2月のイベントといえばバレンタイン。バレンタインデーにシフトに入っていると、バイト先にもチョコをあげるべきか悩みますよね。
バレンタインはみんな期待しちゃうよね
バレンタインは好きな人に想いを伝えるイベントとして定着していますが、バイト先にはどうするべきか悩みますよね。
どうせ義理だからと適当にするわけにはいかないし、チョコをあげて迷惑に思われても困ります。
せっかくあげるならみんなに喜ばれたいし、自分も楽しみたいですよね。
そこで今回は「バレンタインでバイト先にチョコをあげるか迷った時の考え方」をご紹介します。
バイト先のルールで判断する
バレンタインだからといって、必ずチョコをあげなければいけないわけではありません。
バイト先によっては、余計なもめごとを避けるために「義理チョコ禁止」になっている場合があります。
医療や工場関係のバイトだと、衛生面から食品の持ち込みを禁止している場合もあるでしょう。
たとえ「チョコを配って感謝の気持を伝えたい!」と言う理由があっても、バイト先で禁止されているならあげないほうが良いです。
勝手な行動をして怒られないためにも、まずはバイト先のルールを確認してください。
バイト仲間と相談して決める
バイト先でバレンタインのルールがない時は、バイト仲間と相談しましょう。
誰にも相談せずにあげることを決めると、周りに迷惑をかけることもあります。
女性が多い職場なら、あなたがチョコを配ることで他の人もあげなくてはいけないような空気になるからです。
中にはあげたくない人もいるため、「勝手なことをしないで!」「点数稼ぎのつもり?」と、悪く思われるかもしれません。
しかし、事前に相談することで周りの意思を確認することができます。
他の人があげるなら自分もあげようと思えるし、仲の良い人とお金を出し合って買うこともできます。
トラブルを招かないためにも、ひとりで勝手に行動せずに、バイト仲間と相談してから決めてください。
あげた後のことを考える
バイト先でチョコをあげるか迷った時は、あなたがチョコをあげたらどうなるか想像してみましょう。
もし、喜んでくれる人の顔が浮かぶようであれば、あげたほうが良いです。
みんなの笑顔を想像しながらチョコを買うのは楽しいし、きっと素敵な思い出になるでしょう。
反対に誰も喜んでくれそうもなかったり、気まずくなるイメージしか浮かばないのであれば、あげるのは止めてください。
いくらバレンタインにバイトをするからといって、必ずチョコをあげる必要はありません。
嫌な気持ちのままチョコを買っても楽しくないし、気持ちがこもってなければもらう側も迷惑です。
安易にチョコを配ることで、ホワイトデーを期待して配っているのではないか?と勘ぐられることもあります。
バイト内での関係性を考慮し、“あげ損”にならないように注意しましょう。
催促されても気にしない
バレンタインが近づくと、デリカシーのない人からチョコを催促されることがあります。
先輩や年上の男性からチョコをせがまれると、あげなくてはいけないような気持ちになりますよね。
しかし、催促されてもあげる必要はありません。その人だけにあげると誤解されるし、全員に渡すのも大変だからです。
一度あげると来年もあげなくてはいけなくなるため、チョコをせがまれてもあげる必要はありません。
もし、当日に「どうしてくれなかったの?」と言われても、「冗談だと思っていました」とか「忘れていました」と言って交わしてください。
チョコをくれくれ言う人はみんなに言っています。気にしないのが一番です。
バレンタインを特別視しない
そもそもバレンタインだからといって、深く考える必要はありません。あげるもあげないも自由です。
バレンタインは好きな人にあげるためだけのイベントではないし、お歳暮やお中元と変わりません。
日頃からお世話になっているのであればチョコを配ってもいいし、仕事の付き合いだけであれば何もしなくても構いません。
バレンタインだからと特別視してしまうと、気が滅入ります。バレンタインデーが近づくにつれて、バイトに行くのが嫌になるかもしれません。
バレンタインは楽しいイベントですが、それが負担になってはいけません。
純粋に楽しめないのであれば、あげない方が良いです。知らんぷりしておきましょう。
バレンタインチョコをあげる時の注意点
バレンタインデーにバイト先でチョコをあげる時には、ルールやマナーがあります。
あげればみんなから喜ばれると思ったら大間違いであり、逆に迷惑になることもあります。
チョコをあげて嫌な思いをしないためにも、どんな点に注意すれば良いのかご紹介します。
高価なチョコは贈らない
いくらバイト先でよく思われたいからといって、高価なチョコを贈る必要はありません。
ブランドチョコのように高価なものだとお金が必要になるし、もらう側も負担に感じます。
反対に安すぎるチョコも良くないです。1個数十円のチョコをもらっても義務感が漂い、素直に喜べない人もいるでしょう。
スーパーやデパートのバレンタインコーナーに行けば、手頃な値段の商品が売っています。
高すぎる・安すぎる商品には気をつけ、予算内で買えるものにしてください。
手作りはしないほうが良い
バレンタインにチョコやお菓子をあげるときは、市販のものがおすすめです。
自分で作った方が安上がりだからといって、手作りすると食べてもらえないことがあるからです。
