ドキドキしながらバイトの応募電話をしたのに、担当者が不在だと言われることがあります。
担当者がいない!
担当者がいると思って電話をしているのに、不在だと焦りますよね。
そのまま電話を切ってかけ直したほうが良いのか、戻ってくる時間帯を聞いたほうが良いのか迷うことでしょう。
できることなら、失礼に当たらないように応募したい気持ちを伝えたいですよね。
そこで今回は「バイトの応募電話で担当者が不在な理由と対処法」をご紹介します。
担当者が不在だと言われても、慌てないように準備しておきましょう。
担当者が不在な理由と対処法
バイトの採用担当者がいつも在席しているとは限りません。電話をかけた時に不在なことも多いです。
もし、「担当者は不在です」と言われたらどうすれば良いのでしょうか?
よくある担当者が不在な理由と対処法をご紹介します。
接客中である
接客業だと採用担当者がお客さんを接客しているため、電話に出られないことがあります。
接客が終わるまで保留にしてもらうこともできますが、忙しいと迷惑がかかります。
そのため、「改めてかけ直します」と言って、一旦電話を切ったほうが良いでしょう。
出勤していない
採用担当者だからといって、いつも出勤しているとは限りません。
コンビニのように少人数で働いている店舗だと、出勤していない日もあります。
出勤していないと言われたら、いつ出勤されるのか聞き、改めてかけ直してください。
会議に出ている
データ入力やコールセンターなど、勤務先が会社内である場合、採用担当者が会議に出ている場合があります。
会議は午前中に行われることが多いですが、昼休憩明け(13時~14時頃)にする場合もあります。
会議に出ていると言われたら、何時頃に終わるか聞いて、その時間帯にかけ直すようにしてください。
別の電話に出ている
在席しているものの、別の電話に出ているため、対応できない場合もあります。
この場合、いつ電話が終わるのか聞いても電話に出た人はわかりません。
そのため、「また1時間後にかけ直します」などと伝えてください。
具体的な時間を伝えることで、あなたからの電話を認識してもらえます。
わからない
意外と多いのが、採用担当者がどこにいるかわからないケースです。
バイト先の人間だからといって、いつも採用担当者の動向を把握しているわけではありません。
むしろ電話に出た人がバイトスタッフである場合、知らないことの方が多いです。
もし、「いつお戻りになりますか?」と聞いても言葉を濁すようであれば、「また○分後にかけ直します」などと言って、電話を切ったほうが良いでしょう。
担当者が不在と言われた時のトーク例
それでは実際に「担当者が不在です」と言われら、どうすればいいのでしょうか?
トーク例を元に対処法をご紹介します。
担当者不在時のトーク例
あなた「アルバイト募集を見てお電話しました(あなたの名前)と申します。採用ご担当者様はいらっしゃいますか?」
相手「申し訳ありません。(採用担当者の名前)は、ただいま席を外しております。」
あなた「おそれいりますが、何時頃お戻りになるかお分かりになりますか?」
相手「あと30分ぐらいしたら戻ってくると思います」
あなた「ありがとうございます。それではまた30分後にかけ直します」
ポイントは、在席している時間帯を聞くことです。
いつ電話に出られるかわからないと、何度もかけ直すことになります。電話に出た人にも迷惑がかかります。
だいたいの目安を聞き、それに合わせて再度電話をかけ直すということを伝えれば、スムーズに対応してもらえるでしょう。
折り返し電話を求めるのはNG
電話対応してくれた人から、折り返し電話をかけると言われていないのに、自分から折り返し電話を求めるのはNGです。
図々しい人だと思われるし、電話対応してくれた人が約束できるとは限らないからです。
取引先の電話ならともかく、バイト応募の段階で約束を取り付けようとするのは失礼にあたります。
相手から「折り返しお電話させていただきます」と言われない限り、自分から電話をかけるようにしてください。
採用担当者に連絡がつきやすい時間帯
採用担当者に連絡がつきやすい時間帯は、職種・勤務形態によって異なります。
定番のバイトを中心にご紹介しますので、応募先と照らし合わせて参考にしてください。
飲食店
ファミレスやラーメン屋など、飲食店はランチタイム(11時半~14時頃)と、ディナータイム(18時半~21時頃)に忙しくなります。
