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試食販売のバイト体験談!クリスマスに心が温まりました

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試食販売のバイトイメージ

仕事内容

市内の大きなスーパーで試食コーナーを任されていました。

商品をホットプレートなどで焼き、買ってくれそうなお客さまに提供する仕事です。

クリスマスに働いた理由

通常は二人で交代しながら作業を行うのですが、クリスマスということもあってか誰もシフトを入れることがなく、私一人で仕事をすることになってしまいました。

元々大学生でバイトをしなければ生活費がなく、クリスマスはむしろ時給が上がるので喜んで参加しました。(もちろん、彼女がいなかったからという理由もあります)

思い出に残っていること

普段スーパーにやってくるのは小さなお子さんを連れたお母さんが大半を占めるのですが、さすがにクリスマスともなると、若いカップルが結構来店されます。

羨ましいなと思いつつも、ウインナーを焼いて試食販売の仕事を精一杯頑張っていました。

この仕事は多くの方に笑顔でお礼を言ってもらえるので、心が温まります。そのため、クリスマスに一人でバイトをしていても、そんなに寂しくはありませんでした。

店内で散々クリスマスソングを聞かされ、気分もそれっぽくなってきます。

夜も深まり、試食コーナーも終わりを迎えようとしていたころ、あるカップルがこちらをチラチラと見ていることに気が付きました。

同じ大学生ぐらいでしょうか。今風のかわいらしい女の子と、野球でもやってそうな日に焼けてスラっとしつつも筋肉質のお兄さんでした。

そっと、お兄さんが近づいてきて「このウィンナー、煮ても大丈夫なやつですか?」と私に質問してきたのです。

どうやら彼は夕飯にポトフを作ってあげたいらしく、ウインナーを探している様子でした。

私は「そうですね。焼いてもおいしいですが、ボトフに入れてももちろんおいしいですよ!」と答えました。

私の焼いていたウインナーはゆず風味の少し変わったウインナーで、ポトフにももちろん合います。

すると、「そうですか!それじゃ一袋もらいますね!」と、元気にそう言って笑顔で会計に行かれました。

きっとこの後は素敵なクリスマスを送るんだろうな~と想像してしまい、こちらまで幸せな気分になったのを覚えています。

バイトを体験して

クリスマスのバイトはなんだか寂しく悲しいイメージはあるかもしれませんが、一人で家に閉じこもるよりも、大勢の人がいる場所で楽しく働いた方が魅力的だと思っています。

もしかしたら良い出会いもあるかもしれないし、時給も高くなってお得ですしね。

編集者のコメント:

クリスマスは休む人が多くて、一人でバイトをしていたという体験者さん。クリスマスに一人で働くのは寂しい気持ちになりますが、お客さんにお礼を言われるのでそんなことはなかったようです。若いカップルの様子も微笑ましいですね。クリスマスはみんなが幸せな気持ちになるため、幸せのおすそ分けをしてもらうためにも、バイトをするのはちょうど良いかもしれませんね。

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体験談の監修

ぼくのわたしのバイト体験談

ぼくのわたしのバイト体験談・編集部

採用支援経験が15年以上あるディレクターが、バイト経験者一人ひとりに取材したうえでレビューを掲載。誤字・脱字の修正などは実施しているものの、経験者の主張や思い出を歪曲することなく、体験談を紹介しています。

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