バイトを休む回数が多くなると、印象が悪くならないか心配ですよね。
休みすぎるとクビになる？
休む回数が多いとみんなに迷惑がかかるため、辞めさせられるのではないか？と思う気持ちわかります。
できることなら、休みが原因でクビにはなりたくないですよね。
実は、バイトを休みすぎることでさまざまなリスクが発生します。
何も考えずに休んでいると、思わぬトラブルに発展するでしょう。
そこで今回は、バイトを休むことが多い人向けに、上手に休む方法をご紹介します。
休みすぎて行きづらくなる前に、対処するようにしてください。
休みすぎだと思われる回数・頻度
体調不良や学校の行事などで、バイトを休みたくなるときがあります。
事情があって休むのは仕方ないですが、休む回数・頻度が多くなると「休みすぎ」だと思われます。
たとえば、月1回なら何も思われませんが、週1回なら目立ちします。
毎週のように休んでいると「やる気がない」「サボっている」という印象を与え、周りから嫌われてしまうでしょう。
また、回数は多くなくても休む日数が長いと「休みすぎ」だと思われます。
テスト勉強をするからといって、1週間も2週間も休んでいれば、休みすぎだと非難されるでしょう。
休みすぎだという基準は人それぞれ異なりますが、目安として「週1回、月2～3回」休んでいると、悪い印象を与えると思ってください。
バイトの休みすぎで起きる問題
バイトを休む機会が多くなると、さまざまな問題が発生します。
どんなトラブルに繋がるのか見ていきましょう。
仕事が覚えられない
バイトを頻繁に休んでいると、仕事が覚えられなくなります。
せっかく仕事を教えてもらっても、出勤間隔があけば忘れてしまうからです。
仕事が覚えられないとミスが増え、周りに迷惑がかかります。
仕事に対するモチベーションも下がり、余計覚えられなくなるといった悪循環に陥るでしょう。
人間関係が築けない
バイトを休みすぎると、バイト先での人間関係が築けなくなります。
休む回数が多いとバイト仲間と接する機会が少なくなり、コミュニケーションを取りづらくなるからです。
また、頻繁に休む人は印象が悪くなり、信用されなくなります。
バイト先で孤立してしまい、働きづらくなってしまうでしょう。
時給が上がらない
バイトを休みすぎる人は、時給が上がらなくなります。
休みが多いとバイト先に迷惑がかかり、やる気がないと思われるからです。
バイト先への貢献が少ないと判断されれば、どれだけ長期間働いても時給は上がりません。
いつまで経っても時給が上がらないと、ますます働く意欲は失ってしまうでしょう。
シフトを減らされる
バイトを休みすぎる人は、シフトを減らされる傾向にあります。
急に休まれると困るため、最初からシフトを減らして影響が出ないようにします。
また、休みがちだと「勤務態度が悪い」とみなされるため、懲罰的に減らされる場合もあります。
シフトを勝手に減らされると収入の見通しが立たなくなるため、生活に影響が出るでしょう。
休み癖がつく
バイトを休みすぎていると、休み癖がつくようになります。
何度も休んでいる内に罪悪感が薄れ、休むのが当然のような感覚に陥ります。
少しでも嫌なことがあると休むようになり、勤労意欲が失われます。
何日も休むと行きづらくなり、いずれ辞めなくてはいけなくなるでしょう。
バイトの休みすぎでクビになる？
バイトを休みすぎると、クビになるのではないか？と心配になりますよね。
バイト先に迷惑をかけているため、辞めてくれと言われないかビクビクしてしまいます。
しかし、バイトの休みすぎが原因でクビになることはありません。
雇用主が従業員を解雇するためには、社会通念上「解雇が相当」だと認められる理由が必要だからです。
そのため、休む頻度が多いからといって、いきなりクビになることはありません。
ただし、クビにはならなくても「辞めたほうが良いのではないか？」と言われる可能性はあります。
何回休んだらクビという決まりはないものの、休みすぎるとバイト先に居づらくなってしまうでしょう。
休みすぎだと思われない上手な休み方
バイトを休むのは駄目だとわかっても、どうしても休まなければいけない日もあります。
学生なら学校の予定が入る場合もあるし、主婦なら家庭の事情で休まざるを得ない場合もあるでしょう。
そこで、休んでも休みすぎだと思われない、上手な休み方をご紹介します。
休む理由を明確にする
バイトを休むときは「なぜ休むのか？」を具体的に伝えるようにしてください。
学校の行事があって休みたいときは、「○月○日にテストがあるので休ませてください」と、日程を言うようにしましょう。
体調不良なら「風邪引いたから休ませてください」ではなく、「38度の熱があって病院に行きたいので、休ませてください」と言えば想像しやすいです。
休む理由が具体的であればあるほど信憑性が増し、サボっているようには思われません。
早めに休む相談をする
バイトを休むときは、いつ休みの連絡を入れるかも重要です。
前日や当日だとバイト先に迷惑がかかるため、マナーが悪いと思われます。
