ぼくのわたしのバイト体験談    

蚊取り線香の製造工場でバイトした体験談!妙な笑いに包まれました

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検品のバイトイメージ

仕事内容

工場で出来上がった蚊取り線香に異常がないかを確認する、検品作業が主な仕事でした。

製造機に原材料を入れると、機械が自動的に渦巻き状の蚊取り線香に仕上げてくれます。その蚊取り線香がベルトコンベアーから流れてくるので、目視で確認します。

割れていたり、ヒビが入っていたり、形が崩れたりしていないかなど、状態異常があれば廃棄します。そして何も問題がなければ箱詰め工程に行きます。

蚊取り線香は軽いので、肉体的な負担はほぼありません。しかし、単純作業を延々と繰り返すので、単純作業が好きな人にはオススメです。

応募のきっかけ

私の地元である和歌山県有田市は、蚊取り線香の製造が盛んであり、蚊が多くなる夏場になると需要は増大します。

蚊取り線香の製造工場から求人が出るのですが、他のバイトより時給が高いのです。また、勤務時間は日中だけでなく深夜も選べたので、夜にバイトしたい自分向きだと思って応募しました。

楽しかったこと

バイト先の同僚に同世代が多く、バイト以上の関係になれた事が楽しかったですね。バイトをしたのは大学生の夏休みでしたが、時期的なものと深夜帯を選んだのも良かったようです。

大体は高卒フリーター、専門学校生、大学生といった感じの18歳~20代前半ぐらいの人だったので、従業員同士で交流を持ちやすかったんです。

朝方はテンションがハイになって仕事をしながら馬鹿笑いしたり、バイト明けに遊びに出かけたりと楽しく過ごせました。

思い出に残っていること

大体は21時~朝8時ぐらいまで働いていたのですが、朝5時ぐらいからの作業が思い出に残ってます。

今だと徹夜明けで怠いだけですが、当時の私は20歳前後の若者です。同僚も20歳前後という若さなので、徹夜をしても怠さなんてありません。むしろ徹夜明けで気分もテンションになり、普段よりも元気になってました。

私だけでなく同僚も同じように徹夜明けでハイになっていますから、つまらない事でも笑いのツボに入ってしまうんです。

一人が笑いだすと、それに釣られて他の同僚も笑い出す。そして他の同僚にも笑いが伝染し、気づけば全員が笑いながら作業してた事がありました。

それが朝5時過ぎからずっと続き、朝7時半頃に交代で出勤した人が唖然となってましたね。朝から来る人は社員さんとかなので、その人の前で笑いながら仕事をしてはいけません。

でも完全にお笑いゾーンに入ってる私達は笑いをこらえるのが難しく、笑うと怒られるから我慢する…というように、全員で笑わないように耐えていた時が一番思い出に残っています。

バイトを体験して

仕事内容は本当に単純作業なので、早く時間が経過しないかな~と鬱々とした気持ちで働いていました。

自分は下手に頭を使うよりは単純作業の方が好きなのですが、それでも毎日となるとメンタルをやられそうになることもありました。ですので、仕事内容自体はそれほど良い思い出があるわけではありません。

ただ、バイト同士での雑談は面白かったので、トータルでいうと「楽しかったな~」いうイメージが強いです。

勤務時間は長いものの、作業自体は難しくありません。それでいて時給は高かったし、なんだかんだと美味しいバイトだったと思います。

編集者のコメント:

ベルトコンベアーから流れてくる蚊取り線香をただひたすら確認するだけの仕事は、集中力が要求されるので大変だったと思います。ずっと同じ作業を続けるのは大変だったと思いますが、その分同僚同士の一体感も生まれたのではないでしょうか。朝方にはなぜかハイテンションになるという気持ちも分かるような気がします。

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体験談の監修

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ぼくのわたしのバイト体験談・編集部

採用支援経験が15年以上あるディレクターが、バイト経験者一人ひとりに取材したうえでレビューを掲載。誤字・脱字の修正などは実施しているものの、経験者の主張や思い出を歪曲することなく、体験談を紹介しています。

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