11月後半になると街はイルミネーションで彩られてきますが、クリスマスもバイトだと思うと悲しくなりますよね。
クリスマスは休みたいなぁ…
クリスマスシーズンは何かと忙しくなります。休みたくても休めないという人も多いのではないでしょうか。
できることなら、クリスマスぐらいは恋人や家族と過ごしたいですよね。
実は、事前にしっかり対策をすることで、バイト先に迷惑をかけずに休むことができます。
「どうしても今年のクリスマスは休みたい!」という人は、諦めずに今から行動しましょう。
1)早めに休む相談をする
飲食店や宿泊施設など、クリスマスは多くの人が来店するバイト先では、クリスマスに休むのは難しいです。
遅くなると休めなくなるため、早めにシフトを管理している店長やマネージャーに相談してください。
相談する時期は早ければ早いほど休める可能性が高まります。
12月のシフトが出る前に相談すると良いでしょう。
相談するときは、正直に理由を伝えた方が良いです。
恥ずかしいからと言って「なんとなく」では休ませてもらえません。
とはいえ、「恋人と過ごしたい」という個人的な事情まで伝える必要はありません。
店長が同性なら共感を得られやすいですが、異性なら反感を買うおそれがあるからです。
恋人が理由で休みたい時は、友達に置き換えて「友達とクリスマスパーティーがしたい」と言えば良いでしょう。
遊びが目的の休暇申請ではありますが、ある程度の大人であれば事情は察してくれます。
恥ずかしい気持ちはあっても、勇気を出して相談してみましょう。
2)代わりの人を見つける
店長に休みの交渉をしても難しい場合、あなたの代わりに働いてくれる人を探してください。
仲が良いバイト仲間がいれば「クリスマスに休みたいので、バイトを代わってもらえませんか?」と相談するのもありです。
クリスマスに予定がない人であれば、快く引き受けてもらえるでしょう。
なお、相談相手はプライベートなことも話している人にした方が良いです。
普段から仕事の会話しかしていないのに、突然「彼氏と過ごしたいから休みたい」と言われても困惑されます。
既婚者より独身者の方が承諾してもらいやすいですが、「独身だから頼んできたのか!」と怒られる可能性もゼロではありません。
相談相手の性格や立場などを考慮し、失礼に当たらないように注意してください。
3)クリスマスイブだけ休む
クリスマスは12月25日ですが、日本の場合、クリスマスイブ(12月24日)が重視される傾向にあります。
そこでクリスマスイブだけ休みをもらって、25日は出勤してください。
24日・25日両方休むのは難しくても、片方だけなら休ませてもらいやすいです。
仲の良いバイト仲間と相談して、お互いのシフトを調節しても良いです。
日数が変わらなければ迷惑がかからないし、バイト仲間にも借りを作りません。
24日しか休めないのは辛いかもしれませんが、バイトをしているのであれば妥協も必要です。
クリスマスイブに思う存分楽しむことができたら、翌日のバイトも頑張れるでしょう。
4)クリスマス前の出勤を増やす
クリスマスシーズンは、一般的に10月31日のハロウィンが終わった後だと言われています。
11月になるとクリスマス商戦に向けて準備をするバイト先も多く、忙しくなってきます。
クリスマス前の出勤を増やす代わりに、クリスマス当日は休ませてもらってください。
クリスマスが一番忙しくなるとはいえ、クリスマス前の期間も大切です。
準備期間にたくさん働いているのであれば、クリスマス当日は休んでも良いと言ってくれるかもしれません。
バイト仲間にも相談してシフトを調節すれば、クリスマス当日に休みやすくなるでしょう。
5)年末年始はフルで出勤する
バイト先が忙しくなるのはクリスマスだけではありません。
年末年始の期間(12月下旬~1月上旬)はとにかく忙しくなります。
そこでクリスマスに休ませてもらう変わりに、年末年始はフルで出勤すると伝えてください。
クリスマスはたった2日ですが、年末年始はおよそ14日間(2週間)あります。
年末年始は休みたい人が多いため、働ける人はありがたく思われるでしょう。
なお、年末年始に働くと時給がアップすることも多いです。
みんなが休んでいる間に働くのは辛いですが、給料を励みに頑張りましょう。
6)出勤時間をずらしてもらう
どうしてもクリスマスの2日間に休むことができないのであれば、出勤時間をずらしてもらうのもありです。
バイトを休むことにはならないため、バイト先に迷惑がかかりません。
たとえば、普段は遅番で夜に働いている人は、クリスマスだけ早番にしてもらうのです。
早番で朝9時~17時まで働いたとしても、夜はフリーです。
恋人と一緒に過ごしたり、友達とクリスマスパーティーをする時間は十分あります。
クリスマスは夜から本番になるといっても過言ではありません。
なんとか夜に休ませてもらうためにも、出勤時間の変更を申請しましょう。
7)早上がりさせてもらう
クリスマスだからといって、どんな店でも忙しいとは限りません。
時勢が大きく影響するため、「意外と暇だった」と場合もあります。
飲食店でファミレスや外食チェーン店なら忙しいですが、食堂や牛丼店など恋人や家族で行かない店なら暇でもおかしくありません。
飲食店が忙しいのは主に18時~20時のディナータイムであり、それを過ぎるとお客さんもまばらになってきます。
そのため、閉店時間まで働かなくても良い場合があり、交渉次第では早上がりさせてもらえる場合があります。
厳密には休んでいませんが、早上がりさせてもらえばクリスマスを楽しむことができます。
クリスマスに休めなくても、最終手段として考えておきましょう。
やってはいけないNG行動
いくらクリスマスに休みたいからといって、無理やり休もうとするのは良くありません。
無理やり休むのはバイト先に迷惑がかかるし、バイト仲間から嫌われてしまうからです。
そこで、クリスマスに休むために、やってはいけないNG行動をご紹介します。
誤った行動を起こさないように注意してください。
体調不良と嘘をつく
本当に体調が悪い場合を除き、体調不良と嘘をついてクリスマス当日に休むのは止めてください。
クリスマス当日に体調不良と言っても仮病を疑われます。
特にクリスマス休みの交渉をしていた人であれば、信用してもらえない可能性が高いです。
無理に弱々しい声を作ったり、咳き込んでも嘘だとバレます。
バレたら最後、バイト内での信用を一気に失い、今後働きづらくなるかもしれません。
嘘をついて休むことで、本当に体調が悪い時に休めなくなります。
万が一の事を考えても、嘘をついて休むのは止めましょう。
なお、本当に体調が悪い人は病院に行ってください。
病院の診断書(領収書でも可)を見せれば、信用してもらるでしょう。
予定がないのに休む
「クリスマスにバイトをするのは恥ずかしい(寂しい人だと思われる)」からといって、予定がないのに休もうとしていませんか?