手作りチョコは味に保証がないし、衛生面も気になります。もらう方も負担に感じます。
恋人がいる人や既婚者なら、他人から手作りチョコをもらうのは迷惑だと思うかもしれません。
気軽にもらってもらうためにも、手作りせずに市販のものをあげましょう。
個別に渡すよりもみんなに渡す
バレンタインのチョコを渡す時は、ひとりひとり個別に渡すよりもみんなに渡した方が良いです。
個別に渡すと配り忘れたり、もらえない人が出てくるからです。
Aさんに渡してBさんに渡さないという状況になると、バイト内の空気が悪くなります。
バレンタインにチョコを渡すと決めたのであれば、みんなに渡すようにしてください。
なお、人数が多いバイト先だとひとりひとりに買うと高くつきます。チョコを買うだけでバイト代がなくなるかもしれません。
そんな時は個別に買うのではなく、小分けされたチョコが入っている“バレンタインギフト”にしましょう。
そうすれば自由に食べることができるし、予算内で収められるでしょう。
渡すタイミングに注意する
バレンタインチョコを個別に渡す時は、タイミングに注意してください。
仕事が終わった後だと用事がある人は即帰宅するため、渡しそびれる可能性があります。
せっかくチョコを用意したのに渡せないのは悲しいですよね。
そのため、渡すなら勤務開始前がベストです。いつもより早めに出勤して、会った人から渡してください。
なお、シフト交代制の時は入れ違いになって渡せないこともあります。忙しい中でわざわざ全員を呼び止めるのも難しいでしょう。
そんな時は控え室やみんなが目にする場所に置いてください。あなたからだとわかるように付箋を貼っておけば良いでしょう。
渡す時にメッセージを伝える
バレンタインチョコを渡す時は、ひと言メッセージを付け加えて渡してください。
店長や先輩に渡すときは「いつもお世話になっています。これからもよろしくお願いします」と言って、御礼が言えればOKです。
同僚や後輩なら「お疲れさまです。今日はバレンタインなのでチョコどうぞ」といって、気軽にあげるのも悪くないでしょう。
ただし、誤解されたくないからと言って、「義理チョコですけどどうぞ」のような言い方は、もらう方も気持ちよくありません。
余計なことは言わずに、感謝の気持ちが伝わるメッセージにしてください。
チョコにこだわらない
バレンタインといえばチョコレートを渡すのが定番ですが、チョコにこだわる必要はありません。
チョコだと溶けやすいし、甘いものが苦手な人もいます。学校や家庭でもらうこともあるため、食べてもらえないかもしれません。
チョコ以外にも、クッキーやフルーツケーキ、マドレーヌなどを渡すのもありです。
洋菓子にこだわらず、モナカやどら焼きのような和菓子だと年配の人でも食べやすいでしょう。
チョコ以外だと意外性があるし、みんなからセンスがあると思ってもらえるかもしれません。
チョコにこだわらずに、みんなが喜んでくれると思うものを渡してください。
お返しを期待しない
バイト先でバレンタインをするときは、お返しを期待しないようにしてください。
見返りを求めて贈り物をしていると、不快感を与えてしまうからです。
もらう側も嬉しくないし、あなたの評価が下がります。
バレンタインがきっかけで、みんなから嫌われるのは嫌ですよね。
2024年のバレンタインはいつ渡す?
2024年のバレンタインデーは、2月14日水曜日になります。
業種によって異なりますが、週中なのであまり忙しくない曜日です。
当日に渡しても迷惑にならないし、バレンタインを楽しむ余裕があります。
もし、当日バイトに入っていないのであれば、12日(月)や13日(火)に渡しても構いません。
週末にバイト先で配る用のチョコを買って、12日~14日に渡せば忘れないでしょう。
お返しを期待しなくてもいいように、手頃な贈り物をしましょう。
みんなでバレンタインを楽しもう!
バレンタインデーは女性が好きな男性にチョコを渡すイメージがあるかもしれませんが、職場ではその限りではありません。
近年のバレンタインは女性が男性に渡すものではなく、女性から女性に渡したり、男性が渡すこともあります。
そのため、女性が多い職場でもチョコをあげるのはおかしくないし、男性が逆チョコとして女性に渡すのもありです。
男女関係なく、日頃の感謝の気持ちを伝えるイベントだとして、バレンタインを捉えてはいかがでしょうか?
バレンタインチョコを渡して、みんなとコミュニケーションが取れば、きっと良い関係を築くことができるでしょう。
まとめ
バレンタインだからといって、必ずチョコをあげなくてはいけないわけではありません。
バイト先のルールや風習によっては、あげないほうが良いという場合もあります。
あげるか否か迷った時は、まずバイト仲間に相談してから判断するようにしてください。
よく考えてから決めたほうがいいね
バレンタインをきっかけにみんなと良い関係が築ければ、仕事にも良い影響を与えます。
なんだかんだいっても、男性陣は女性からチョコをもらうことを期待しているものです。
たとえ義理チョコでももらえたら嬉しいし、幸せな気持ちになります。
バレンタインを特別視する必要はありませんが、あえて乗ってみることで良い思い出が作れるかもしれません。
バレンタインにチョコをあげるか悩むあなたは、バイトを大切に思っている証拠です。
バイト先で禁止されていないのであれば、積極的に渡してみてはいかがでしょうか。