春の大型連休といえばゴールデンウィーク。ゴールデンウィークぐらいはバイトを休みたいですよね。
GWに休むのは難しいよね?
実家に帰省したいし、友達とも会いたい。ゴールデンウィークでも休みたいと思う気持ちわかります。
できることなら休ませてほしいけど、休みを希望しても無理だと言われそうですよね。
実は、ゴールデンウィークだからといって、絶対にバイトを休めないわけではありません。交渉次第で休ませてもらうことも可能です。
そこで今回は「ゴールデンウィークにバイトを休む方法」をご紹介します。
「なんとかしてゴールデンウィークは休みたい!」という人は、バイト先と交渉しましょう。
ゴールデンウィークは休みにくい
接客業を中心に、ゴールデンウィークはバイト先にとって繁盛期になります。
飲食店をはじめ、小売、アパレル、ホテル、レジャーなどの業種でお客さんが増加します。
人手が足りなくなる時期であり、休みたくても休ませてもらえないことが多いです。
バイト募集する時はゴールデンウィークに働いてくれることを想定しており、3月・4月の面接は働ける人を優先して採用しています。
そのため、「ゴールデンウィークに休ませてほしい」と言っても、基本的には認めてもらえません。
面接で採用されるために「ゴールデンウィークでも働けます!」と言ってしまいがちですが、その場しのぎで答えると後悔することになります。
これからバイト探しをする人は、「基本的に接客をするバイトはゴールデンウィークに休めない」と覚えておきましょう。
ゴールデンウィークに休む5つの方法
基本的に接客関連のバイトをしてて、ゴールデンウィークに休むのは難しいですが、交渉次第で休める場合もあります。
どんな方法を取れば休めるようになるのか見ていきましょう。
早めに相談する
4月・5月のシフトが出る前に、シフトを管理している店長やマネージャーに相談しましょう。
シフトが出る前に相談することで、休ませてもらえる場合があります。
ポイントは通常より早く相談することです。シフトが確定するのが月末であれば、1ヶ月以上前から相談してください。
例)4月のシフトが3月末に確定する場合→3月上旬に相談する
例のように前もって計画的に相談しておくことで、ゴールデンウィークに休める場合があります。
ただし、相談するのが早すぎると忘れられる可能性があるため、注意が必要です。
年末年始に働いた見返りに、ゴールデンウィークに休ませてもらおうとしても、数カ月先(4月・5月)の予定などわかりません。
その時は「休んでいいよ」と言われたのに、「やっぱり出勤してほしい」と言われることもあります。
確実に休ませてもらうためにも、1~2ヶ月前に相談するようにしましょう。
他の人に代わってもらう
休みにくい時期に休ませてもらうためには、代わりの人を探しておくのが効果的です。
仲の良いバイト仲間に「ゴールデンウィークに休みたいので代わってほしい」とお願いしましょう。
ゴールデンウィークに予定がない人であれば、あなたの代わりに働いてくれるはずです。
普段から「ゴールデンウィークに実家に帰らなければいけない」などと話しておけば、事情を察してもらえるでしょう。
なお、代わってくれた後は、お礼を忘れないようにしてください。実家に帰ったり、旅行に行ったのであれば、お土産を渡すようにしましょう。
代わってくれたことを当たり前に思わず、きちんとお礼をすることができれば、人間関係が悪くなることはありません。
ただし、ゴールデンウィークのような忙しい時期はバイトスタッフが総動員される場合もあります。
代わってくれる人が見つからない可能性もあるため、注意してください。
後半だけ働く
ゴールデンウィークの対象期間は毎年異なりますが、主に4月29日~5月5日になるのが一般的です。
※5月5日が祝日なら、6日に振替休日になることもあります。
バイト先によっては、4月29日より数日前からゴールデンウィークを見なす場合もあり、期間は意外と長いです。
そのため、ゴールデンウィークの全期間を休もうとするのは無理があります。いくら早めに交渉しても、認めてもらえないでしょう。
そこでおすすめなのが、ゴールデンウィークの後半だけ働くことです。
4月29日~5月2日まで休ませてもらい、後半の5月3日~5月5日はすべて出勤します。
ゴールデンウィークといってもカレンダー通りの会社が多いため、本格的になるのは後半からです。
ゴールデンウィーク後半の忙しさがピークになる期間に出勤すれば、前半は休むことを許可してもらえる場合があります。
2021年のように5月1日が土曜日であれば、5月1日(土)~5月5日(水)まで5連休になるため、前半すべて休めるかはわかりません。
しかしながら、ゴールデンウィークを前後半で分けて交渉すると、休みやすくなるでしょう。
GW前に集中して働く
小売やアパレルなど、ゴールデンウィークが始まる前の期間から忙しくなる業種もあります。
ゴールデンウィーク商戦に向けた準備をするため、3月下旬~4月上旬にかけて忙しくなります。
そこで、ゴールデンウィーク前の出勤を増やすかわりに、ゴールデンウィークはできるだけ休ませてもらうように交渉してください。
準備期間にたくさん働いて貢献したのであれば、ゴールデンウィークは休んで良いと言ってくれるかもしれません。
年末年始、1月~4月までの連休時も積極的に出勤していると、更に印象は良くなります。