しかし、早めに休みの相談をすれば、不誠実だとは思われません。
バイト先もシフトの調節がしやすくなるため、休みやすくなるでしょう。
土日祝日を避けて休む
バイトを休むときは、なるべく土日祝日は避けるようにしてください。
土日祝日は多くのバイト先で忙しくなるため、どんな理由でも休まれたら困ります。
たとえ正当な理由があっても、土日祝日ばかり休んでいると、遊びにいくのではないか？と疑われます。
バイト仲間から反感を買う可能性が高いため、なるべく暇そうな日に休むようにしてください。
代わりに入れる日を伝える
あなたがバイトを休むと他の人の出勤数が増えるため、バイト仲間に迷惑がかかります。
そのため、休みたいときは代わりに入れる日を伝えるようにしてください。
シフトの交代であれば応じてもらいやすいし、迷惑を最小限に抑えられます。
特に土日祝日ならみんなが休みたいと思っているため、交代しても悪く思われないでしょう。
バイト先に差し入れする
休む回数が多くなってきたら、バイト先に差し入れしてください。
差し入れをすれば「申し訳ない」という気持ちが伝わり、律儀な人だと思ってくれます。
差し入れの品は、クッキーやチョコレートなどのお菓子がおすすめです。
差し入れをしてみんなに喜んでもらえれば、少々休んでも大目に見てくれるでしょう。
体調不要が原因なら働き方を見直す
体調不良が原因でバイトを休むことが多い人は、働き方を見直してください。
人間なので誰でも体調不良になる可能性はありますが、あまりにも休みすぎると「自己管理ができない」と思われます。
場合によっては「改善する意思がない」と思われ、辞めてくれと言われかねません。
いくらお金を稼ぎたくても、働けないのでは本末転倒です。
特に学生は学校との両立が難しくて体調不良になりやすいため、注意しましょう。
バイトを休みすぎても辞める必要はない
バイトを休みすぎると、だんだんバイト先に行きづらくなります。
迷惑をかけた罪悪感から、「もう辞めたほうが良いのではないか？」と思う人もいるでしょう。
しかし、バイトを休みすぎたからといって、辞める必要はありません。
無断で休むのは駄目ですが、正当な理由があって休んだのであれば、気にする必要はないです。
むしろ、急に辞められた方が迷惑になり、みんなの負担が増えます。
申し訳ないという気持ちがあるのなら、これからは休まないように努力してください。
出勤している日に一生懸命働いていれば、多少休んでも嫌われはしないでしょう。
バイトの休みすぎに関するQ&A
上記でご紹介した内容以外にも、バイトの休みに関する悩みはあります。
休んでクビになることはなくても、休みすぎると気まずいです。
そこで、休みすぎに関するよくある質問をまとめました。
休みすぎが気になっている人は、ぜひ参考にしてください。
高校生や大学生でも休みすぎると嫌われる？
高校生や大学生でも、バイトを休みすぎると嫌われる場合があります。
あなたが何度も休むことで、他の人にシワ寄せがいくからです。
学生なら学業を優先して当然ですが、テストがある度に休むと迷惑がかかります。
そのうち、「辞めたほうがいいのでは？」と嫌味を言われかねません。
学生という立場に甘えず、計画的に働くようにしましょう。
休みすぎて怒られたときはどうすればいい？
バイトを休みすぎて怒られたときは、素直に謝罪することが大切です。
店長やバイト仲間に直接謝り、反省した態度を見せるようにしてください。
たとえどんな理由があっても、バイトを休むと周りに迷惑をかけます。
あなたの代わりに誰かが入らなければいけないし、休みがなくなっているかもしれません。
怒られているうちが華だと思い、休む回数を減らすようにしましょう。
月3回休むのは多い？少ない
バイトを月3回休むのは、一般的にいって多いです。
月の3/4は休みの週がある状態になるので、印象が悪くなります。
同じシフトの人が欠勤に遭遇すると、「良く休む人」という印象を与えてしまいます。
ただし、休む理由は人それぞれであり、体調不良も関係します。
女性なら生理が重たい人もいるし、体調が悪いと働けません。
もし、月3回以上休む日があるのであれば、バイト先と相談してください。
シフトを見直して少なくすれば、休んだことにはなりません。
休む頻度を減らすことで、休んでいる印象は薄れるでしょう。
まとめ
バイトを休みすぎるとクビになるのではないか？と心配になりますが、実際にクビになるケースは少ないです。
だからといって、休みすぎると信用を失ってしまうため、休み方には注意してください。
休み方に気をつけたいね
休みすぎだと思われないようにするためには、休む理由を明確にするのが大切です。
なぜ休むのか正確に伝え、なるべく早めに伝えるようにしてください。
土日祝日を避け、代わりに入れる日を提案すれば、少々休んでも大目に見てくれます。
たとえ休みすぎても普段は真面目に働いているなら、クビになることはありません。
休んだ次の日はしっかり謝罪し、感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。
