仕事内容
私が宅配寿し「あらいそ」で働いていたのは19歳の時です。
午前10時から出勤し、それから2時間くらい厨房で寿司作りの手伝いをしました。
お寿司自体を作るのもありますが、トレーにお寿司を詰めるなどの作業も毎日やっていました。
出来上がった品物を決められた住所あてに軽自動車で届けました。
応募のきっかけ
あらいそのバイトは当時にしては時給がよく、先輩の口コミで「働きやすい」と聞いていたからです。
実際に働きはじめてみて、先輩の言っていたことが本当だと実感しました。
他に調理と運転が好きということも、応募のきっかけとなりました。
楽しかったこと
仲が良いバイト仲間たちと、一緒にお寿司を作っている時の和やかな雰囲気です。とても楽しく働けました。
また、働いているうちに常連さんの名前を憶えて、「このお客さまはこれが好きで必ず〇個注文する」ということを当てるのも楽しかったです。
とにかく仲が良い職場だったので、バイトの時間自体が楽しかったです。
楽しみながら稼ぐことができて、本当に私は恵まれていたと思います。
バイトに行くのが嫌だと思ったことが一度もなく、4年間一度も休みませんでした。
思い出に残っていること
一番思い出に残っているのは、初めて配達に出た時のことです。
住所の見方はあらかじめ研修で分かっていたのですが、初めて配達に行くというだけでかなり緊張します。
教えられた通りに配達して、お客さまが「ありがとう」と言ってくれた時のことは今でも忘れられません。
無事に届けられたという感動と達成感は凄いものがありました。
また、自分が配達したお寿司が入れられていた容器を回収に行った時に、中が空っぽになっているのを見た時も感動しました。
配達の仕事自体が初めてだったこともあり、感動的で忘れられないエピソードは配達がらみの事が多い気がします。
今でも住所の見方は忘れていないので、とても役立つことをしていたんだなっと思います。
バイトを体験して
お寿司の宅配と仕事をしてみて、初めて時間の大切さを知りました。それまではあまり時間厳守ということを考えたことがなかったからです。
お寿司の宅配を初めてみると、時間通りに届けることの重要さを痛いくらい学ぶことができました。
編集者のコメント:
お寿司作りの手伝いと配達をしていたという体験者さん。自分が関わったお寿司を配達することで、愛着を持ってお届けできたのではないでしょうか。完食されていた容器を見ると感動しますよね。自分の頑張りが受け入れられたような気持ちになります。最初から最後までお寿司作りに関われたことで、仕事のやりがいも感じられたでしょう。