ぼくのわたしのバイト体験談    

洋服の検品をしたバイト体験談!ひたすら値付けをしました

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検品のバイトイメージ

仕事内容

倉庫で大量の洋服を検品し、ひたすら値札を張り付ける仕事をしました。

黙々と50代くらいのパートさんに紛れて、ひたすら段ボールから洋服を出しては首元のブランドタグに値札を付けていました。

首元にブランドタグがない洋服は、洗濯表記などがある場所に付いていることが多いので、脇腹あたりのタグを探して値札を付けます。

この値札を付ける道具は「タグガン 」といい、見た目はグルーガンと同じで、グルーが出てくる金具部分が針の様な形状です。

それをタグにブスっと刺してレバーを引くと、「ガチャ!」と音がして、透明のプラスチックのタグを付けられます。

応募のきっかけ

新聞の折り込みチラシにある、求人広告をみて応募しました。

本来は、その会社の事務員募集で面接を受けたのですが、何故か現場作業するバイトになりました(苦笑)

何日間か現場を知るために経験させているのだろうと思い、黙って作業を続けていました。

楽しかったこと

タグガンと言われるプラスチックの値札を止めているタグを、洋服の首元にあるタグに刺していくのですが、ひたすらブランドタグにブス!ガチャ!を繰り返します。

慣れてくるとテンポよくブス!ガチャ!が出来るようになるので、無心でタグ付けをします。

当時は子育ての疲れや考え事がいっぱいありました。

単純作業を繰り替えすことで、適度に脳がクリアになり、作業に没頭できたのだと思います。

洗濯している時に、洗濯機の水流を何故か眺めてしまうような現象に似てますかね。

体だけが勝手に動いて無心になってやる作業が楽しかったです。

思い出に残っていること

50代のパートさんが常時10名ほどいて、大きいサッカー台に洋服を出し広げて、黙々と検品タグガン、検品タグガン、を繰り返します。

検品しながらパートさん達と井戸端会議という名の情報交換をよくしていました。

「あんたいくつ?」から始まり、夫の愚痴を話したり、「あの人は良い人」「あの人は気を付けたほうが良い」などの情報まで、凄い情報量とリサーチ力でした。

そういった話を聞くだけでも勉強になりましたし、世間の荒波を生き抜いた図太さや知恵を聞くこともできました。

50代・60代の女性は酸いも甘いも経験してますから、若造の悩みや気恥ずかしさなどは本当にちっぽけだなと思いました。

シリアスな悩みは真剣にアドバイスしてくれたり、近い身内には逆に相談できないような悩みを聞いてもらえた事が良い思い出です。

編集者のコメント:

洋服のタグに値札を付けるという作業をひたすらやっていたという体験者さん。単純作業で辛くなるかと思いきや、かえってそれが無心になれて良かったとのこと。職場の人たちとの会話も気晴らしになってよかったのかもしれませんね。

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体験談の監修

ぼくのわたしのバイト体験談

ぼくのわたしのバイト体験談・編集部

採用支援経験が15年以上あるディレクターが、バイト経験者一人ひとりに取材したうえでレビューを掲載。誤字・脱字の修正などは実施しているものの、経験者の主張や思い出を歪曲することなく、体験談を紹介しています。

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