい場合もあります。
学校や家庭の事情で、週2しか働けないというケースも珍しくありません。
もし、週2にしてほしいのであれば、シフトを決めている担当者に相談してください。
担当者はあなたが多く勤務してくれることを想定してシフトを組んでいるため、突然週2にしたいと言われても困惑します。
しかし、あなたにはあなたの都合があります。
どうしても週2にしてほしいときは、遠慮せずに相談することが大切です。
ただし、いくら勤務日数を変更してもらいたいからと言って「週2日にしてくれなきゃ辞めます」というような、脅し文句は絶対に言わないでください。
それを言われたら最後、店長も「じゃ、辞めてください」となります。
退職勧告をされないまでも、あなたの立場は危うくなり、辞めざるを得なくなるでしょう。
後味の悪い事態を避けるためにも、週2にしたいときは真摯にお願いしてください。
あなたが普段から真面目に働き、バイト先にとって欠かすことの出来ない人材であれば、きっと希望を聞いてもらえるでしょう。
まとめ
週2という勤務日数は少ないし、面接官の印象は悪いです。
しかし、週2だと絶対に受からないわけではないため、しっかり面接対策をしてください。
週2でも受かるバイトはあるんだね!
今は人手不足もあって、バイトの希望が通りやすく時代になりました。
週2日の勤務を希望しているからといって、即不採用にはなりません。
しかし、人手不足なだけにお店も長時間・多く働いてくれる人を探しています。
面接では自分の希望ばかり伝えずに、バイト先の状況も考えた上で、相談するようにしましょう。
あなたのやる気が面接官に伝われば、きっと週2でも採用してくれます。