たとえ休ませてもらえたとしても、適当な嘘をついて休むのは虚しいだけです。
罪悪感が残るし、バイト仲間に申し訳なくなるでしょう。
クリスマスに予定がないのであれば、バイトをしてお金を稼いてください。
クリスマスに時給アップされる場合もあるため、いつもより稼げます。
クリスマスにバイトをするからといって、恥ずかしがる必要はありません。
働く人がいるから、みんながクリスマスを楽しめるのです。
周りの目は気にせず、堂々とバイトしましょう。
無断欠勤する
どうしてもクリスマスに休ませてもらえないからと言って、強硬手段に出てはいけません。
無断欠勤してシフトに穴を開けることになれば、みんなに迷惑がかかります。
バイト先にも居づらくなるし、最悪「辞めてくれ」と言われるかもしれません。
また、無断欠勤してバイトを休むと罪悪感が残ります。
バックレた後が気になり、心からクリスマスを楽しめなくなるからです。
クリスマスが来るたびに、嫌な思い出が蘇るでしょう。
バイトを辞める
クリスマスに休ませてもらえないからといって、「バイトを辞める」と伝えるのよくないです。
いくら人手不足だと言っても、従業員に辞めると脅しをかけられて良い気がする人はいません。
かんたんには辞めさせてもらえないし、承諾されても辞めるまで気まずくなります。
クリスマスは毎年あります。たった1~2日楽しむためにバイトを辞めるのは損です。
早まった行動をして取り返しがつかない状況になる前に、軽はずみな行動は慎みましょう。
日頃の行いが良いと休ませてもらいやすい
クリスマスに休めるかどうかは日頃の行いも重要になります。
普段から真面目で一生懸命働いていれば、クリスマスでも休ませてもらいやすいです。
あなたの代わりに働いてくれるバイト仲間もすぐ見つかるでしょう。
逆に遅刻や欠勤が多かったり、手を抜きながら仕事をしている人は、休みたいときに休ませてもらえません。
バイトといっても日頃の行いが人間関係を形成します。
大切な日に休ませてもらうためにも、普段から手を抜かずに一生懸命働いてください。
バイト先から信頼を得ていれば、楽しいクリスマスを過ごすことができるでしょう。
2023年のクリスマスは25日が狙い目
2023年のクリスマスは、12月24日が日曜日で25日が月曜日です。
日曜日はクリスマス関係なく休みづらいですが、月曜日なら休める場合があります。
飲食店に限らず、平日の月曜日は週明けで予約が少なく、比較的客が少ないからです。
クリスマスだと予約が増える傾向はありますが、26日(火)以降は平日が続くため、無理はできません。
23日(土)、24日(日)をクリスマス代わりに楽しんで、25日はいつも通り過ごす人も多いです。
そのため、「土日は出勤するから、25日は休ませてほしい」とお願いすれば、認めてもらえるでしょう。
25日は月曜日とはいえ、クリスマス当日です。
クリスマスイベントを開催している場所も多いため、クリスマスを満喫することができるでしょう。
まとめ
クリスマスにバイトを休む方法をご紹介しました。
クリスマスにどうしても休みたいという人は、クリスマスが近くなってから焦るのではなく、前もって行動してください。
早めに相談することが大切なんだね
12月のシフトを出す前に店長やバイト仲間に相談し、休むための計画を立ててください。
クリスマスはみんなが休みたいと思っているため、自分だけ休むのは困難です。
午前中だけ出勤したり、24日休んで25日は出勤するなど工夫して、迷惑をかけないようにしなければいけません。
自分だけ休めれば良いという考えではなく、バイト仲間と協力しながら休むスケジュールを組むことが大切です。
普段から真面目に働いていれば、きっと誰かが助けてくれるでしょう。
クリスマスを思い切り楽しみためにも、一生懸命バイトを頑張りましょう。