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バイトを辞める時に菓子折りは必要?迷った時の考え方

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バイトを辞める時に菓子折りは必要?迷った時の考え方のイメージ

バイトを辞める時に、何か持って行くか悩みますよね。

 
ウサくん

菓子折りとか必要?

今までお世話になったお礼に、菓子折りを持って行ったほうが良いのではないか?と思う気持ちわかります。

何もせずに辞めると非常識だと思われそうだし、できたら気持ちよく辞めたいですよね。

実は、菓子折りを渡すと感謝の気持ちが伝わりやすいです。

誠意ある姿勢を見せることで、好印象のまま辞めることができるでしょう。

そこで今回は「バイトを辞める時に菓子折りを渡すか迷った時の考え方」をご紹介します。

菓子折りがいるかいらないかで迷っている人は、ぜひ参考にしてください。

辞める時に菓子折りは必要ない

菓子折り

基本的には、バイトを辞めるからといって菓子折りを渡す必要はありません。

菓子折りを渡さないからいって常識外れにはならないし、そういったルールがある職場も少ないです。

もちろん、菓子折りを渡さないからといって、辞められないわけではありません。

ルールに則って退職手続きをしたのであれば、マナー違反にはならないからです。

菓子折りを渡すか否かは気持ちの問題です。

菓子折りを渡さなくても、「今までお世話になりました」と挨拶すれば気持ちは伝わります。

逆に気を使わせてしまう場合もあるため、慎重に検討するようにしてください。

学生なら無理して渡さなくても良い

悩む女子高生

あなたが高校生・大学生であれば、無理して菓子折りを渡さなくても良いです。

特に高校生は時給が低く、収入も限られているため、菓子折りを買うのは痛い出費になります。

社会人ならお世話になったお礼に渡す慣習もありますが、高校生や大学生なら気にする必要はありません。

菓子折りを渡すよりも、「今までお世話になりました」と挨拶するだけで十分です。

それでも気になるようであれば、親に相談してみましょう。

「今までお世話になったんだから、礼儀として持って行けば?」と言われたら、渡すようにしてください。

お詫びとして菓子折りを渡すのもあり

お詫びする女性

お礼や挨拶目的ではなく、お詫びのつもりで菓子折りを渡すのはありです。

お詫びのしるしとして菓子折りを渡すことで、誠意が伝わりやすくなるからです。

たとえば、学校や家庭の事情で急にバイトを辞めなくてはいけない時があります。

一身上の都合とはいえ、バイト先に迷惑がかかっているため、あなたのことを悪く思う人がいるかもしれません。

そんな中で菓子折りを持って行き、別れの挨拶をきちんとすれば、イメージが変わります。

「あの人が辞めて大変だけど、きちんとした人だったね」と評価されるでしょう。

辞めることに後ろめたい気持ちがあるのであれば、菓子折りを渡してください。

そうすればケジメがつくため、罪悪感を覚えることなく辞められるでしょう。

菓子折りは働いていた期間で判断する

時計と日付の積み木

菓子折りを渡すか迷った時は、働いていた期間で判断してください。

1年以上勤めていたバイトなら信頼関係もあるため、菓子折りを渡すのはありです。

何もせずに辞めるよりも、菓子折りを渡してお礼がしたいと思っても不思議ではありません。

逆に、短期間で辞めるのに菓子折りを渡すと変に思われる可能性があります。

1~2ヶ月しか働いていないのに菓子折りを持っていくと、「どうして?」と思われるでしょう。

短期間でもお世話になったお礼がしたい気持ちはわかりますが、長期間働いていた時のみ渡すのが無難です。

菓子折りの渡し方とタイミング

菓子折りを渡す女性

菓子折りはなるべく店長(または責任者)に渡してください。

店長が忙しくしているようであれば、手が空くまで待ってから渡しましょう。

どうしても店長が捕まらないときは、マネージャーやバイトリーダーに渡しても構いません。

また、菓子折りを渡すタイミングは、最終日がベストです。

バイトを辞める何日も前に渡しても拍子抜けするため、最後に出勤する日にしてください。

ただし、後日制服を返しに行くのであれば、その時に菓子折りを渡すのが無難です。

