仕事内容
年末年始に救急病院で看護業務のアルバイトをしました。救急患者が搬送されてきたときに受付をされた患者の問診をし、医師の診察の介助をします。
その後、指示された点滴などの処置を行ったり、生活の介助をしたり、看護記録を書いたりしました。患者の病状によっては、モニタリング、医療機器の管理や緊急手術の介助などもしました。
病棟に入院することになった患者さんについては申し送りをして、引き継ぎをしました。その他、処置などで使用した医療機器などの片付けなどもしました。
応募のきっかけ
当時は子育て中で仕事はできない状態でしたが、年末年始は夫が休みです。子どもを保育園に預けていない私でも仕事ができるので、応募しました。
外に出て社会参加をしないと息がつまりそうでしたし、看護師としてのスキルも維持したかった、という理由もありました。
楽しかったこと
久しぶりの臨床だったので、これまで自分が集中治療室で培ってきた看護師としての能力を発揮できることがうれしくてたまりませんでした。
自分自身が臨床で「まだまだ十分働くことができる!」と思えたことや、家庭ではなく、社会の中で一職業人として、必要とされている存在なのだと認識できたことは、なによりもうれしかったです。
知らない人ばかりの集まりでしたが、その中で短い時間であっても関係性を築くことができ、チームとして働くことができたことも楽しかったです。
思い出に残っていること
とにかく忙しくて忙しくて目が回りそうでした。次から次へ患者さんが来られ、その中で、事故のないように、1人でも多くの患者さんの状態がよくなるように、と必死でした。
最初は全く知らない病院で、(短期アルバイトの)寄せ集めの人材で、本当にうまく仕事ができるのだろうか?とも思いましたが、プロフェッショナルの集団はすごかったです。
医療のやり方は異なることがありましたが、根底にある考え方は共通のものがあるので、互いに信頼しながら医療を実施することができたことには、感動しました。
また、寄せ集めだからこそ、こういうやり方もあるのか、と新しい発見をしたり、勉強になったりすることも多くありました。とても勉強になった数日間でした。
バイトを体験して
とても楽しくて、このアルバイトをしたからこそ「ぜひ、看護師として復帰したい!」と思うようになりました。
仕事の申し込みをして、実際に仕事をするまでの間、不安もありましたが、チャレンジしてよかったと思っています。
編集者のコメント:
体験者さんのように結婚・出産で医療現場から離れている人も多いと思いますが、一時的とはいえ、現場復帰できる体制があると経験も鈍ることはないでしょうし、患者さん側も助かりますよね。アルバイトをきっかけに現場復帰したいと思ったようですし、良い経験になりましたね。