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ホームヘルパーのバイト体験談!介護に正解はないと実感しました

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ホームヘルパーのバイトイメージ

仕事内容

訪問ヘルパーとして、家事援助の仕事をしました。介護ではなく要支援の人の家で掃除の手伝いをするのが主な仕事になります。

多くの高齢者は「いつも同じ人で慣れた人でないと嫌」というのですが、私が担当した人は「誰でも良い。学生さんでもOK」と言ってくれる人だったので、助かりました。

応募のきっかけ

自宅からヘルパーステーションが近くて通いやすいというのが一番の理由でした。

アルバイトの条件としては「週に1日~2日、1時間からでもOK」だってので、短時間で済むのが魅力的でした。

パートで働くと時間中何件でも仕事を入れられてしまいますが、アルバイトならば無理をせずに働けると思ったからです。

印象に残ったこと

残念ながら介護の仕事で「楽しい」と思えることは少ないのですが、その中でも話し相手になったことは印象に残っています。

というのも、高齢者はヘルパーとして接するよりも、「話し相手」が欲しいと思っていると感じたからです。

仕事時間は1時間単位なのですが、終了5分前になるとお茶やコーヒーを入れてくれ、仕事を終わるのを待っていてくれるのです。

「早めに終わらせてお茶でも飲んで行って」と言われるのですが、何よりも話し相手が欲しくて仕方ないという表情が見えました。

最初は時間一杯バリバリと掃除をしたいと思っていたのですが、段々と介護の仕事はそれだけではないということが分かり、興味深いと思う様になりました。

思い出に残っていること

私が担当した高齢者は、最初からフレンドリーだった訳ではありません。「誰でも良い」という割には無愛想なところもありました。

それでも毎回掃除をしていたのですが、ある日台所に敷いてあるラグマットをめくったところ、札束が入った封筒を見つけました。

前回掃除した時はそこになかったので、もしかしたら誰かから隠そうと思っていたのかも知れません。

私はラグマットの下の掃除をしてその後全く同じ状態に封筒を置き、知らんぷりをしていました。

すると次に来た時にその方が私に笑顔を見せる様になったのです。もしかしたらその件で私は信頼を得られたのかも知れません。

1年程のお付き合いでしたが、とても良い思い出になりました。

バイトを体験して

介護の仕事に正解というものはありません。自分が受け持つ高齢者が望んでいる様にしてあげることが一番ですので、ヘルパー講習で習った通りに全てするのが正しい訳ではないのです。

介護のアルバイトを通じて、これからもし正社員やパートになることがあったら、もう少し肩の力を抜いて柔軟に仕事をしても良いのではないかと思いました。

編集者のコメント:

身の回りのお世話というよりも、家事手伝いとしてホームヘルパーの仕事をした体験者さん。担当した高齢者の方がなかなか心を開かず、難しいと思うこともあったようです。それでも相手が何を求めているか考えながら一生懸命働いていたとのこと。人対人のやりとりになりますから、難しい部分もありますよね。

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体験談の監修

ぼくのわたしのバイト体験談

ぼくのわたしのバイト体験談・編集部

採用支援経験が15年以上あるディレクターが、バイト経験者一人ひとりに取材したうえでレビューを掲載。誤字・脱字の修正などは実施しているものの、経験者の主張や思い出を歪曲することなく、体験談を紹介しています。

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