バイト仲間にも相談して、ゴールデンウィーク前のシフトを代わることで、ゴールデンウィーク期間中は休ませてもらいやるくなるでしょう。
4月から休職する
数日休むのではなく、海外旅行に行くためにゴールデンウィーク期間中はすべて休みたいという人もいるでしょう。
だからといって辞めるほどではなく、ゴールデンウィークが終わった後は今まで通り働きたいですよね。
そんな時は、4月から休職できないか相談してください。
ゴールデンウィーク直前の4月下旬から休ませてもらうよりも、1ヶ月まるまる休むほうが交渉は通りやすいです。
海外旅行や遊びが理由なら申請は通りにくいですが、留学や勉強のために休職を希望するのであれば、理解してもらえるでしょう。
バイトで長期休暇を取るのは難しいですが、数ヶ月前から休暇の相談をしていれば、承諾してもらえる場合があります。
以下の記事で長期間休むための交渉術を説明していますので、ぜひご参考ください。
ゴールデンウィークに休める理由とは
ゴールデンウィークはバイト先にとって、かきいれ時です。できるだけ休んでほしくありません。
休むためにはバイト先が納得するような理由が必要です。
そこで、どんな理由であれば休みやすくなるのかご紹介します。
入院する
病気や怪我が理由で入院するのであれば、休むことも納得してもらえます。
普段は元気に働いている人でも、検査入院をしたり、体内のボルトを抜く手術などで、休むことは考えられます。
ただし、ゴールデンウィーク直前で急に病気や怪我をすることは少ないです。
「急に体調が悪くなった」と言っても1日~2日休めば回復すると思われるため、ゴールデンウィークまるまる休めません。
急に言っても嘘をついたと疑われるため、事前に入院計画をバイト先に伝えるようにしてください。
葬式に出る
ゴールデンウィーク直前に身内が亡くなったのであれば、葬式に出ることを理由に休ませてもらえます。
葬式なら通夜からその後の対応まで数日必要です。ゴールデンウィークまるまる休んでもおかしく思われません。
たとえゴールデンウィーク直前に亡くなっていなくても、先に火葬を済ませ、みんなが集まれる時期に葬式をする事も考えられます。
そのため、事前に「ゴールデンウィークは葬式をするので休ませてほしい」と伝えておけば、認めてくれるでしょう。
なお、法事は葬式に比べて理由として弱いです。1日は休ませてもらえるかもしれませんが、何日も休ませてもらえないので注意しましょう。
短期留学する
通常の留学なら数ヶ月休む必要があるため、バイトは辞めることになります。
しかし、短期留学であればその限りではありません。1週間から受け付けている短期留学があるからです。
4月は年度が代わり、進学や進級して新しいことにチャレンジしたくなる時期です。
大学生だけでなく、社会人でも有給を使って短期留学をすることがあります。
そのため、まとまった休みがあるゴールデンウィークの期間中に、短期留学をしたいと思うのはおかしくありません。
嘘をついて休もうとするのはNG
いくらゴールデンウィークに休みたいからと言って、嘘をついて休もうとするのはよくありません。
たとえば仮病を使って休もうとしても、ゴールデンウィークは約1週間あるので通じにくいです。
家族の病気や介護を理由にすることもできますが、それらはゴールデンウィークが終わった後でも必要になります。
一人暮らしをしている人が、「病気の親の顔を見るために帰省したい」と言っても、何日も休まなくて良いと思われるでしょう。
嘘をついて休もうとしてもバレるし、みんなに迷惑がかかります。
「そこまでして休みたいのか…」と呆れられるし、あなたの信用も地に落ちてしまいます。
場合によっては、「それなら辞めてくれ」とクビになるかもしれません。
ゴールデンウィークはみんなが休みたいと思っています。自分だけ嘘をついて休むような真似はしないでください。
バイト先からの信頼が大切
ゴールデンウィークにバイトを休ませてもらうためには、何よりもバイト先からの信頼が大切になります。
遅刻が多く、仕事をサボりがちな人は、いくら正当な理由があっても思い通り休むのは困難です。
普段から真面目に働き、バイト先に貢献している人物でないと、ゴールデンウィークのような特別な日に休ませてもらえません。
与えられた仕事を一生懸命こなし、急なシフトのお願いでも率先して受けるようにしてください。
店長やバイト仲間からの信頼を築いていれば、いざという時に休ませてもらえます。
ゴールデンウィークに休みたいと思うのであれば、バイト先から信頼を得られるような行動を心がけましょう。
まとめ
接客業を中心にゴールデンウィークは忙しくなるため、バイトを休むのは難しいです。
しかし、理由次第で休ませてもらうことも可能になるため、諦めずに交渉しましょう。
早めに相談したほうがいいね
ゴールデンウィークにバイトを休むためには、計画性が必要になります。
4月のシフトが出る前に店長やバイト仲間に相談し、休ませてもらえるようにお願いしてください。
代わりの人が見つかれば、ゴールデンウィークの忙しい時期でも休ませてもらえます。
普段から真面目に働き、みんなから信頼される人物になれば、いざという時に助けてくれるでしょう。
なんとかゴールデンウィークに休ませてもらえたら、感謝の気持ちとお礼を忘れないようにしてくださいね。