ぼくのわたしのバイト体験談    

市民プールの監視員をしたバイト体験談!バイト仲間がたくさんできました

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プール監視員のバイトイメージ

仕事内容

開場前から入る9時~18時、もしくは途中から閉場までの11時30分~20時30分の勤務体制でした。9時半の開場前に浮輪やビート版などの貸し出し道具の準備をしました。

開場後は屋外・屋内プールの持ち回りが休憩時間を挟んで変更するようになっているため、各ポジジョンにつき、監視台から監視をします。

また、休憩時間にはプール内に入り異物などがないかを調べる「水底点検」もありました。

閉場後にプールサイドや更衣室のかんたんな清掃点検もしていましたが、朝清掃する人が別にいるので、見回り程度でした。

応募のきっかけ

市民プールですが、夏期(7月下旬~8月末まで)は屋外プールもオープンする施設で夏期のみのアルバイトを募集していました。

私は当時大学生で、夏休み期間のみに仕事ができるアルバイトを探していたのと、昔から水泳が得意だったために応募しました。

楽しかったこと

市立のあまり大きな規模ではないプールでしたが、監視員として雇われたのは5人で、たまたまみんな学生だったため、和気あいあいとした雰囲気ですぐに仲良くなれました。

1ヵ月半のアルバイト仲間でしたが、連絡交換をしてその後も付き合いがあります。

常勤の監視員さんたちも年齢層はさまざまでしたが、体育会系な楽しい人たちが多く、夏期プールが終わった最終日にはおごりで飲みに連れて行ってくださいました。

当日、私はバイトには入っていなかったのですが、わざわざ参加させていただき、楽しいひと時を過ごしました。

思い出に残っていること

夏期プールに幼稚園くらいの子とそのママが毎日のように来場されていました。気温が低くてお客さんがあまりいないような日でも来ているので、本当にプールが好きなんだなと思っています。

その子は休憩時間にプールに飛び込んでしまったり、プールサイドを走ったりなかなかやんちゃな子でした。しかし、水に入ると思わず見とれてしまうような綺麗な泳ぎをしていました。

クロールとか平泳ぎとか型のある泳ぎではなく、自己流みたいなのですが、水中でくるくる回ったり、深く潜って浮かび上がってきたりと、とにかく魚のように自由に泳ぐのです。

急に飛び込んだりした場合、一応注意していたのですが、常勤の監視員さんたちは注意もほどほどに温かい目で見ているようでした。

そして休憩中に常勤の方にその子のことを聞いてみると「あの子は自閉症でとにかく水が大好きな子。お母さんが夏休みに子供を楽しませたくて毎日頑張って連れてきているし、言葉で注意しても難しいから少しは多めに見てもよいと思っているんだ」というお話でした。

ルールにとらわれずに、特別な事情のあるお客さんには個別に対応できる市民プールだったので、とても素敵な場所だなと思いました。

バイトを体験して

時給は1000円だったので、特別高いわけでも安いわけでもないのですが、夏ならではのアルバイトで集中的に働けたので、学生の私にとっては最適でした。

中には25度を切るような寒い日もあり、1日プールサイドにいるのはつらい時もありましたが、仕事内容は監視と見回り程度なので、少しでも興味がある方にはおすすめできます。

編集者のコメント:

夏季限定で市民プールの監視員をしていた体験者さん。短い期間ですが、同じ学生の友だちができ、職場の人たちにもよくしてもらい、楽しい夏休みを過ごせたのではないでしょうか。また、幼児への対応も素晴らしいですね。ルールを守るのも大事ですが、お客さんの事情を把握し、柔軟に対応することは就職しても大切になります。良い社会勉強にもなったのではないでしょうか。

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体験談の監修

ぼくのわたしのバイト体験談

ぼくのわたしのバイト体験談・編集部

採用支援経験が15年以上あるディレクターが、バイト経験者一人ひとりに取材したうえでレビューを掲載。誤字・脱字の修正などは実施しているものの、経験者の主張や思い出を歪曲することなく、体験談を紹介しています。

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