バイト先が暇な時間帯に行って、制服とともに菓子折りを渡せば「律儀な人だ」と思ってもらえるでしょう。

菓子折りの買い方・選び方

クッキーの詰め合わせ

菓子折りを渡すといっても、どこでどんな物を買えば良いか難しいですよね。

今まで贈り物なんてしたことがないという人は、何を買えば良いかわからなくなるでしょう。

そこで、菓子折りの買い方・選び方についてご紹介します。

デパートで買う

菓子折りを買う時はデパートのギフトコーナー(デパ地下など)で買ってください。

デパートならさまざまな種類の菓子折りが売っているため、贈り物を買うのに最適です。

デパートなら見栄えの良い包装がされているため、渡すときにも困りません。

どれを買っていいかわからない時は、あなたと年齢が近そうな店員さんを見つけ、相談すると良いでしょう。

定番品を選ぶ

菓子折りを買う時は自分の好みで選ぶのではなく、定番の品を買ってください。

和菓子ならせんべいやおかき、洋菓子ならクッキーやマドレーヌが無難です。

同年代が多い職場なら洋菓子にし、年配が多い職場なら和菓子にすると、外すことはありません。

年齢層や人数構成を考えて、できるだけみんなが食べてくれる物を選びましょう。

高級品は買わない

菓子折りを買う時は3000円前後を目安にしてください。

ブランド物や高すぎる菓子折りを買っても、かえって気を使わせます。

高級品の反対に、安すぎるものもNGです。いくら気持ちが大切だと言っても、見た目が安っぽいのは印象が悪いです。

1000円もしないお菓子の詰め合わせを持っていったり、季節外れのセール品を渡すのは失礼になるので、注意してください。

日持ちする物を選ぶ

菓子折りを買う時は賞味期限に注意してください。

ケーキや団子などの生菓子は賞味期限が短いため、日持ちしません。

職場に冷蔵庫がないのであれば、アイスやチョコレートも避けた方が良いです。

お菓子はできるだけ常温保存が可能で、日持ちするものを選びましょう。

のしは付けない

菓子折りといえば、のしが付いてギフト包装されたイメージがありますが、のしは必要ありません。

表書きなどもせずに、お店で買った時の紙袋に入れて渡してください。

また、菓子折りが包装紙で包まれている時は、外してから渡しましょう

ラッピングされていると食べる時に躊躇するため、外してから渡すほうが良いです。

個別に渡す時でも職場用は必要

複数のクッキー

基本的に菓子折りはみんなに食べてもらうために、職場宛に贈るのが一般的です。

しかし、店長やお世話になった上司など、個別に渡したい時もあるでしょう。

その際は個人用と職場用とで複数買うようにしてください。

個人用だけだと誤解を招き、点数稼ぎをしているように思われます。

また、個人に渡す菓子折りは相手の好みに合ったものにしてください。

事前にどういったお菓子が好きか聞いておくと、外すことはないでしょう。

菓子折りを渡す時のメッセージ・例文

「お世話になりました」のメッセージ

菓子折りを渡す時は、メッセージを添えて渡してください。

メッセージを添えることで、最終日に顔を合わせない人にも感謝が伝わります。

メッセージは付箋に一言書く程度の長さにし、長すぎないように注意してください。

付箋だと書くスペースが限られているため、以下のように短いメッセージが無難です。

例)
「今までお世話になりました」
「長い間(短い間でしたが)、お世話になりました」
「○年間本当にお世話になりました」
「みなさんと仕事ができて楽しかったです」
「たくさんご指導いただきありがとうございました」

もし、一言だけだと素っ気なく感じる場合、菓子折りを勧めるような文言を加えると良いでしょう。

「今までお世話になりました。みなさんで食べてください」
「大変お世話になりました。みなさんでお召し上がりください」
「お世話になりました。クッキーです。みんなで食べてください」

なお、簡単なメッセージを添える他に手紙を書いて渡すのもありです。

以下の記事にて辞める時の手紙の書き方を説明していますので、ぜひ参考にしてください。

感謝が伝わる!バイトを辞める時の手紙の書き方・例文
バイトを辞める時は、お世話になった人へ感謝の気持ちを伝えたいですよね。何も挨拶せずに辞めるのは心無いし、「いつの間にかいなくなった」と思われ...