そのため、午前中なら10時~11時頃に電話をし、午後なら15時~17時頃に電話をかけると良いでしょう。
居酒屋やバーなど、夜に忙しくなるお店であれば、16時~17時頃が無難です。
コンビニ
コンビニは24時間営業をしているため、どの時間帯に採用担当者(店長)がいるかは定かではありません。
人材を雇用しにくい時間帯である、早朝・深夜に働いていることもあります。
ただし、商品の発注やマネージャーとの打ち合わせなどで、昼過ぎから夜にかけて出勤していることが多いです。
目安として、14時~17時頃に電話をかけると繋がりやすいでしょう。
オフィスワーク、工場等
データ入力やコールセンターなど、オフィスワークが中心のバイトは、9時~17時(または10時~18時)で働く社員が多いです。
午後からは会議などで不在の場合も多いため、電話をするなら午前中(11時半まで)にした方が良いでしょう。
同様に工場や営業所でのバイトも、午前中に電話することをおすすめします。
病院
歯科医院の受付や医療事務のバイトに応募する時は、午後に電話をするようにしてください。
午前中は患者で混み合うため、電話をかけても迷惑になります。
午後の診察を開始する時間帯(主に16時~17時頃)だと診察数も少なくなるため、対応してもらえるでしょう。
塾、学校
塾講師や学校関係のバイトに応募する時も、午後に電話をかけたほうが良いです。
午前中は授業や生徒への指導で忙しいため、不在であることが多いです。
15時~17時頃であれば在席していることも多いため、午後から夕方にかけて電話をかけるようにしてください。
不在だと嘘をつかれた可能性はある?
採用担当者が在席してそうな時間帯に電話をしたのに、不在だと言われることがあります。
採用担当者が電話に出ないのは、もう募集を締め切ったから?嘘をつかれたのではないか?と心配になる人もいるでしょう。
しかし、嘘をついて不在だと言うことはないです。
募集を終了していたら求人を取り下げるし、電話に出た人から「募集は終わりました」と言われます。
むしろ嘘をついて不在だと言えば、また電話がかかってくる可能性があるため、余計に面倒くさいことになります。
電話に出た人が求人に詳しくない可能性もありますが、求人の期限内であれば、まだ募集はしているはずです。
うがった見方をするのではなく、時間を置いてから改めて連絡してください。
かけ直しても不在な時はWebから応募する
採用担当者がいないからといって、何度も電話をすると「しつこい人」だと思われます。
応募の段階から印象を悪くしているため、面接してもらっても不採用のきっかけになるかもしれません。
もし、電話をかけ直しても採用担当者と連絡が取れない時は、電話応募は諦めてください。
電話で応募する代わりに、Webから応募しましょう。ホームページを作っている会社なら、サイト上でも求人していることが多いです。
お問い合わせフォームやメールなどから連絡すれば、採用担当者が在席している時に見てもらえるため、迷惑にはなりません。
チェーン店なら本部のサイトや求人サイトで募集していることもあるため、Web応募も検討しましょう。
何度も不在対応なら諦めた方がいい
何度連絡しても担当者と連絡が取れないのであれば、諦めるようにしてください。
いつも連絡が取れないのは異常であり、時間を無駄にしてしまうからです。
担当者から連絡が来るまでソワソワするし、他のことができなくなります。
たとえ連絡が来ても、忙しい人ならすぐ面接してくれません。
こちらから連絡しているのに、何日も待たせるようなバイト先はいい加減です。
ブラックバイトの可能性もあるため、諦めた方が良いでしょう。
まとめ
勢いでバイトの応募電話をしてしまうと、採用担当者が不在な時に頭が真っ白になります。
事前に採用担当者がいない場合を想定して、どのように対処するべきか準備しておきましょう。
電話する前に練習した方がいいね
採用担当者は多忙です。接客中であったり、会議に出ているなどで、不在になることも多いです。
電話に出た人から担当者が不在だと聞かされた時は、戻ってくる時間帯を聞き、改めてかけ直すようにしてください。
かけ直しても不在だからといって、自分から折り返し電話を求めるのはNGです。
相手から「こちらから連絡します」と言われたら応じるようにしてください。
バイト先が忙しくない時間帯に電話をし、明るく・ハキハキと受け答えをしていれば好印象を与えられます。
電話マナーに気をつけて、落ち着いて対応するように心がけましょう。