菓子折りを渡さない方が良い場合もある

仲が悪い二人の女性

菓子折りを渡すことで感謝の気持ちを具体的に表すことができますが、必ずしも渡したら良い印象が得られるとは限りません。

例えば、バイト仲間とあまり話すことがなく、良好な関係を築けていたとは言いづらい場合です。

これまで仲良くできなかった分、菓子折りを渡して最後ぐらい良い印象を与えたい、という気持ちもわかります。

しかし、最後だけ上手に取り繕うとしても、みんなの印象に残ることはありません。

逆に「なんで菓子折りを持ってきたの?」と怪しまれ、食べてくれない可能性もあります。

菓子折りを渡すか否か迷った時は、バイト先での人間関係を重視するようにしてください。

そうすれば菓子折りが無駄にならずに、気持ちを伝えられるでしょう。

失敗しない!定番の菓子折り5選

菓子折りを渡すと決めても、どれを渡せば良いか悩みますよね。

お菓子といっても和菓子から洋菓子まであるため、菓子折り選びが難しいです。

できることなら、菓子折り選びで失敗したくないですよね。

そんなあなたに、ネットでも買える定番の菓子折りをご紹介します。

何を買えば良いか迷っている人は、菓子折り選びの参考にしてください。

アンリ・シャルパンティエ

全国の主要百貨店でも愛されるアンリ・シャルパンティエは、菓子折りの定番です。

風味豊かなフルーツを贅沢に使ったタルトと焼き菓子が心を奪われます。

詰め合わせを買っていけば、休憩時間にみんなで味わうことができるでしょう。

ヨックモック

バターの風味と繊細な食感が楽しめるヨックモックは、50年以上人々に愛されています。

クッキータイプのシガールは口当たりがよく、二重三重と重ねた生地が特徴です。

内容量も豊富でひとつずつ個包装されているため、多くの人に味わっていただけるでしょう。

銀座千疋屋

老舗の高級フルーツ店である銀座千疋屋は、格式と品格があります。

厳選されたフルーツのみを取り扱っており、香り豊かない味わいを楽しめるでしょう。

フィナンシェやクッキーなら日持ちするため、長期間美味しさを保てます。

長崎 心泉堂

和菓子か洋菓子かで悩んだときは、どっちにも使える長崎カステラがおすすめです。

口の中で広がる上品な香りと優しい甘さがクセになり、食べる人を笑顔にします。

1本タイプの物を選び、家族がいる店長や上司に贈るのも良いでしょう。

もち吉

年配が多い職場なら、もち吉の煎餅が喜ばれます。

日本の米と水にこだわって作られており、豊かな風味を味わえます。

個包装されているので配りやすく、みんなに楽しんでもらえるでしょう。

まとめ

バイトを辞めるときに菓子折りを渡す必要はありませんが、渡すことで感謝の気持ちを伝えることができます。

菓子折りを渡すか迷った際は、バイト先での人間関係を考慮した上で判断しましょう。

 
ウサくん

やっぱりお礼がしたいよね

長期間勤めていたり、バイト仲間と良好な関係を築けていたのであれば、菓子折りを持っていくのはありです。

クッキーやマドレーヌなど、みんなが食べやすい定番品を選び、日持ちするお菓子にしてください。

また、菓子折りをいつ渡せばいいか迷ったら、最終日に渡すのが無難です。

最終日に会わなかった人のために、メッセージカードや手紙などを添えて渡すと伝わりやすくなります。

「今までお世話になりました」という挨拶とともに、菓子折りを渡せば気持ちよく円満退職することができるでしょう。

今回のポイント

菓子折りを渡す上で、休憩室も一つのポイントになります。休憩室があれば気軽に食べることができますが、休憩室が無いと置き場所に困ります。かえって迷惑に思われるかもしれません。みんなが集まる場所が無いのであれば、菓子折りは見送った方が良いでしょう。

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